【暮らしの整理・収納術】転勤で見つけたフィットする仕組み〜楽しく・安心できる賃貸暮らし(kagi.__さん)

いつもムクリをご覧いただきありがとうございます。


「暮らしの整理・収納術」はインスタグラム中心に日々整理・収納、お掃除を実践されている方にご協力いただき、コラム形式で配信していきます。


目的や手順、使用しているアイテムに至るまで実践形式でご紹介していきます。ご存知の内容もあるかと思いますが、ぜひ復習も兼ねてご覧いただければ幸いです。


※記事をご覧いただき実用する際には商品(洗剤等)の使用上の注意を必ずご確認いただき、また使用するもの、場所によっては対象物の注意書きもご確認いただくようお願いいたします。


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コラム執筆者のご紹介


進学や就職、転勤など様々な理由でお引っ越しされる方も多い季節ですね。


今回ご協力いただくのは、転勤族故に引っ越しを何度も経験しながら、自分達の暮らしに本当に必用なモノが見えてきたというkagi.__さん(以下、kagiさん)です。


収納の仕方やモノ選びの基準、3人のお子さんたちとの関わり方など、kagiさんが取り組んでいる暮らしの仕組みづくりについて、お話していただきたいと思います。


それではKagiさん、よろしくお願いいたします。


はじめに自己紹介


はじめましてkagiと申します! 

この度ムクリさんからお声掛けいただき、コラムを書かせていただくことになりました。会社員の夫と私・長女(11歳)・長男(9歳)・次男(5歳)の5人家族です。


今は夫の会社で借上げしている社宅扱いの3LDKの戸建借家で暮らしています。この街にすみ始めて今春で丸3年になります。


我が家は夫の仕事の関係で転勤族ですが、異動は全国規模なので毎回異動の発表がある時期はドキドキしながら過ごしています。


私は週4~5日、20時〜0時過ぎまでのシフトでパートタイマーとして働いています。今は違う職種の仕事をしていますが、いつか大好きな無印良品で働くことを夢みています。


我が家にフィットする暮らしの仕組み


転勤族ならではの工夫


私たちは結婚してから3回の引越しを経験しました。モノが多い生活から、今のモノを持ちすぎない生活に変わるキッカケとなったのは今の家への引っ越しでした。


以前暮らしていた物件は今の家と同じような3LDKの間取りでしたので、家具などもそのまま配置すればいいだろうとざっくりと考えていました。しかし実際は新居のキッチンはとても狭く、それまで使っていた食器棚が収まらないことが判明しました。


いざ持っていた食器棚が置けないとなると、その中のモノはいったいどうすれば良いか考え、これはモノを手放さなければ!と思い、そこから私の断捨離人生がスタートしました。


今の我が家はだいぶスッキリとした部屋になっていますが、実はモノが溢れた家でした。


日用品などのストックはムダに買い貯め、気になる商品があれば深く考えずに買い漁る生活でした。 


加えて、雑貨を飾ることが好きだったので部屋中のあちこちに雑貨があり、昔の部屋の写真をみると同じ家庭の部屋の中なの?と自分でもびっくりするほどです。


今の生活からは考えられないですが、一時期は古道具の魅力にもどっぷりとはまり、家の中が古道具の家具で溢れていた時期もありました。


こうして断捨離に目覚めた私は、今の家に引っ越すまでにたくさんのモノを手放しました。食器棚にはじまり、タンス・セミダブルベッドなどなど数えだしたらキリがありません。


私たちは転勤が終わるまで持家は持たず賃貸物件に住む覚悟でいます。 前回の引っ越しで我が家がそうなったように、家が変われば置けるモノのサイズ感も変わってくるので、次に住む家でもまた使っているモノが使えなかったり置けない家具が出てくることがあるかもしれません。


私はそうならないためにも大きな家具などを購入するときは、他の場所でも使い回しが効く万能な商品を選ぶようになりました


現在キッチンで使っているラックは、無印良品のステンレスユニットシェルフです。


家電や食器を置いてキッチンで使っていますが、部品をつけかえてカスタマイズすることができるので、寝室やリビングなどで様々な用途で使うことができます。


リビングで使っているキャビネットは食器棚としても使うことが出来たり、テレビボードも今はテレビを乗せて使っていますが、テレビを置かなくても使い道はたくさんあると思います。


引っ越しを機にたくさんのモノを断捨離したおかげで、以前と比べてモノひとつ買うのもとても慎重になりました。


引っ越し後の片付けがラクになるコツ?!


