「家に恋する」ほど、素敵な暮らしを見つけて欲しい。TOKYO リノベーション ミュージアムは、具体的な事例やサポートだけでなく、こんな暮らしがしたい、そんな夢を後押ししてくれる場所。
「見て、学び、感じて、ひらめく」
まさにコンセプト通り、自分なりの暮らしが見つかる充実した空間です。
6月12日にインスタLIVEを通じて魅力をたっぷりご紹介いたしましたが、おさらいも兼ねて館内をご案内していきます。ご一緒していただいたのは、パナソニックの水口さんです。LIVEにもご出演いただき、TOKYO リノベーション ミュージアムをデザインされた方でもあります。
新しいくらしをデザインする
インスタLIVE出演いただきありがとうございました。アンケートでも水口さんの人気ぶりが顕著で、情熱が視聴者にも伝わったと思います。本日は、インスタLIVEを見逃した方、これからご来場を検討される方へ館内の特徴をご案内いただければと思います。
水口さん:
先日はありがとうございました。沢山の方にご視聴いただき、LIVE中の暖かいコメントもいただき、とても楽しい時間でした。
それでは、ご案内してまいります。
マンションや戸建も含め、多くの方が住み始めて10〜20年してきたころに、ライフスタイルが変化したり、経年劣化があったりと、どちらかと言うと仕方なくリフォームの検討が始まります。それも部分的に検討しているケースが多いです。
リノベーションとは、新しいくらしをデザインすることだと私たちは考えています。つまり、部分的なリフォームをする際に、「こんなくらしがしたい」といった夢を少しでも取り入れるだけで全く違う未来が手に入ります。ここTOKYO リノベーション ミュージアムは、夢が実現するまでをお手伝いさせていただく場所です。
当館は5つのプロセスにわかれています。順番に見てきましょう。
1.リノベーションについて体験する
水口さん:
1ではリノベーションの事例を1/10サイズで体験できます。よくある3LDK(75平米)のマンション。それをフルリノベーションすると、まずはこのようにほぼ全ての壁が取り除かれます。新築物件と異なるので、工程に関する情報が少なく不安を抱かれる方も多いですが、水回りの配管以外は全て取り除けるので、自由な設計が可能です。
いくつかライフプラン毎にリノベーションした模型を展示しています。どうやったら伝わるのか?を色々考えて、天井をガラス張りにした模型にたどり着きました。模型も細部までこだわりましたので、ぜひじっくりご覧いただきたいです。小さいお子様でも楽しめるように、横の窓からも部屋の様子を伺うことができますよ。
ここでお伝えしたい点は、なんとなく凄いな〜とか、ご自身に合うインテリアを探すのではなく、色々な価値観や理想をリノベーションは実現できる!その人にフィットした暮らしが待ってますよ、といった内容です。
ーーフルリノベーションって自由である一方で、好きにしていいですよ、と言われてもどこまで実現できるかわかりません。例え模型であったとしても、それぞれ特徴がバラバラで、当然間取りも全く違いますよね。模型を見ているだけで、なんとなく自分の理想に手が届くのかも?と感じていただける場所だと思います。
水口さん:
隣では48のリノベーションの実例をスクリーンでご覧いただけます。こちらはお客様のくらしの夢を、当社に加盟している施工会社が実現したものになります。
タッチパネルで操作も簡単です。
何種類もテーマがありますので、なんとなくこうしたいな〜なんて理想に近い実例を探してみてください。少し話が逸れますが、実はここに椅子を最初は置いてなかったんです。でもね、このようにリアリティのある映像ってなかなか見ることができないので、立ち止まってじっくりご覧になる方が多く、それならぜひ、ということで椅子もご用意しました。
2.好みを知り、コミュニケーションの軸をつくる
水口さん:
単にリノベーションと言いましても、目的や課題はバラバラです。それを一つ一つ埋めていくのがこのコーナーになります。工期の工程表や実際の工事映像を交えながら、お客様の課題、不安に感じていることをクリアにしていきます。
その過程で、ご自身のくらしのイメージも大枠理解できるような仕組みもご用意しています。二択 問題をタッチパネルで答えていくだけの簡単なものです。
ポイントは、やはりリノベーションを一人で進めていくのが難しい。設計士さんや当館のコンシェルジュなど、色々な方とコミュニケーションを取りつつ進めていきます。課題や好みの軸がわかると、その後の進め方も円滑になります。
