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「暮らしのインテリア」ではすてきなお家やインテリア、整理・収納、お掃除を体現されてる方にフォーカスし、普段インスタグラムでは発信しきれない実体験をコラム形式で配信していきます。
注文住宅、マンション、アパートなどそれぞれ暮らしの中にインテリアがあり、背景には共感する点も沢山あると思います。そんな素敵な暮らしをお届けしていきます。
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コラム執筆者のご紹介
白とモノトーンの落ち着いた空間の中に、温かみを感じる木のポイント使いが印象的なお家にお住まいの@mitsu20170805(以下、mitsu)さん。
シンプルにまとめられたLDKには、余計なものが一切無いスッキリとした空間を保つための工夫が沢山隠れています。
フルタイムで働くmitsuさんが、家での時間を大切にする為に考え抜いたコダワリの家づくりをぜひご覧下さい!
それではmitsuさん、よろしくお願いします。
はじめに自己紹介
はじめまして、mitsuと申します。
我が家は30代共働き夫婦と娘(3歳)息子(0歳)の4人で、 2年前に滋賀の田舎に一軒家を建てて暮らしています。
実は夫も私もマイホームを持つのは2度目だったので、お互いに以前建てた家の後悔ポイントを少しは活かせた家づくりが出来たのではないかなと思います。
2度目ならではのコダワリや造って良かった場所など、これからお家づくりをされる方の参考になれば嬉しいです。
家で過ごす時間を大切にした家づくり
自分たちの求める暮らしのスタイル
結婚した当初は夫の持ち家(建売住宅・築年数約10年)に2人で住んでいましたが、 私の職場が遠く通勤が大変だったことや、こどもが産まれるということもあり心機一転、土地と家屋の売却と引っ越しを決めたのがきっかけでした。
土地探しに於いて私たちの希望として場所や価格・広さなどは勿論ありましたが、1番の条件として挙げたのは、地域の行事が少ないことでした。
夫婦2人ともドがつくほどの田舎育ちで、周りとのつきあいが多くていいこともたくさんある反面、お寺や神社の行事に祭りや消防団・自治会・子供会といった地域の役員の仕事など、大変そうにしている家族を見て育ってきました。
そういった行事はお金もかかるし、何より家族揃っての休日が少ない私たちには負担が大きすぎるということから、できるだけ新しい住宅街の地域の行事も少ない所に新居を構えたいという意見が夫婦間で一致していました。
分譲地を探してみても、中々希望条件に当てはまる所がなく、こうなったら売りに出ていない土地を交渉してみるのもいいかなと思い、車でフラフラと出掛けては畑や田んぼまで見てまわりました。今思い返してみれば完全に怪しい車でしたね(笑)
その時に偶然見つけた土地の開発許可看板に不動産屋の名前があったので、これはもしかして!?と思い早速問い合わせてみると、そちらの社長さんが土地計画のことやおおよその坪数・価格を教えてくれました。
それが自分たちの探し求めていた希望にピッタリで、造成もされていなければ許可すらおりていない土地でしたが、2人共ココしかない!と即決でした。
建築事務所との出会い
土地が決まる前からハウスメーカーや工務店さんは約30社、モデルハウスやオープンハウスは約50件ほど見て回りました。
その際にたくさんの営業さんとお話しさせてもらう機会がありましたが、中には私たちの希望を鼻で笑う方や希望と全く違う間取りを提案してきたり、早く契約をさせたいが為にあの手この手で言いくるめてくる方もいました。
契約第一で私たちの希望は二の次、そんな風にしか見えない営業さんたちが多く疲れ果てていた時に出会ったのが、”すべては友達のためと考える”というコンセプトを掲げているルポハウスさんでした。
ルポハウスさんは営業さんがおらず、設計士さんと最初から最後まで打ち合わせできるのが魅力的で、設計士さんがきちんと私達の希望などをヒヤリングしてくださり、その上で住みやすい間取りを提案するといった丁寧な対応で信頼出来るこちらの会社に自邸建設をお願いしたいと思いました。
