年数を重ね自分たちらしく味のある暮らしを楽しみたい。nao.o.422さんのご自宅を探索!


アルヴァ・アアルトのヴィンテージ家具、ヴィンテージの食器、厳選されたモノとシンプルで余白あるインテリアの組み合わせ。


家の様々な角度から見える「景色」を大切にされているnao.o.422(Nao)さん。お話を伺う中で、見た目の景色だけでなく、好きな人たちと過ごす時間も大切にされている様子も見えてきました。


まるで別荘、開放感あふれる家との出会い


わたしたち夫婦は3年ほど前まで神奈川県で新築住居を購入し住んでいましたが、40代に入り第二の人生を考え夫の故郷でもある広島にUターン移住しました。


しばらくは賃貸住まいでしたが、犬を飼っていることもあり住宅の購入を検討するようになりました。夫婦二人暮らしですので、広さよりは開放感、そして大好きな家具が馴染む家を、新築、中古問わず探しました。


今の家はネットで出会った中古物件です。もう外観から全てが好みで興奮したのを今でも覚えています。立地は高台にあり周りにはスーパーもありませんし、冬には積雪もあると言われましたが、そんなこと気にならないほど魅力が詰まっていました。


すぐに内覧に行きましたが、正直写真を見た瞬間から直感でここに住むと決めていたように思えます(笑)幸い築年数も浅くメンテナンスのみで住むことができることもわかり、契約前から今の家での暮らしを想像してワクワクしていました。


一面ガラス張りの開放感


外観は表通りから見ると白い箱型になっていてプライバシーに守られた家ですが、一歩中へ入ると一面ガラス張りで前には森が広がる開放感たっぷりのつくりです。


遠方から友人が泊まりに来た際には、まるべ別荘に来ているみたい!と言ってくれます。それほど、家の中は別空間です。


リビング、寝室共に壁一面ガラス張りです。鳥のさえずりを耳にしたり、季節の移ろいを感じながら過ごせる空間はとても贅沢だと思います。朝はウッドデッキでピラティスをしますが、最高に気持ちがいいです。


大好きな家具が主役


夫婦でヴィンテージ家具が好きです。特に主人は年代にまでコダワルほどで、主に1930年〜1950年代の家具にアンテナを張っています。それもあって、先述した通り、わたしたちの家探しは家具がどれだけフィットするか、もとても重要なポイントでした。


ヴィンテージ家具の中でもアルヴァ・アアルトが大好きで、我が家のベッド以外はすべてヴィンテージのアルヴァ・アアルトです。


一日のほとんどの時間をリビングダイニングで過ごすので、185センチの大きなダイニングテーブルはわたしの拘ったサイズです。テーブルで勉強をしたり仕事をしたりと大活躍です。


ヴィンテージ家具は経年で劣化するのではなく、代々引き継がれていくところに惹かれます。必要な、または好きな家具を迎えるために、今ある家具を手放す。その家具もきっとどこかで大切に使われることを想いながら。


こちらは最近購入したキャビネットです。これもまたどこかで大事に使われてきたモノだと思います。わたちたち夫婦もヴィンテージ家具同様、年数を重ねながら自分たちらしく味のある暮らしを楽しむことを理想としています。


好きなモノを通じて時間を共有する喜び


料理もうつわも大好きです。 

ひとりでゆっくり過ごす時間も、夫婦でリラックスするお茶の時間も、友人とのおしゃべりも、どこでも大好きで大切な時間。その日の気分や来客のイメージに合わせてうつわを選ぶ時間も楽しんでいます。


キャビネットの中には結婚してから少しずつ集めたお気に入りのヴィンテージ食器が収納されています。


好きなモノを収集するだけでなく、そのモノを通じて共通の時間を楽しむようにしています。特にコーヒーが大好きなので、主人とコーヒーを飲みながら他愛もない話をする時間が幸せです。


余白と景色を意識したインテリア


造りは2LDKで、1階にリビング、ダイニング、キッチン、2階は寝室とゲストルームがあります。 


キッチンは白を基調としたデザインにブラックのタイルが引き締めてくれています。背面の白い扉は家電収納、食器収納、ゴミ箱収納と全て隠す収納になっています。


見せる収納が得意ではないわたしにとって都合の良いつくりでしたし、扉を閉めるとフラットな印象になるところがお気に入りです。


扉を開けると洗面室。


洗面室もブラックでアクセントを。


浴槽もガラス張りとタイルのみの造りで無駄のないシンプルなデザイン。なるべく浴室で使うアイテムもシンプルなモノで統一しています。


さすがに最初はガラス張りには抵抗もありブラインドをつけました。それでも、浴槽に浸りながら外の景色を眺めるのは心身ともに安らぎます。その日の出来事や考え事も、自然を見ているとなんだかリセットできる特別な空間です。


2階へいく階段は螺旋状になっていて、玄関を開けると目の前にこの階段と、アルヴァ・アアルトのデザインの鏡と傘立てが迎えてくれます。


寝室はベットとキャビネットのみです。


寝るだけの寝室ですが、ここにもヴィンテージ家具を揃えつつあり、好きなモノと自然に囲まれた場所です。


隣はもっとシンプルなゲストルームです。


普段は何もなく静かな場所で、夫の趣味部屋でもあります。ここは陽射しもたっぷり入るので、たまにお邪魔してチェアに座りながら読書を楽しんでいます(笑)


また、来客が宿泊する際には、静かな日常と変わって騒がしく、モノが溢れる様子もギャップがあってなんだか気持ちが高揚します。


階段を登ると左手にゲストルームが良い具合に見え、この景色も好きです。


我が家は浴室、キッチン、玄関ともにミニマルなデザインでできています。そのため、心地よい暮らしを求め「景色」を大切にするようにしています。


リビングから見えるキッチンの景色だったり、

洗面台の景色だったり、

友人と囲むテーブルの景色だったり・・・


統一感を大切にし、すっきりと余白を大事にしつつ、それぞれにお気に入りの空間づくりを楽しんでいます。


家にも心にも余白を大切にしながら、これからも夫と愛犬と暮らしていきたいと思います。



高台にある一軒家。 

一面ガラス張りの部屋は写真からも開放感と一言では言い表せない良さが伝わってきます。


愛する家具と自分の暮らし(時間)。それにフィットするおうち探し。このおうちはまさにNaoさんにぴったりです!なかなか、ここまで似合うおうちとの出会いってそうそうないですよね。


厳選したインテリアと好きな人と過ごす時間。そこに自然も加わって、本当に心地よい空間なんだろうな、と編集してて感じました。羨ましいです!


読書好きなわたくしとしては、ゲストルームへお邪魔したくなりました(笑) 

(編集:編集長)


specialthanks

@nao.o.422


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