【暮らしのインテリア】家づくりは譲れないポイントを明確に〜2階リビングで叶えた明るく開放的な暮らし(yuri___1115さん)

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「暮らしのインテリア」ではすてきなお家やインテリア、整理・収納、お掃除を体現されてる方にフォーカスし、普段インスタグラムでは発信しきれない実体験をコラム形式で配信していきます。


注文住宅、マンション、アパートなどそれぞれ暮らしの中にインテリアがあり、背景には共感する点も沢山あると思います。そんな素敵な暮らしをお届けしていきます。


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コラム執筆者のご紹介


2階リビングと繋がった、プライベートでありながら開放感のあるタイルデッキが印象的なおうちにお住まいのyuri___1115(以下、yuri)さんは、沢山のグリーンを楽しめるサンルームのように明るい趣味の部屋を設けたりと、おうちにいながらも外の気配を感じ・楽しめる空間づくりが素敵です。


譲れないポイントを明確にしたことで理想が現実へとカタチになっていったyuriさんの家づくり。初回は家づくりに至る経緯から建てる上での譲れなかったコダワリについてお話していただきます。


ご夫婦の共通の趣味で集められたセンス溢れるインテリアや家具もぜひ参考にしてみてくださいね。


それではyuriさん、よろしくお願いいたします。


はじめに自己紹介


はじめまして、この度ムクリさんでコラムを書かせていただくことになりましたyuriと申します。


我が家は昨年の10月に完成した新居に30代の夫婦と娘(1歳)、猫1匹と暮らしています。


わたし達が家を建てようと思ったキッカケは、賃貸で家賃を払い続けるより、後に資産になる家を買おうと夫婦共に意見が一致したことからで、結婚してすぐ家づくりに向けて動き出しました。


我が家の家づくりの経緯がこれからお家を建てる方に少しでもお役に立てたら嬉しいです。どうぞよろしくお願いします。


思い描いた理想をカタチにしていった家づくり


自分たちの暮らしに合った選択


家を建てようと決めてからは、住宅展示場や分譲マンションなどの見学に積極的に足を運びましたが、 その当時は共働きだったことや生活の利便性が良い立地にマンションを買うことがわたし達にとって一番妥当だと考えていました。


しかし、家を購入しようと思う旨を私の両親に話すと、母の所有する土地があるので使っていいという話が持ち上がりました。


アウトドアが趣味のわたし達は、キャンプに行きやすい戸建てに対する憧れが捨てきれなかったことや元々お互いインテリアにコダワリがあったので、母の言葉に甘えてその土地に戸建ての注文住宅を建てることにしました。


建築会社を選んだ決め手


最初に契約しようとしたのは大手ハウスメーカーでした。大手ならではの造りの頑丈さや保証の手厚さにとても惹かれたのですが、


・設計の自由度が低く自分達のやりたいことが実現できない

・ローンの返済を今までの月々の家賃と同程度に抑えたかったが返済計画に無理があった


などといった理由からお断りすることにしました。


それから地元の工務店をいくつか調べていく中で、最終的にお願いすることになった建築会社を知りました。本契約に至るまでには他に何十社も検討しましたが、デザイン・機能・価格の3つのバランスがとれている会社はここしかない!と思い、お願いする運びとなりました。


お願いした建築会社は、設計士さんが最初のうちから打ち合わせに参加してくださり、要望を叶えるためにどうすればいいかを一緒に考え、提案していただいた上で間取りがある程度カタチになってから契約するというスタイルでした。営業さんや設計士さんの対応もとてもよく、安心してお任せすることが出来たのが決め手です。


譲れないポイントとコダワリ


母から譲り受けた土地には隣接する南側に3階建の建物があり、陽当たりがあまり望めなかったので、わたし達は2階にリビング設ける選択をしました。


この選択は、どうしても間取りが制限されてしまうというデメリットもありましたが、譲れなかったコダワリとしてリビングとフラットに繋がる広々としたタイルデッキが欲しいという希望がありました。


2階にフラットのタイルデッキを造るために、その真下に当たる1階のシューズクロークと和室は天井を低くして調整するなどの工夫をして、今の間取りが実現しました。


完成したタイルデッキは陽当たりも良く、窓を開ければリビングとひとつながりの空間となるので、ここで植物を愛でたりバーベキューをしたりといった家族と楽しい時間を過ごすことの出来る憩いの場所になりました。


当初思い描いていた理想よりは小さくなってしまったり妥協した点もありましたが、拘って造って良かったなと実感しています。


他にも家づくりの際に、機能や動線を踏まえて拘った場所がいくつかあります。


・水栓を2つ付けた洗面所

・猫のための水栓を併設したパントリー

・ファミリークロークを2階フロアの中央に

・リビングに隣接した趣味部屋

・玄関入ってすぐの広い土間


どれもやりたかった事を明確にし、実現させたポイントです。それぞれの場所については、また次回以降のコラムで詳しくお話したいと思っています。


憧れをカタチに


家を建てようと決めてからは、家具やインテリアをどうするかも同時進行でずっと考えてきました。


ソファはいつか家を建てたら置きたいと何年も前から心に決めていたトラックファニチャーのものを選びました。ふかふかだけど、ずっしりとした座り心地はのんびり寛ぐのに最適です。


ソファを中心にリビングのインテリアを考え、3人がけの3シーターと大きめな1人がけの1.5シーターのソファを置くために広めのスペースを取りました。


リビングを広く取った分、横並びで隣接するキッチンii型を採用し、コンパクトに抑えました。心配していた陽当たりも、キッチンの上に天窓を取り入れたことにより解決できました。


ダイニングテーブルはソファと同じトラックファニチャーでキッチンとサイズを揃えてオーダーしたモノです。


キッチン前にある大型の飾り棚は造作してもらいました。キッチンに立った時に見える位置にあるので、収納が充実しているのは勿論、オープンスペースには雑貨や花などを飾って楽しめるところがとても気に入っています。


お互いの好みを持ち寄る


照明やその他の家具も夫婦でそれぞれ好きなものを見つけて相手に提案して決めてきましたが、夫婦間のインテリアに対する価値観が似ているせいか、不思議と意見が割れることはありませんでした。


インテリアなどの情報収集などには主にインスタグラムを利用し、間取りを決めるときは間取り関連の本を読んだり建築雑誌を見て取り入れたりもしました。


実際に住んでみて、後悔ポイントは少なからずあります。特にインスタグラムを見ていると、うちもこうすればよかった〜と思ってしまうこともありますが、自分たちのコダワリを沢山詰め込んだ家での暮らしはやはり快適です。


これから家づくりをするのであれば、まずは自分の好みをハッキリさせ、納得いくまで情報収集することが後悔ポイントを減らすためにできることかなと思います。


最後まで読んでいただき、ありがとうございました。



家づくりを考えたとき、誰にでもコダワリだったり譲れない条件がありますよね。それは土地探しであったり建築会社選びだったり、インテリアや間取りであったりと人それぞれ。


インスタグラムなどを見ていると、yuriさんと同様にこうすればもっと良かったのにな〜と思う事が多々あります。常に情報は新しく更新されていき、その時のベストが変わっていくからなのでしょうね。


しかし、人がやっているからといってそれが自分にとってベストな選択とは限りません。


まずは情報収集をしっかりとし、自分がコダワリたいポイントを明確に持つことが後悔しない家づくりに繋がっていくのかなと思いました。


しっかりと考え抜いて家づくりに臨めば、完成時の満足度も変わってくるかもしれませんね♪


次回以降のコラムも楽しみです。yuriさん、ありがとうございました!

(編集:megu)


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