ーー確かに、好きなインテリアって言語化が難しいです。雑誌を切り貼りしておうちノートを作られる方も多いですが、それ以前に好みの軸がわかれば、会話のズレは減らせそうですね。なんか、好みが伝わってないな〜と感じる時、多いですからね(笑)
3.後悔しないための準備も怠らず
水口さん:
1で自己実現ができそう!と思えた。2では、今感じている課題や好みを知れた。そして、3では実際に知っておいた方が良い「リノベーションのポイント」を学べます。
ーー注文住宅でも、あとあと知っておけば良かった〜!なんて感じる点も多いです。リノベーションには、リノベーションなりのポイントがあるんですね。
水口さん:
仰る通り!そもそもマンションと戸建では構造も違いますし、築年数でも変わってきます。まずは、これだけは抑えておいた方が良い内容を展示しています。
例えば、水回りの配管チェックや電気、ネット回線。インテリアといった見た目に影響する問題から、地震の際に備えていたい機能などなど。必ず採用した方が良いものから、あったらより快適になるものまであります。
大切なのは知ってることなんです。選択するかしないかはその方の自由ですが、竣工後に暮らし始めて知らなかった〜!なんて無いようにするのが重要です。とりわけ、基礎工事に関わる部分はあとあと変更には大きなコストがかかります。
私たちはとにかく当館を通じて快適な暮らしを実現してほしい、それが第一です。ですから、情報を隠すことなく必須事項は全て展示してありますので、リノベーションをお考えの方はもちろんですが、すでに他の会社様で施工されている方でも見落としがないか、そんな確認のためにも訪れていただいても構いません。
ーー戸建でも役立つヒントもありそうですね。
水口さん:
そうなんですよ。この奥には壁紙や塗装サンプルをみれたりします。
壁紙やタイルは国産から海外のメーカーまで取り揃えています。壁紙の種類って本当に沢山あって選ぶの時間かかります。サンプルも分厚くて重たい。そこで、デスクや椅子、ソファもご用意して寛ぎつつ、時間を使える空間をご用意しています。ですから、戸建を検討中の方も実は楽しめたりします。
経験者の生の声や、市場調査等、専門的な書物、情報もあり、戸建やマンションなど、これから検討される方にもぜひ見てほしい内容だったりします。
ここまででも楽しめる空間になっています。見て、学び、感じるところまできましたね。続いてはモデルルームをご覧いただきながら、感じる、そして何かヒントがないか、ひらめいてほしいです。
実際に体験し、感じよう
水口さん:
75平米の事例を2つご用意しています。
それぞれテーマがあり、またスケルトンフルリノベーション(床も壁もすべて解体してからのフルリノベーション)とフルリノベーション(床も壁も残して間取りは変えないリノベーション)と施工も異なります。中に設置されている建具やキッチン、そして家具の品番に至るまで条件付きではありますが、ご来場いただいた方へご提供しております。
入り口にbefore/afterをご紹介していますので、各テーマを読み込んでいただければと思います。
・家族がほどよくつながるおうち
お子様一人の三人家族。フルリノベーションで家族それぞれに居場所がありつつも、同時に気配も感じることができる間取り。
・趣味を楽しむギャラリー
子育てが完了し、改めてご夫婦でどういった暮らしをスタートさせるか?と考えたつくりになっています。
まずは、「家族がほどよくつながるおうち」です。コンセプトは、こどもも小学生になり、手狭になりつつも、とはいえ、大きな予算をかけずに理想の暮らしを実現したい、です。ですから、壁は取り除かず、間取りはそのままです。
大きな変化を言えば、もともと和室があった場所を趣味部屋に変更しています。内窓を採用し(この内窓は当社の新商品です!)視界の抜け感を出しているので、少し広く感じると思います。
インテリアも部屋の意味に合わせてコーディネートを変えていまして、タイルの使い方、照明、とLIVEでお話した通りもうこだわり満載なんですが・・・、ここのポイントは家族が別々の場所にいても気配を感じられる点です。
趣味部屋は篭り感を演出しつつ、内窓からはリビング、キッチンの様子が見れます。そして、キッチンからも同様に。リビング、趣味部屋、キッチン、三方向で視線が交わるつくりになっています。たった一箇所和室を趣味部屋に変え、内窓を取り入れただけです。ガラッと雰囲気が変わるのをぜひ実感してほしいです。そして、自分だったらどうしたいかな?なんて思い描くヒントになれば嬉しいですね!
