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「暮らしのインテリア」ではすてきなお家やインテリア、整理・収納、お掃除を体現されてる方にフォーカスし、普段インスタグラムでは発信しきれない実体験をコラム形式で配信していきます。
注文住宅、マンション、アパートなどそれぞれ暮らしの中にインテリアがあり、背景には共感する点も沢山あると思います。そんな素敵な暮らしをお届けしていきます。
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コラム執筆者のご紹介
グレー、ブラック、ホワイトと三色を組み合わせ無機質で落ち着いたインテリアが印象的なaico.1130（以下、aico）さん。今回から家づくりやインテリアについて連載がスタートします。
Instagramではキッチンやリビング中心にご紹介されていますが、洗面室や未公開の場所もきっと素敵に違いないと思っていますので、お話伺っていきたいと思います！
aicoさん、よろしくお願いします。
はじめに自己紹介
はじめまして。
この度ムクリさんでコラムを書かせていただくことになりましたaicoと申します。我が家は夫と私、５歳と３歳の息子たちの４人家族です。
２０１９年の１２月に新居が完成し、新生活が始まってから４ヶ月が経ちました。新生活も慣れ始めたころで、家づくりを振り返りつつ、採用してよかったことや、好みのインテリアについてお話できればと思っています。どうぞ、よろしくお願いします。
家探しは「相性探し」からスタート！
信頼できる設計事務所との出会い
いつかマイホームを持ちたいと思っていましたが、漠然とした思いだけで時がすぎていきました。本格的に動き出したのは長男の入園前。夫婦で話し合い、土地探しと設計事務所探しを並行して動き始めました。
私たちは「自分たちで決める家づくり」を進めたかったので、最初から自由度の高い設計事務所にお願いしようと考えていました。とにかく重要視したのは「相性」でした。
気になる設計事務所へ足を運び、相談はしやすいのか？私たちの思いを汲み取っていただけそうか。または家づくりで何を一番大切にされているか、現場へはどのくらいの頻度で行っているのか、など"信頼できるポイント"を細かく伺いつつ話をしました。
最終的に、下記ポイントが決め手となり実家を建てる際にお世話になった設計事務所へとお願いする運びとなりました。
・何度も顔を合わせていたので話しやすかった点
・頻繁に現場に足を運び実際に目で見て細かくチェックをしていた点
・ご夫婦でお仕事をされているので、女性目線での家事動線や間取りなど期待できた点
・実家を建てた際の信頼度
ゆったり静かな理想の場所
土地探しは結果的に順調に進みました。こどもたちの通う学校区、交通の便、私が仕事復帰した時のことなど、ここでも理想へのポイントを夫婦間であげていきました。その結果、重要な要素は"実家の近く"でした。
いくつか候補となる土地を探した結果、半年ほどすぎた時に全ての条件を満たす土地に出会えました。
設計士さんとの関係性を深めていく
設計事務所との出会いをお話しましたが、家づくりで難しいのはその後に簡単に設計士さんを変えていけない点。一度決めたなら関係性をより深めていく必要があります。
とにかく打ち合わせの回数も多く、最初から理想としていた間取りやできる設計も変わってくる中でお互いの歩み寄りや、話しやすい雰囲気づくりはとても大切。
最初の設計段階では家事動線を１階で完結できるよう何度も訂正をお願いしたり（そのおかげで理想的な間取りとなりました！）、大きな苦労を感じることなく進められたのも、設計士さんとの関係性づくりにあったのかなと思います。
現場工事が始まれば現場の進捗を確認する楽しみはもちろん、現場監督を交えながらちょっとした工夫や設計についてお話する時間も楽しく、家づくりに向かって一つになるのは設計士さんだけでなく、関わる人たちの姿勢が大切で、それが相性にも繋がると思いました。
「自分たちでつくる」を実感する仕掛け
冒頭でお話しましたが大切にしたのは自分たちでつくること。情報収集は図書館や本屋さんでインテリアや家づくりの本を読み漁り、時にはメモを残したり。Pinterestで気になる家を見つけては保存したりと、積極的に家づくりに関わりました。
加えて、実は我が家にはDIYした場所がたくさん詰まっています。
基礎土台の防蟻・防腐の為の木炭塗料、窓枠、玄関扉、巾木、階段、全ての床を自分たちでオイルペンキを塗りました。大変な作業でしたが１つずつ終わるにつれて"自分が家を作っているという実感"と完成へのドキドキがとても楽しかったです。
シンプルで無機質な空間
完成したおうちで一番気に入っているのはキッチン。とくにIH前のアイアン窓は絶対に実現したかったこと。そして、モルタルカウンター、ペンダントライトも家づくりの際に一番最初にやりたいと決めたデザイン。
意識したのは無機質な空間。アイアン、モルタル、グレー壁、タイル、自分が好きな物を全て取入れましたが、それぞれ結果を喧嘩しないようにインテリアはシンプルになるよう設計しました。
次回からはそのインテリアについてご紹介していきたいと思います。最後まで読んでいただきありがとうございました。
家づくりで営業の方や設計士さんとの相性ってよく語られていますよね。でも最初の数回では相性って正直わからないところ。ポイントは"自分たちはこうしたいです！"と伝えられるかだと思います。
あれ？最初と違うぞ、とか、思っていたのと違う、ってのは必ずなくなりませんが、最初でその齟齬を極力無くせるか。aicoさんの具体的な質問は相手にもきっと伝わってことでしょう。そして長い家づくり。お互いが気持ちよく進めていける雰囲気づくりも重要ですね。
次回以降はインテリアや動線に触れていきたいと思います。個人的にも気になるところですので楽しみです！
aicoさん、引き続き、よろしくお願いいたします＾＾
（編集：編集長）
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