【暮らしのインテリア】出会いは一脚の椅子から。ヴィンテージの佇まいに惹かれて集めた家具たち~10年目の自分らしい暮らし(sario.lsさん)

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大好きなものに囲まれて永く暮らす


執筆者:saori(@sario.ls )さん


こんにちは。 約70㎡の注文住宅に家族3人で暮らしているsaoriと申します。


これまで6回にわたり我が家のインテリアについてお話してきました。今回は、“家具選び”についてお話したいと思います。


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ヴィンテージ家具との出会い


我が家のリビングにはいくつもヨーロッパのヴィンテージ家具がありますが、実は家を建てた当時はヴィンテージ家具というものの存在を知りませんでした。


(※ヴィンテージ家具とはアンティークほど古くなく、造られてから30〜100年以内の品質の良い中古家具のことを指します。)


「家具といえばインテリアショップで新品で買う。」そう思っていた私がヴィンテージ家具を選ぶようになったきっかけは一脚のアーコールチェアとの出会いから。


新居の完成が近づきリビングに置く家具のイメージを膨らませていたころ、たまたま手にした雑誌にアーコールのヴィンテージチェアが紹介されていたのを目にしました。


柔らかなデザインと使い古された木の色味や佇まいに一瞬で心奪われたのを覚えています。これが私のヴィンテージ家具との初めての出会いでした。 


ヴィンテージ家具の魅力は、


・現行品にはない深みと風合いのある質感や色味

・時を経ている分ストーリーを想像させてくれる


という点だと私は思っています。現行品より手に入れやすい価格も魅力のひとつ。

(※価格に関してはそうでない場合もあります)


使い込まれた木の深い色合いは私の思い描いていたイメージそのもので、すっかりヴィンテージ家具の世界にはまってしまったのです。


お気に入りを持つ


素敵なアーコールチェアも無事手に入れて、もうひとつ新居のリビングにぜひ置きたいと思っていたのがローボード。


リビングには収納が一カ所しかないため生活雑貨を収納する家具が欲しかったのと、リビングの雰囲気づくりの軸になってほしいという想いから理想のローボード探しが始まりました。


アーコールチェアと出会ってからというものヴィンテージ家具の魅力にすっかりはまってしまった私は、ヴィンテージ家具を取り扱うショップの入荷情報をこまめにチェックし始めました。


新居では入居する前から持っていたダイニングセットと茶色の布張りのソファも使う予定でした。どちらも結婚してすぐ何気なく入ったインテリアショップで新品のもの。この手持ちの家具との相性も考えつつ、ローボードを求め週末になるとヴィンテージ家具を扱うお店を回っていきました。   


そして理想にぴったり合ったのが今リビングにあるローボード(チェスト)です。


その後はペンダントランプ、ソファと少しずつ家具を買い揃えていき、入居から約4年目にして今のリビングに置いてある家具が一通り揃いました。


こだわりの家具たち


ここで我が家のリビングにある家具を一部ご紹介します。


◯ローボード(チェスト)


チークほど赤みが強すぎないオークの色味が好みだったことや直線的なデザインで余計な装飾がなくしっかり収納できるサイズ感が決め手になって購入しました。


・購入店:transista(東京都・吉祥寺)

・生産国/デザイン:イギリス製、デザイナーものではありません。


◯アーコールチェア(クエーカーチェア)


雑誌で見て一目惚れしたもの。長めの背もたれのデザインとこっくりした木の色味が好きで購入しました。 私がヴィンテージ家具の魅力にはまるキッカケをくれた一脚です。


・購入店:transista(東京都・吉祥寺)

・生産国/デザイン:イギリス製、アーコール社


◯ソファ 


・購入店:DECO-BOCO(横浜市)

・生産国/デザイン:デンマーク製、ハンス・J・ウェグナーGE290


ヴィンテージ家具を扱うお店を訪れているうちにいつかこのソファを自宅に置きたいと憧れを持ち始めました。


DECO-BOCOさんにてブラウンの生地に張り替え済みで素材がオークだったことや座面の色と質感が我が家のリビングにぴったりだと感じたため、出会ったその日に購入しました。


◯小さな引出しキャビネット 


・購入店:10年以上前に大阪で購入

・生産国/デザイン:不明


サイズ感と長めの脚が気に入って購入。


◯ペンダントライト 


・購入店:phono(金沢市)

・生産国/デザイン:デンマーク製、ルイスポールセン


高い天井から白いランプを下げたいと思い調べているうちに出会ったもの。黒やブラウンのシェードにも惹かれましたが、白い壁の空間にスッと馴染むホワイトに決めました。


我が家に置いてあるものはどれも購入してから何年も経っていますが大好きな家具たばかり。


今は私たちが家を建てた10年前よりもずっと素敵なインテリアや家具の情報を探しやすい時代なのではないかと思います。様々な情報が溢れていますが、焦らず自分の理想の暮らしに合う家具に出会えるまでぜひ探してみてください。


自分の持つ“好きのアンテナ”で選んだ大好きな家具があると、部屋が今よりもっと居心地よく好きになりますよ。皆さんにも素敵な家具との出会いがありますように。


最後までお読みくださり、ありがとうございました! 



今よりももっと居心地良く、お部屋が好きになるようなヴィンテージ家具のある暮らし、とっても素敵ですね♪


私は“ヴィンテージ家具”と聞くと「インテリア上級者向けなのかな?」といったイメージを持っていましたが、saoriさんのように既存の椅子の中にひとつヴィンテージを取り入れる、まずはそこから始めてみたら案外スッと馴染んでくれるのかもしれません。


自分の持つ“好きのアンテナ”でブレずに選んだものはずっと永くお付き合いできるものなんだなと改めて思いました。


ひとつひとつじっくり時間をかけて探し、少しずつ集めた家具たちは見た目はもちろんそこで過ごす時間を豊かなものにしてくれそうですね。シンプルさの中にも深みと温もりを感じるのは、ヴィンテージの家具たちが受け継いできたストーリーがあるからでしょうか?


ヴィンテージ家具とは「想い」をつなぐものでもあると思います。これから永く使っていくうちにsaoriさんのどんな想いが家具たちに込められ、受け継がれていくのかも楽しみですね。


saoriさん、ありがとうございました!

(編集:megu)


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