【暮らしのインテリア】雰囲気も使い勝手も!小さな棚ひとつでキッチンをもっと好きになる~工夫して楽しむ団地暮らし(uchino_kotoさん)

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サイズ以上に効果抜群の小さな棚


執筆者:kotomago(uchino_koto)さん


私がインテリアを好きになったきっかけと、以前住んでいた団地の様子から今の団地との出会いまでを前回のコラムでご紹介いたしました。


今回は、キッチンに取り付けた小さな手作り棚についてお話してみたいと思います。


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部屋づくりへの思い


キッチンに限らず、入居当初から我が家の部屋作りは「好きなところは手を加えずそのまま生かす」、逆に「嫌だなと感じる部分は、元々の内装に馴染むような仕方でさり気なくカバーする」という、なるべく手間やコストがかからない方法でやってきました。


それは団地の懐かしい雰囲気を生かし、シンプルに仕上げたいという思いからでもあります。


そのまま生かす場所、カバーする場所


私がこのキッチンの一番の好きなところは、「白い」ところです。


白いキッチンパネルは、壁の面積が少ない我が家にとっては貴重な「白い壁」。部屋をすっきり明るく見せてくれて掃除もしやすいのでそのまま使っています。


でも備え付けの水切り棚は、部屋の中で浮いているように感じていたため撤去しました。ピントがずれていますが、水切り棚のあった6年前の写真です。


小さな棚へのこだわり


撤去してなくなった水切り棚の代わりに、撤去後のビス穴をそのまま利用して小さな棚を作ってもらうことにしました。我が家のDIYは基本、デザイン→私、作る人→夫です。


ビス穴の位置から横幅を決めて、高さはコーヒーポットが入るようにしました。ビス穴はマスキングテープで隠しています。


この棚はキッチンパネルに馴染むよう白くペイントしてもらいましたが、実は三回くらい塗り直してもらっています(汗)


一口に白と言っても黄色がかっていたり、いろんな色味があるので、既存のものに合わせたい時、浮かずに調和する白色を作るのはなかなか難しいです。


このような場合、ペイントだけは家でした方がよかったと思いました(作業はいつも近くに借りている倉庫で行っていて、塗り直しは少々手間だったりもしました)。


小さな棚の使い勝手


まる見えなキッチンなので、出来上がった棚に置くものは、見た目と使い勝手が両立するようなものを…と、夫が毎朝使うコーヒーグッズを中心にしました。


棚にぶら下がる形で取り付けたバーはステンレスが理想でしたが、好みのものを見つけられなくて、形が理想通りだったアイアンのものをネットで見つけて決めました。


フィルターホルダーは100均のワイヤーで手作りして、ドリッパーは洗った後そのまま吊るして、バーにかけています。コーヒーを入れたり片づけたりする時の流れも、スムーズになりました。


収納に活躍しているのがマーガレットハウエル×野田琺瑯のバターケースで、片手で出し入れできるのもあって便利に使えます。


数年前、友人からセットでプレゼントしてもらったものですが、それまで我が家にはこのかわいさを引き立てるしっくりくる置き場所がなくて、この棚ができたことでようやく居場所が決まったのも嬉しかったです。


棚の上の丸い缶の中には輪ゴムのストックを入れていて、ひっくり返した蓋の上には再利用できる使用済み輪ゴムを置いています。この缶は20年以上前に飲んでいた紅茶の空き缶を使いました。


愛用品の定位置が決まったところで完成した小さな模様替え。その成果は想像以上でした!


視線が自然と棚に向くため、ザ・団地のキッチンがインテリアにうまく溶け込み、部屋らしくなって、それ以前よりも居心地のよい空間になったと思います。


団地でも、新しいものを買い揃えなくても、ちょっとした模様替えや収納の見直しで、おうちで過ごす時間はより楽しくなると感じています。最後まで読んでくださりありがとうございました。



kotomagoさんありがとうございました♩


キッチンにある小さな棚が、そのサイズ以上に、全体の雰囲気を変えてくれていますね!水切り棚のあった6年前の写真と比べると、まとまりが出て、その周りの眺めまで素敵さが増したように感じます。


団地の懐かしい雰囲気を生かし、シンプルに仕上げたいというkotomagoさんの思いがあらわれているなと思いました。


新しいものを買い揃えなくても、ちょっとした模様替えや収納の見直しで、おうちで過ごす時間はより楽しくなるという考え方も素敵です。考えて閃いたり、思わぬ再利用ができたりするのもDIYの醍醐味のひとつですよね。

(編集部:kaori)


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