【あの人の暮らしが素敵な理由】
“インスタグラムでつい憧れてしまうあの人”の暮らし方のヒントやもの選びなど、暮らしにまつわるアレコレをご紹介いただきます。
今回は「植物のある暮らし」をテーマに、＠botanical.0715（以下、Akira）さんのお話をお伺いしていきます！
日々を楽しくする「植物との暮らし」に癒されて
Akira
家を建てた際、インテリア雑貨と一緒に（上のポスターと一緒に写っている）フィカス・アルテシアを買ったのがきっかけで植物に魅了されました。
家の雰囲気と植物がバッチリとハマった気がして、それ以降は植物最優先のインテリアに。 成長に一喜一憂する楽しさや、色々な変わった植物を集めて育てる面白さにものめり込みました。
部屋に溶け込むように植物を飾って
植物を一つ一つ見るのはもちろん楽しいですが、部屋全体のバランスも考えています。
「植物を管理維持する、育成する」のを大前提にしている（大先生のお言葉をお借りしています）ので、普段は部屋の一番明るい場所や外に集めて育てています。
来客の際やSNS用の写真を撮る時は、植物が部屋全体に溶け込めるように配置を変えています。
上から植物をぶら下げたり規則正しく並べたりして配置にひと手間加えることで、少しだけ非日常的な雰囲気に。 また陶芸家さんのお洒落な鉢と一緒に並べて飾るのも雰囲気が出ると思います。
愛着を育む植物のお手入れ
植物のお手入れについて、時々ご質問いただきます。飾り方のお話でも少し触れましたが、「ここに植物を置いたらお洒落だ」と思って部屋の端っこや風が当たらない場所にずっと置くのはNGです。
来客時やSNS用に写真を撮る時にだけそういった場所に置くのはすごく良いと思いますが、基本的に植物は明るく風通しの良い場所を好みます。普段は出来るかぎり明るい窓辺の近くへ置いてください。
育成に関して私が気をつけているのは、とにかく風をあてて蒸らさないようにし水をやり過ぎないこと。
風通しの良い場所に置いてあげて、蒸れるようならサーキュレーターや扇風機などで風を当ててやると良いと思います。 我が家では３６５日休む暇なく天井のシーリングファンが回ってます。
これらの点がしっかりできていれば、あとは植物が家に来てからがスタート。長く一緒に暮らすには毎日観察してあげて、我が子のように成長を見守り愛着を育んでいくのが大切です。
インテリアとしてもおすすめの植物
初心者の方でも育てやすくインテリアとしてもバッチリなのは、チランジア（エアプランツ）です。 吊るして育てられるので、部屋の雰囲気アップにおすすめ。
風通しさえきちんとしていれば育てやすい植物です。私が育てているチランジア（エアプランツ）の一部をご紹介いたします。
◯キセログラフィカ
◯クロカータ
◯ドゥラティ
少し育成の難易度は上がりますが、風貌がとても変わった塊根植物は育てがいがあります。
黄色い花をつけたパキポディウムグラキリスは日光が大好きで蒸れに弱い植物。冬には葉が落葉し、冬季は断水します。そのため水やりのタイミングと蒸れに注意が必要です。
植物を育てる楽しみ、喜び
「植物を管理維持する、育成する」のを大前提にして、その上でこの植物をどこに配置したらインテリアにハマるなとか、ここにこんな植物があったらもっとかっこよくなるのになー、と日々考えて過ごしています。
家族と植物の成長や育て方などを話すのもとても楽しい時間。 家の中にたくさんの植物がある非日常的な雰囲気を味わえて本当に癒されています。
お部屋の中でこれだけの種類と数の植物を育て、それを維持するにはそれなりの手間や労力が必要だと思います。元気な植物たちの様子からAkiraさんがたっぷりと愛情をかけていらっしゃるのが伝わってきました。
水のやりすぎは良くないというのはよく耳にしますが、風通しはそこまで考えたことがありませんでした。３６５日天井のシーリングファンを回さなければならないほど蒸れるのは良くないんですね。
観葉植物を部屋に置いてみたいと思いながら、もし枯らしたらどうしようという不安があってなかなか先に進めずにいました。Akiraさんがおっしゃるように、毎日観察し我が子のように成長を見守ればそれに応えてくれるのかもしれません。
良い出会いがあれば一歩踏み出してみたいです。
（編集：kaori）
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