日々の暮らしの中で欠かせないもの、大切な家具から雑貨、お花、珈琲なんて方もいるかと思います。
家具を買うときに、材質の種類やメンテナンス、塗装の特徴と言ったことや、お花屋さんに寄った際に、季節の花や生け方、日持ちするの?なんて、値段に差こそあれど、ちょっと知ってるだけで選択肢が広がることが沢山あると思ってます。
そう言った、ちょっと知ってると暮らしに広がりが出る、そんな「へ〜、なるほど〜、そうだったんだ!」と思ってもらえるようなコラムを「暮らしの中の◯◯」シリーズとしてお届けしていきます。
「暮らしの中の〇〇」シリーズはこちらからご覧いただけます。
黄色く咲くヒマワリが、暮らしに活力を与えてくれる
待ちに待った暑い暑い夏がやって来ました!
青い空を見ているだけで家に閉じこもっているのがもったいないような、ワクワクした気分になりますよね!みなさんも夏ならではの楽しい計画を立てられているのではないでしょうか?
今回はそんな暑い夏にぴったりのお花「夏に咲く太陽のようなひまわりの花」をご紹介したいと思います。
向日葵(ひまわり)
・分類:キク科/ヒマワリ属
・和名/英名:向日葵/Sunflower
・学名 Helianthus annuus
・原産地:北アメリカ
古代インカ帝国ではヒマワリは太陽神のシンボルとして崇められてきたように、学名の「Helianthus(ヘリアンサス)」はギリシア語で太陽の花という意味だったりします。また英語でも「Sunflower(太陽の花)」と呼ばれていています。
日本でも太陽の移動にあわせてヒマワリも花の向きが変わる点から「日廻り(ひまわり)」と呼ばれるようになりました。
ヒマワリにとって太陽はとても意味深い存在という事がよく分かりますね!
花言葉
ヒマワリの花言葉は「私はあなただけを見つめる」「あなたを幸福にする」です。
今回ご紹介したいのは、数ある品種の中で「ゴッホのひまわり」と呼ばれているヒマワリです!ゴッホの有名な絵画「ひまわり」に描かれた品種にとても似ていることから名付けられましたものです。
諸説ありますが、精神的に不安定だったゴッホにとってのヒマワリも“まばゆい南仏の太陽” そのものだったとか。南仏と言うだけあって、ゴッホのヒマワリはただ元気なイメージだけでなく、どこかヨーロッパを思わせるようなアンティークな雰囲気も伺えます。
生け方のポイント
早速飾っていきたいところですが…みなさんこんな暑い時期にお花は持つの?と思われる方が多いと思います。はい、まさに生花にとって夏の高温は大敵で、すぐに水が腐ってしまいなかなか長く楽しむ事が出来ません。
そこで今回は1本でも豪華に見えるような飾り方をご紹介していきます。
◯用意するもの
・ゴッホのヒマワリ:1本
・スモークツリー :1本
・縦長のガラスの花瓶
1.まずはスモークツリーを花瓶の左側に斜めに引っ掛けるように飾ります。長さは少しダイナミックに花瓶の倍くらいの長さにしましょう。
2.次に花瓶の口とスモークツリーの間にヒマワリが収まるような長さで、同じく左側に斜めに引っ掛けて飾り完成です!
本数が少ないとすごく簡単に仕上がりますね!
ポイントはゴッホのヒマワリと一緒にスモークツリーをチョイスすることです。よりアンティークな雰囲気が出て、ヒマワリをいつもと違うイメージの洋風な感じに飾る事が出来ます。
そして、このスモーツリーはなんとこのままでドライフラワーになるんです!そのため、ヒマワリが枯れてしまった後もスモークツリーだけで飾る事も出来ますし、また新しいヒマワリに交換する際もスモークツリーはそのまま飾れるのでコストを下げる事が出来ます。
今回のように丈を長めにデザインすると、仮に水の浸かっている部分が傷んでしまっても、痛んだ部分を剪定し短くすると少し長く楽しめるでしょう。
夏場、お花の持ちを改善するのは難しいですが、ガラスの花器を使ってお水の状態を見やすくするとか、最初飾る丈を長めに調整するといった工夫で長持ちします。
黄色に咲いたヒマワリから元気をもらい、屋内でも、屋外でも夏を楽しみたいですね♪
向日葵を見ると夏!って感じがしますよね。幼い頃は夏休みの学習で向日葵育てた思い出があったりなかったり(あやふやなくらい前です!笑)
お花自体がしっかりしているモノが多く、黄色と色もハッキリしているため一輪でもインテリア映えます。スモークツリーを添えて、夏は毎週一輪の向日葵で彩るのも素敵ですね。
お盆期間中にお出かけされる方も多いと思いますが、熱中症にはくれぐれも注意してくださいね♪
(編集長)
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