【暮らしのインテリア】スッキリと、そしてシンプルな基調で。家族が安らぐリビングができるまで~暮らしやすさを重視した平屋づくり(h._.hausさん)


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注文住宅、マンション、アパートなどそれぞれ暮らしの中にインテリアがあり、背景には共感する点も沢山あると思います。そんな素敵な暮らしをお届けしていきます。


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家族が自由に使えるリビング設計


執筆者:h._.haus(@h._.hausさん)さん


「家族がリラックスできる空間」

家を建てる前に漠然と思い描いていたリビングの理想。昼間は、明るく温かく、日向ぼっこできるような空間に。夜は、一日の疲れをリセットできるような癒し空間になったらいいな、と。


出来上がった我が家のリビングですが、ポイントは前回のキッチン同様、家族間のコミュニケーション(動線含む)とすっきり基調を抑えたシンプルなインテリアにあります。


今回はそのポイントと選択した理由についてご紹介していきます。


二つの顔を持つ、家族憩いのリビング


現在我が家のリビングは、遊んだり、寝転んだり、体操したりと、思い思い自由に過ごせる憩いの場となっています。


その憩いの中心にあるのがソファ。

木とブラックを基調としたリビングでは、クッションを差し色とする程度で、視覚的にゴチャゴチャしないよう、極力他の色は取り入れていません。


それゆえ、リビングの主役とも言えるソファは夫婦でコダワリました。


元々私たちの希望は以下の通りでした。

・座面広め

・硬めクッション

・背もたれ低め

・カバーは取り外して洗える

・お掃除ロボットが通れる高さ

・高級すぎないお値段


様々なインテリアショップを巡りましたが、明確な判断軸があったがゆえに、コレ!と思えるソファになかなか出会えませんでした。当面はソファ無しの暮らしかな〜と思っていた矢先、私たちの希望を満たすソファ、現在の「NOYESのソファ」に出会えました。


ショールームでは、家の間取り図を見ながら最適なサイズ感や、生地の素材選びができ、お店の方にも気軽に相談できたので、安心して購入できました。


リビングで過ごす時間の多い主人はもちろん、娘もお気に入りで、気づけばソファでおままごとしたりゴロゴロしたりと、大活躍で改めて諦めずに探し購入できて良かったと思います。


因みに、このようにカバーも取り外せ丸洗いできるので、お手入れにも困りません。


また、夜の雰囲気づくりも意識しました。

照明は、落ち着いた癒しの空間も作れるよう、明るさを調節できるダウンライトを選び、テレビの両脇には間接照明としてスチール製のブラケットライトを配置しました。


一人で過ごす夜は、いつもダウンライトを一番暗くし、間接照明を点けてリラックスできる空間を作っています。DUENDEのTONGというライトを間接照明として使用することで、昼と夜とで全く違う雰囲気になります。


家族の気配とスッキリした空間


リビングを自由に使うために、そして、キッチン・ダイニングと一続きになった場所でもあるため、スッキリした空間づくりも一つのポイントです。とはいえ、実際にモノをゼロにしておくことは不可能ですので、どこに収納しスッキリ見せるかを考えて設計しました。


リビングで使うモノは、隣接した和室の小上がり部分にある引き出しに収納しています。将来、モノが増えることがあれば、今は空っぽのキッチンカウンター下の収納棚や、造作テレビボードにも収納できます。


今のところリビングで使うモノは、本や雑誌、ソファの埃を取るためのコロコロ、ドライヤー(こどもの髪はリビングで乾かしている為)程度です。


娘がおもちゃを出して遊んだりしますが、こどものモノは、現在キッズルームとして使用しているダイニング横の部屋へと収納しています。


計画的な収納と間取りでスッキリした空間が維持できています。


そして、キッチン同様家族との距離感も大切にしました。


先ほどのスッキリした空間作りとしてテレビとテレビボードを壁掛けにしました。これはこれで、お手入れも楽ですし、見た目も◎です。一方で、取り付ける場所を決めると変更がしづらい点があります。そこで、テレビ・ソファの位置を念入りに検討しました。


実は設計中、キッチンやダイニングからもテレビが見やすいようにと、現在窓のある南側に設置する案もありましたが、そうするとソファに座るとキッチンに背を向ける形になり、それはなんだか寂しいと思い辞めました。


結果、それが正解でした。

先述した通り、主人はソファで寛ぐ時間が長く、娘はダイニングやソファ、和室で遊んだりしているため、キッチンで過ごす時間の長い私にとって、主人とは顔を見合わせて会話ができますし、娘も目の届く範囲(ソファに隠れることなく)と程よい距離感が実現できました。


キッチンからもテレビを見ることができますし、音もしっかり届くので家事をしながらではじゅうぶんです。


主役となる家具、その配置、家族の居場所と距離感、それぞれがうまく融合したことで、各々が安らぐ空間をつくることができました。前回のキッチン・ダイニングのコラムと併せて参考にしていただければ嬉しいです。


今回も最後まで読んでいただきありがとうございました。



前回のコラム同様、家族との繋がり、おうちで過ごす時間を軸に設計されているな〜と感じました。安らぐ空間にしたい!それは誰しも同じだと思いますが、もう少し掘り下げて軸をつくれると統一感あるおうちになります。


「色の基調を抑え、スッキリしたインテリア」この軸に加え、家具や収納のディテールを決めていった様子が伺えますね。


個人的に、背を向けた人と同じ空間で会話をしていても、なんだか寂しく感じるのは共感します。我が家は背を向けるタイプですが、会話中、テレビもみたいし、なんだか悪い気がしてきます(笑)顔が見える配置、大賛成です。


h._.hausさん、ありがとうございました♪

(編集長)


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