また寝室では、先ほどご紹介した壁紙。海外のデザイナーウィリアムモリスのモノ(日本製)を思い切って採用しています。切れ端のようなサンプルで見るのと、実物では印象が全く異なりますよね。
実は、この部屋を見て、このままセットで購入したい!なんて方もいるほど、実物を見るって大切なんですよね。当社に加盟する工務店さんで施工する条件付きにはなりますが、品番から家具のメーカー等全てご案内しております。
続いて、「趣味を楽しむギャラリー」になります。
ーーガラス張りの空間で、入り口まで見えるんですね。そして、玄関の目の前が寝室!
水口さん:
先ほどとは打って変わって、スケルトンフルリノベーションの事例になります。もう全部自由。ちょっと極端かもしれませんが、ここまでできるんだ、と理解していただけるかと思います。テーマは子育ても完了し、お互いの趣味や時間を干渉しない暮らしをしたい、そんなご夫婦になります。
玄関入って寝室、そしてお風呂もガラス張り!なんだか恥ずかしい〜と思いますよね。スイッチ一つで曇りガラスになり、プライバシーは担保されていますのでご安心くださいね。ただ、ガラス張りには意味もありまして。
一つは、採光と視線の抜け感です。
抜け感は先ほども出てきましたが、一般的にマンションのお風呂もトイレも窓がありません。ガラス張りにすると玄関側の光を取り入れられて、お風呂まで自然光の明るさがあったり、玄関に植物を飾れば、一味違ったお風呂の時間になりますよね。
二つ目は、やはり年齢を考えると病気や事故の問題がでてきます。急に倒れたりだとか。リノベーションを検討される時点ではまだまだお元気なケースも多いですが、10年経てば何が起こるかわかりませんよね。ガラス張りで視界を遮るものがないと、万が一の時も対応が早い利点があります。それから、玄関が近くが寝室ですと、帰宅して腰を下ろせたり、緊急搬送時に役立ったりしますので、そういった「今」だけではなく、ライフプランに応じた背景もお伝えしています。
キッチンから直接洗面室に移動できる動線を家事ラク動線と言いますが、水回りと直通できる。最近のマンションではキッチン⇆パントリー⇆お風呂なんて動線を採用しているケースもありますが、基本キッチンと浴室・洗面室は分離されているケースがほとんどです。
なるべく最短距離で移動したいですよね。この動線はとっても便利です。
そしてキッチンは囲炉裏ダイニング。先日ムクリさんのLIVEでもご紹介いただきましたが、ダイニングも兼ねたよくできたキッチンです。
ーー囲炉裏ダイニングいいですよね。アイランドキッチンを入れてしまうとダイニングスペースを考えなきゃならず、急に圧迫感でます。これだとダイニングテーブル兼用なので、リノベーションにも良さそう。あと、ヘリンボーンの床も可愛いです。
水口さん:
このヘリンボーンテイストのフローリングも新商品になります。こちらもインテリアを細部まで拘っているので、細かくご案内したいところなんですがね。そこはぜひお越しいただいて目で見て触れてほしいなと思います。
二つの事例ご案内しましたが、「そこに住まわれる方々の理想の暮らしが実現した」といった点はご理解いただけたかと思います。勿論できること、できないことはありますが、みなさんの理想や夢を実現するお手伝いをしたい!そんな想いを持って運営しています。当館でお待ちしております。
ーーLIVEをご覧いただけた方はより感じていただけたかと思いますが、TOKYO リノベーション ミュージアムではPanasonicの製品以外も置いてあります。条件付きではあるものの、全ての情報をオープンにしている姿勢、本気でお客様と向き合うのを感じました。
何より、楽しめる場所です。
リノベーションが中心ですが、新築の方、検討は少し先の方でも勉強になり、そしてヒントも散りばめられています。
館内では、毎週イベントも開催しているそうです。お金周りやインテリアコーディネート、専門家の方と相談しながら、課題をクリアしてほしいですね。また、Panasonicのコーディネーターさんとの相談も随時できますので、お気軽に足を運んでみてください。
ーー水口さん、ありがとうございました。
TOKYO リノベーション ミュージアム
・住所:東京都港区東新橋1丁目5番1号パナソニック東京汐留ビル1階
※水曜日(祝日は開館)・夏季・年末年始
・営業時間:10:00〜17:00
・お問い合わせ:0800ー170ー3815
・HPはこちら
セミナーやイベント、実際に相談内容は事前に上記ご連絡先へお問い合わせください。
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