日々の暮らしの中で欠かせないもの、大切な家具から雑貨、お花、珈琲なんて方もいるかと思います。
家具を買うときに、材質の種類やメンテナンス、塗装の特徴と言ったことや、お花屋さんに寄った際に、季節の花や生け方、日持ちするの?なんて、値段に差こそあれど、ちょっと知ってるだけで選択肢が広がることが沢山あると思ってます。
そう言った、ちょっと知ってると暮らしに広がりが出る、そんな「へ〜、なるほど〜、そうだったんだ!」と思ってもらえるようなコラムを「暮らしの中の◯◯」シリーズとしてお届けしていきます。
「暮らしの中の〇〇」シリーズはこちらからご覧いただけます。
クリスマス気分が高まるサンキライ
朝晩の冷え込みがぐんと厳しくなってきたこの頃。
紅葉が見頃を迎えるのと同じくして街ではイルミネーションがキラキラと輝き、クリスマスが待ち遠しい季節になってきました!
こどもの頃はサンタさんからのプレゼントが楽しみで、この時期はちょっぴりお利口になったり、寒い季節なのに街の賑わいやみんなのワクワクした雰囲気に暖かいものを感じたりしていたのを覚えています。
大人になった今でもやっぱりワクワクする気持ちは変わりません!ツリーを飾って、今年のクリスマスケーキはどれにしようかな?なんて、準備している時間はとても幸せですよね。
そこで今回は、クリスマスのワクワクした気分をより一層盛り上げてくれるお花の1つ「サンキライ」についてお話したいと思います。
サンキライ
今回ご紹介するお花は、小さな赤い実がクリスマスの華やかな雰囲気にぴったりな実もの「サンキライ」です。
一般的にサンキライと呼ばれていますが、通常お花屋さんで出回っているものは「サルトリイバラ」と言います。
・分類:サルトリイバラ科シオデ属
・学名:Smilax china(属名)
・和名:山帰来(サンキライ)
・原産地:中国・朝鮮半島
サンキライの花言葉は「不屈の精神」「屈強」です。
漢字では「山帰来」と書き、山で病にかかった人がこの実を食べて元気に帰ってきたことからこの名がつきました。毒消しや漢方・生薬として使われています。
生け方とポイントをご紹介
では、早速飾っていきましょう!
◯用意するもの
・サンキライ:2本
・薩摩杉:1本
・花瓶(横長のもの)
1.サンキライは20〜30cmに、薩摩杉も15〜20cmにどちらもランダムに切ります。
2.始めにサンキライを左側に流れるように凹凸をつけて入れていき、右側に薩摩杉を入れて安定させれば完成です。簡単ですね♪
ワンポイントアドバイス
ポイントは素材を混在させるのではなく、一塊りにして生けることです。グルーピングするとぐっとナチュラルでオシャレ感が増しますよ!
また、凹凸をつけてデコボコと入れていくと立体感がでますし、足元にまつぼっくりやオーナメントなどを転がしてみたり、小さいサンタさんを飾ってみたり・・・
インテリアに溶け込むクリスマスのお花を是非楽しんでみてくださいね。
1年を通して街中が一段とキラキラと輝きはじめるこの時期、お家でクリスマス支度を進めている方も多いのではないでしょうか。
自ら生けるからこそ、自分らしく飾れる冬のお花。クリスマスに向けて支度する時間も、飾ってからの時間も、より特別なひとときになれば嬉しいですよね。
ちょっと大きめのフラワーベースが仲間入りすると、グリーンと共に大胆に飾れて印象的です。こんな簡単にクリスマスの雰囲気が演出できるなんて!と早速、お花屋さんに行きたくなりました。
みなさんのクリスマス支度がもっと充実するものになりますように♪
(編集:saya)
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