【暮らしの整理・収納術】リフォーム後もスッキリを維持する!モノの量を把握し厳選〜築40年のお家と上手に付き合う暮らし(asukan2121さん)

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マイルールを決めてモノを持つ基準を明確に


執筆者:蜜柑(@asukan2121)さん


前回のコラムではモノが溢れかえった部屋から脱却すべく、まずは我が家が行ったキッチンリフォームについてお話させていただきました。


今回はリフォームが完了して次に取り組んだ、題して『断捨離と隠す収納でスッキリ見せよう大作戦!』についてお話していきたいと思います。


蜜柑さんの過去のコラムはこちら


モノの量を把握する為に私がしたこと


キッチンをリフォームする前は、引き出しや収納に入りきらないぐらいのモノ所有しており、自分でも持っているモノの量を把握出来ていませんでした。


キッチンを取り外す際に荷物を全て出さなければならなかったので、その時に敢えて段ボールなどには詰めず部屋に並べてみることにしました。その当時の写真を撮っておけばよかったのですが、その部屋に並べきらないほどのモノがあり、自分でもびっくりしたのを覚えています(笑)


このままではせっかくリフォームしてもまたモノが溢れかえってしまうので、何段階かに分けて断捨離することを決断しました。


第1の断捨離 

本当に必要な今使うモノだけを選別し、他は思い切って断捨離の対象に。モノを部屋に並べて可視化することで、いる・いらないが判断しやすくなり断捨離もはかどりました。


第2の断捨離

テーマカラーを決めて、それに沿わないイメージのモノは断捨離・または 買い替えを検討する。この時に我が家のテーマカラーはホワイトと決めました。


第3の断捨離

この段階である程度この引き出しにはコレを収納しようなどと想像しながらモノを厳選していきました。


第4の断捨離

前行程で考えていた収納スペースに実際収納していきました。かなりモノの量は厳選されていましたがやはり想像と現実では違うところもあり、まだどうしても収納スペースに収まらないモノは更に見直して断捨離しました。


今回の大きな目的は、全てのモノをキッチンに収納することだったので、4段階に分けてモノの量を見直したことで、自分の中で使いやすくまた収納しやすい理想のキッチン収納が実現しました。


使いやすさを追求した引き出し収納


我が家のキッチンはシンク側とコンロ側に二列に分かれたタイプなので、使うシーンに合わせてどの引き出しに何を収納していくかを決めました。


1.フロントポケット

ハサミやコースターなどを収納しています。他にも病院からもらった薬なども一時的に置いていたりします。斜めに開くのでモノがサッと取り出せてとても便利です。


2.シンク下・上段 

ここにはまな板・包丁・保存容器などを収納しています。引き出しの中は二段になっていてスペースを有効活用出来るようになっています。


3.シンク下・下段

我が家ではよく使うホットプレート類も引き出しに収納スペースを確保しました。


ちなみに、コンロ下にも違う形状のホットプレートを収納しています(笑)


4.シンク側・右上段

こちらにはカトラリー類を収納しました。この引き出しも上下二段になっていて、下段には無印良品のポリプロピレン整理ボックスを使ってスプーンやフォークなどのカトラリー類を。上段にはこどものカトラリーやお箸を無印良品のポリプロピレンペンボックスを使って収納しました。


5.シンク側・右中段

ここにはmon・o・toneのキッチン消耗品用ケースを使い、ジップロックやレジ袋・ポリ袋・キッチンクロスなどを収納しています。


6.シンク側・右下段 

一番下の引き出しには無印良品のポリプロピレンファイルボックスで仕分け、スポンジやレンジフードのフィルター・油吸収パッドなどのストック類を収納しています。


7.コンロ下・上段

コンロで使う鍋類をニトリのフライパンスタンドを使って収納しています。立てて収納することで引き出しを開けた時にどこに何があるかすぐわかり、サッと取り出せるのが使いやすさのポイントです。


8.コンロ横

調理中よく使う塩・コショウなどを収納しています。こちらもフレッシュロックに詰め替えてラベリングしています。


9.コンロ横・上段

調理中によく使うキッチンツールや爪楊枝など細々としたモノ収納しています。キッチンツールはほとんど無印良品のモノで揃えました。


10.コンロ横・中段

サランラップやホイル お弁当で使う用品などを収納しています。サランラップなどはideacoのラップホルダーに入れ替えて使っています。


キッチンペーパーは無印良品のアクリルティシューボックスに入れて、片手で上からサッと取り出せるところがとても使いやすいです。


11.コンロ横・下段

液体の調味料類はセラーメイトのワンプッシュ保存瓶に。その他の調味料やお茶のパックなどもフレッシュロックをサイズで使い分け、無印良品のファイルボックスで仕分けています。乾物やお菓子のストックなどもこちらにまとめて置いています。


12.コンロ側・右上・中段

炊飯器の近くには食器類を収納しました。カウンターの上で配膳の準備をし、各自で運ぶという仕組みにしているので、トレーなどもこちらに収納することで動線も短く作業効率アップに繋がります。器類もほとんど無印良品のモノで揃えました。


電子レンジ台の下にはゴミ箱も収納できるようにしました。こども達にも分かりやすいようラベリングしています。


13.コンロ側・右下段

ここにはお米やお弁当グッズや掃除用品・ゴミ袋・洗剤類などを収納しています。無印良品のポリプロピレンファイルボックスで仕切りを作り、立てる収納にすることで全体量も把握しやすいです。


14.吊り戸棚

こちらは何を収納するか決めておらず、 キッチンに出しっ放しにしたくないモノなどを一時的に置いておけるフリースペースにしています。余白があるので、イレギュラーなモノが増えても収納出来ます。


生まれ変わったキッチンを維持するために


私がリフォームをキッカケにしたキッチンの大改造で大事にしたポイントは以下の通りです。


  • モノの量をある程度把握し、今使うものだけを収納する
  • 定位置を決めてそこに必ず戻すようにする 
  • 使い辛いと感じた所や収納スペースに収まらないモノなどが出てきたらその都度見直す 
  • 収納する際にあまり詰め込み過ぎず、余白を持たせる
  • テーマカラーを決め、購入する際にはそのテーマカラーにあったモノを購入するようにする


これらのことを意識して収納することで視覚的にもスッキリ見えるようになりました。


自分なりのルールとペースを決め、自分の思い描く理想の暮らしに少しでも近づけるようにこれからも見直し続けていきたいと思っています。


今回も最後まで読んで下さり ありがとうございました。



リフォームから始まって、断捨離を経て生まれ変わったキッチン。以前のモノが収まりきっていなかった写真と見比べて、同じお家とは信じられないくらいの大変身となりましたね。


断捨離はしたいけど何を捨てたら良いのかわからないという方は、簡単なルールを決めることで、好きだけどルールに沿わないモノは置かないというわかりやすさと、一気にやるのではなく何段階かに分けて徐々に削ぎ落としていくというやり方で、自分にとって必要なモノと必要ないモノを判断する基準が明確になっていくと思います。


ストックの量もここに入る分だけ。と決めておくことで、無駄買いも減るというメリットもありそうです。


温かくなり春もすぐそこという感じになってきましたね。冬の間こもっていた空気の入れ替えをするように、お部屋のモノもスッキリさせて風通し良くしてみるのもいいかもしれません♪


蜜柑さん、ありがとうございました!

(編集:megu)


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