【暮らしの中の家具】色で遊ぶ、飽きないインテリア作り〜暮らしを豊かにする家具選び(FILT.さん)

日々の暮らしの中で欠かせないもの、大切な家具から雑貨、お花、珈琲なんて方もいるかと思います。


家具を買うときに、材質の種類やメンテナンス、塗装の特徴と言ったことや、お花屋さんに寄った際に、季節の花や活け方、日持ちするの?なんて、値段に差こそあれど、ちょっと知ってるだけで選択肢が広がることが沢山あると思ってます。


そう言った、ちょっと知ってると暮らしに広がりが出る、そんな「へ〜、なるほど〜、そうだったんだ!」と思ってもらえるようなコラムを「暮らしの中の◯◯」シリーズとしてお届けしていきます。


「暮らしの中の〇〇」シリーズはこちらからご覧いただけます。


色の組み合わせで楽しむインテリア


執筆者:FILT.さん


みなさんこんにちは。FILT.の反端です。

「暮らしにフィットするコーディネート」についてお話した以前のコラムを踏まえて、今回は飽きのこないインテリア作りをする際に大切なこと、注意する点をお話ししていきたいと思います。


色選びから始まる空間作り


家具を購入する際、長く使うからこそ、悩む方も多いと思います。特に大きな面積を占めるソファの色なんかは「好きな色にしたいけど、飽きたらどうしよう」とか、「他の家具と合わせ方がわからない」とか、家具の色は頭を悩ませる大きな要因です。


そこで、これから家具を買う方に向けて色の選び方の一つの提案と、家具は揃っているという方に模様替えの楽しみ方の参考になればと今回のコラムを書きました。是非最後までお付き合いください。


大変かと思いますが、2回見返すととても楽しいと思います。


同じソファに様々なカラーを合わせてみる


グレーの3人がけソファに“クッション”と“ポスター”を色々と変えて、合わせていきます。


クッションは濃い色を置き、後ろのポスターの黒も効いています。2つのアイテムに注目してくださいと書きましたが、早速タオルケットも足してしまいました。


ただ、こう言った日常に使うアイテムの色を取り入れるだけでインテリアは変わります。


クッションの色を淡い色にして、グラデーションで色を変え、少し柔らかい印象にしました。


ここからは大きく変化します。


クッションとポスターの色を変えて、クッションは青のグラデーション、ポスターは黄色と青が目立つ色にしました。一気に空間が爽やかになり、先ほどまでとの写真と比べると「色の力」を感じることができます。


ここで大きなポイントとして、取り入れる色は2色までにしておくとミスが少なく、インテリアを楽しめると思います。


また、2色は相性の良い色があり「補色」や「反対色」を調べると分かります・・・が、今回はそこまで突っ込んだお話しができないのでお時間あれば調べてみてください。


色にメリハリをつけて


さらに深く掘り下げていきます。


ベースの色(ソファのグレー)を増やして、青を減らしました。


ベースの色はシンプルにグレーやグレージュ、ベージュ、ホワイト系にしておくとこの様に色を足して模様替えを楽しむことができます。


青のグラデーションに黄色を足しています。


この時、空間にあるもの全てを意識するとまとまりのあるコーディネートができます。空間全体をキャンパスだと思って、2色だけを使っています。そうすると、色をたくさん入れてもまとまりのある空間になります。


次に色の引き算をしていきます。


色を1色に戻し、ポスターの色も除きました。


今度は逆にポスターだけ色を入れてみます。


今回はルールを単純にしましたが、ソファを派手な色にして、シンプルなクッションを持ってきてもいいですし、壁の色があっても面白いです。


様々なコーディネートの仕方


・シンプル


・モダン


・ブルーで爽やかに


・少し色を落ち着かせて


・暖色で暖かな印象に


・こちらも少し落ち着かせて


・色を2色に追加


・色をたくさん入れて


さて、いかがでしたでしょう。

これだけ見てみると、好みのバランスが出てくると思います。どれが一番良いというわけではなく、結局正解は自分次第ということです。


ベースの色や周りの色の理想の決め方は以下の通りです。


1. ソファ等大きい家具のカラーはシンプルに

2. 色は2色まで

3. リビングの中にあるもの全てを含め、空間をキャンパスと捉える

4. 空間の中の色に統一感を持たせる


ソファがシンプルなデザインだと小物の色でインテリアを楽しむことができます。「家具が全部揃ったからもうインテリアは増やせない」「うちはもう変えられない」とおっしゃる方がとても多いですが、色にはとても強い力があります。


今回はクッションとポスターにフォーカスを当てましたが、写真の中でもラグは変えていないので、ラグの色を変えるのも面白いです。ブランケットもそうですし、フラワーベースやその他の小物の色がキャンバスの中の一つの絵として考えるとインテリアの楽しみ方が変わってくると思います。


次回以降も家具の魅力を大いにお伝えしていきます。とてもコアな内容になるかと思いますが、是非お楽しみにしていてくださいね。最後まで読んでいただきありがとうございました。



ベースの色をシンプルにすることによって、周りの小物を変えながらインテリアを楽しめるのはとても嬉しいことですよね!


図を使った説明は大変わかり易く、自分の好みが分かってきた!なんていう方も多いのではないでしょうか。


また、「どれが一番良いというわけではなく、結局正解は自分次第だ」という言葉がとても素敵だなと思いました。気軽にインテリアを変えて、自分にフィットするコーディネートが楽しめたら自信にも繋がりますよね。


暑い毎日ですが、私もインテリアを変えて爽やかに過ごしたいと思います。


次回のコラムのコアな内容もとても楽しみです。FILT.さん、ありがとうございました!

(編集:saya)


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