この頃、そんなに簡単には売れないだろうと思っていた持ち家にも買い手がつき、すべてのタイミングが上手く重なったこともあって、とんとん拍子で話が進んでいきました。
設計で苦労したこと、こだわり
持ち家を売却した金額を差し引いても住宅ローンが残り、売却損で税金は多少返ってきたものの、頭金を入れるどころかマイナスからのスタートとなり、予算内に収める為に諦めなければならない事が多かったのが一番苦労した点でした。
我が家はフルタイムの共働きで住宅ローンもペアローンなので、お互いに働けなくなるまで仕事はやめられません。
それなのに妥協ばかりするくらいなら家なんかもう建てへん!!と投げ出しかけたこともありましたが、無事に希望とコダワリが沢山詰まった我が家が完成しました。
生活感を見せない間取りの工夫
家で過ごす時間を無駄にせず、家事をスムーズにできるような生活動線を重視した間取りを考え、仕事に追われる忙しい平日でもスッキリとしたLDKを保てるように、スタディスペースとランドリールームを作ってもらいました。
ランドリールームにはエアコンを設置し、洗濯物を干す事が出来るのは勿論、こどもの服はここに集約し身支度をするスペースになっているので動線的にもとても使いやすく、和室を諦めてでも作ってよかったなと思える場所です。
スタディスペースをリビング側からは直接見えないテレビの裏側に設け、こども関連のお便りやルーターなどをここに置くことでリビングに生活感が出ないように工夫したり、洗濯物は来客の際に視界に入らず外からも見えないような場所に干せるような間取りを考えたりと、徹底的に生活感を隠す家づくりを心掛けました。
掃除グッズはオープン収納にして気付いた時にサッと掃除が出来るようにしました。掃除嫌いなのに毎日やらないと落ち着かないという性格なので、掃除するのが楽になるような仕組みにしたのも拘って良かったなと思えるポイントです。
イメージはまとめる
家づくりを考え始めた時にまず参考にしたのは、モデルハウスやオープンハウスでした。前述したように50件もの施工事例を実際に見て回り、自分たちの家の方向性を決めていきました。
実は家を建てることになる前まではインテリアには詳しくないどころか、興味すらあまりなかったので、まずはどんなインテリアイメージにするかをリサーチするところから始めました。
その際Pinterestや雑誌も見ましたが 一番活用したのはInstagramでした。 少しでも空いた時間があればずっと携帯で素敵なお家のインテリアを見ては勉強し、色々な情報を収集するうちに自分の好きなテイストが分かってきました。
家具屋さんにも何度も足を運び、どんな家具を揃えたら良いか相談にのっていただき、そこで北欧家具の魅力を知り、我が家のインテリアに取り入れることになりました。素敵な家具との出会いにとても感謝しています。
気になった場所には足を運び、納得がいくまで情報収集をすることで、私たちが目指した生活感を感じさせない家づくりが実現しました。
次回コラムではそれぞれ拘ったポイントについてもう少し詳しくお話していきたいと思います。最後まで読んでくださり、ありがとうございました。
ハウスメーカーや工務店さん30社に足を運んだというmitsuさん。その行動力からまだ売り出されてもいない理想の土地に出会うという幸運を引き当てたというのもなんだか納得です!
家自体は数ヶ月もすれば完成しますが、建築会社さんとは長いお付き合いになります。そう思えばやはり信頼出来る会社にお願いしたいもの。最終的にお願いした会社の”すべては友達のためと考える”というコンセプトからシンプルに良いものを造りたい!という想いが伝わってきますね。
生活感を隠す為に拘って造り上げたLDKは、隠すだけでなく使いやすさと動線もきちんと考慮されているからこそ、いつでもスッキリを保てるのだと思います。
掃除は嫌いなのに毎日やらないと落ち着かない、私がまさにそうなので、コラムを読みながらすごく共感しました(笑)
生活感を感じさせないお家づくり、次回からのコラムもとても楽しみですね〜♪
mitsuさん、ありがとうございました!
(編集:megu)
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