【あの人の暮らしが素敵な理由】日常に特別感をプラスするお正月のインテリア〜新年を気持ちよく過ごすために(koz.tさん)


【あの人の暮らしが素敵な理由】


“インスタグラムでつい憧れてしまうあの人”の暮らし方のヒントやモノ選びなど、暮らしにまつわるアレコレをご紹介いただきます。


前回までのコラムはこちら


今回は、「新年を気持ち良く過ごすために」をテーマに、@koz.t (以下、こずえさん)のお話をお伺いしていきます!


植物がもたらす、お正月の凛とした空気感


こずえ

年末年始はどのように過ごされましたか。各家庭によってそれぞれだと思いますが、我が家の年末は夫の実家で蕎麦打ちから始まります。 家長が蕎麦を打つのが代々習わしで、これを具沢山のお出汁と食べるのがなんとも美味しいのです。


元日の朝、座敷にこどもたちが正座で勢揃いしたら、みんなでご挨拶をして1人ずつお年玉をもらいます。 ここまではよくある光景ですが、我が家では義母から義父へ、私から夫へお年玉を渡すのが慣例です。なぜその流れなのかはナゾですが、お年玉…ぜひ私にも欲しいところです(笑)


そんな我が家の年末年始事情はこの辺にして、今回はお正月におすすめの室礼(しつらい)をご紹介いたします。


玄関のお正月飾りは手作りして


玄関のお飾りは毎年手作りしていて、クリスマスが終わると結構早めに飾ります。 というのも、お正月飾りは終わるとお焚き上げなどで燃やしてしまうので、せっかく作ったお飾りをなるべく長く飾りたい!という妙な貧乏性がそうさせているのですが…


よくお正月飾りは29日と31日以外に飾るのがいいと言いますが、我が家ではクリスマスリースを27日あたりに外して交換します。


この時はシンプルな稲穂飾りで。 外構屋さんに真鍮の引っ掛けを作ってもらったので、お正月飾りでもリースでも簡単に取り付けられます。 



グリーンとホワイトでシンプルなお飾り。和風・洋風どんな玄関でもオールマイティに飾れると思います。


クリスマスリースを作った時に余った花材はそのままお正月飾りにも使えます。松やシダ・南天を付け足すだけで、一気にお正月感が出るのでおすすめです。


お正月を彩る花や枝もの


キッチンには実家から切って持って帰ったツツジを、バランスを見ながら生けました。 お正月の花材を買おうと思ったら、すごい値段が付いていてビックリすることも多いです。私は花材にこだわりがないので、お庭の南天や松などお正月っぽいものをチョイスして飾ります。 


花や枝を飾るのに自信がないという場合は、普段使っている豆皿や小鉢に、蝋梅のように花が付いた枝をちょんと飾るだけでも簡単に素敵なアレンジができると思います。 



床の間には妹が松を飾ってくれました。いけばな嵯峨御流です。和室に生花を飾っただけなのに凛とした空気が流れる雰囲気がとても好きです。 


お正月の準備がひと通りできた部屋で、美味しい和菓子とお抹茶で新年をゆったりとした気持ちで迎えられました。



手作りのしめ縄飾りがとても素敵で、こずえさんのセンスを感じます。一緒にするのは申し訳ないですが、私もしめ縄飾りは手作りしていて、毎年似通ったイメージのものに仕上がってしまうのが悩みだったので大変参考になりました。


凛とした空気を感じられる清々しいインテリアを拝見していると、早朝のお話でもないのに枕草子の「冬はつとめて」が思い浮かびました。寒いのはイヤですが、この凛とした空気感は冬ならではの良さですね。「和」なこずえさんのおうちとぴったりです。


ゆったりとした気持ちで迎える新しい年。今度はことわざの「一年の計は元旦にあり」が思い浮かびます。気が早すぎますが、来年こそは!と思いました(笑)

(編集:kaori)


specialthanks

@koz.t


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