何度も引っ越しを経験していますが、荷造りしたままの段ボールがそのまま置かれていることはなく、すべて荷解きをしてあるべき場所に収納をしています。


今は段ボールに詰め替えなくても、引っ越し業者の方が収納ケースをそのまま運んでくれるので、引っ越し時の荷造りがとてもラクになり、普段の使い勝手がいいため洋服などは収納ケースに入れています。


収納ケースは無印良品のポリプロピレン収納シリーズで統一しています。こちらのシリーズはサイズも豊富なので、用途や場所に合わせて選び自由に組み合わせて使うこともできます。


自分のことは自分で


我が家にはこどもが3人いるので、オモチャだったり大切に保管しておきたいモノなどがそれぞれにたくさんあります。私はそういったモノの管理を基本的にはすべてこども本人に任せています。


なぜそうしているかというと、個人によってモノに対する意識が違うからです。それゆえ、こども達に統一した収納システムをつくることは難しいと思っていますし、個別に最適化することも、また手間が増えるだけだと考えています。


ただ全てを自分で判断するのは難しいと思うので、タイミングをみながら私も一緒になってモノを見直す機会をつくっています。


また、こどもたちには毎月お小遣いを渡しています。お年玉も頂いた分の一部を渡すことにしています。その中で自分の欲しいものを考えて購入するという仕組みです。


自分のお金を管理させることで、こどもたちも自然と何かを買う時にはよく考えるようになり、ムダにモノが増えることがなくなったような気がします。お金の勉強にもなるので、この仕組みを導入してよかったなと思うことのひとつです。


そんな我が家の仕組みづくり基礎は以下の4つ


1.自分で身支度ができるようなコーナーをつくる

2.食事の用意ができるように出し入れしやすい場所に収納する

3.リビングで学習ができるように文具類一式をリビングに置く 

4.自然とお手伝いをしてもらえるように誰でもわかるように収納する


この仕組みのおかげで、こどもたちも自分で出来ることは自分たちでしてくれるようになりました。また最近は夫も積極的に家事に取り組んでくれてとても助かっています。


私の役割は、家族が楽しく・安心して過ごせる空間づくりをすることだと思っています。


まだまだ試行錯誤しながら日々勉強の繰り返しですが、こうすればいいかも!これはどうだろう?と考えている時間が実は楽しい時間だったりもします。これからも家族が暮らしやすいと感じてもらえるような空間づくりを心がけていきたいです。


以上我が家の簡単な紹介と我が家の仕組みについて紹介させていただきました。


次回以降は収納関連のことを詳しくお話したいと思います。最後まで読んでいただきありがとうございました!



お子さんが3人いるとは思えないほどムダなモノがなく整えられたおうちにお住まいのkagiさん。何年か前までは今の暮らしからは想像できないほどにモノが溢れかえった暮らしをしていたなんて本当にびっくりします。


しかし、ムクリでコラムを執筆してくださっている方にとても多いのが元は片付けられなかったり、モノが捨てられないというパターンです。今は本当にすっきりと整えられた暮らしを実現されていますが、皆さんどのように変わっていったのか気になるところ。


そんな皆さんに共通して言えるのが、必ず変わろうと思えるようなキッカケがあるということです。 


kagiさんの場合は引っ越しでしたが、それぞれの暮らしがあるように、キッカケも人それぞれあるはず。暮らしていくうちに出てくる気づきや失敗をどのようにこれからの暮らしやすさに生かせるかがポイントですね。


こども自身になるべく任せるというのも、私なんかはついつい口や手を挟みたくなってしまいます(笑)


kagiさんはお子さんたちが自分のことを自分でするための下地作りをしっかりとやることで、こどもたちは進んでやりたくなるという良い循環が出来ているからこそうまくいくのだと思います。次回以降のコラムもとても楽しみです♪


kagiさん、ありがとうございました。

(編集:megu)


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