【暮らしのインテリア】コダワリある家と真剣に向き合う。家づくりの工程で実践した13個のDIY。〜シンプルで無機質な空間づくり(aico.1130さん)


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「暮らしのインテリア」ではすてきなお家やインテリア、整理・収納、お掃除を体現されてる方にフォーカスし、普段インスタグラムでは発信しきれない実体験をコラム形式で配信していきます。


注文住宅、マンション、アパートなどそれぞれ暮らしの中にインテリアがあり、背景には共感する点も沢山あると思います。そんな素敵な暮らしをお届けしていきます。


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家づくりにおける我が家のKeyPoint


執筆者:aico.1130(aico)さん


初回は設計士さんとの出会いからお互いの関係性を深めていく「相性探し」についてお話いたしました。今回は家づくりの工程で取り入れた「DIY」について、前編・後編にわけて具体的にご紹介していきます。


一見するとどこにDIYが?と思う方もいるかと思いますが、トータルで13箇所も自分たちの手で完成させた場所があります。


こどもの頃から洋服や小物をつくるのは好きな方でしたが、まさか家づくりにおいて大工要素のあるDIYをするとは夢にも思っていませんでした。


DIYを選んだ理由


シンプルに"予算"です。家づくりにおいて絶対外せないもので、大なり小なりまずは予算にぶつかるのではないでしょうか。やりたいことが沢山あれば予算はオーバーしてしまう。でもそこで諦めれば理想やオリジナリティからは遠ざかる。


ではどうすればよいのか?頭を悩ませる私たちに設計士さんが出した提案がDIYでした。


とても前向きな方で「自分たちでできることはDIYでクリアしてみますか?もちろん、僕も手伝います!」といったように、予算をあげたり、削ったりするのではなく、自ら参加する提案はとても新鮮でした。


もともと作る作業が好きだった点、また時間もあり予算も抑えたい、そして何よりも自分の家づくりに参加して思い出をつくりたい!といった点からDIYを取り入れることに決めました。


DIYその1:基礎


1つ目のDIYは家の土台と大引に防蟻、防腐効果がある木炭塗料の塗布。工務店がオススメしていた自然素材の塗料ですが、値段は少し高いものになります。それでも自分たちで塗布すると減額になり、基礎の段階から家づくりを一緒に楽しむことができました。


現場では監督さんや職人さんとの会話も交えながら作業ができたので、深い信頼関係も築けたと思います。


DIYその2:窓枠


2つ目は窓枠の塗装です。窓枠とはサッシを囲んでいる木枠全てになります。窓横のクロス、壁のカラーに合わせて塗装しました。


この塗装が思っていた以上に大変でした。


まず塗装前に必須な作業が養成。ペンキが付かないように周りを保護する地味な工程ですがとても重要。窓枠という場所柄、天井や壁、床、ガラスにいたるところに養生テープでカバーをしていきます。自分の大切な家、不慣れな作業でとても時間がかかりました。


養生ができてからが本番。

我が家の場合は、「下地を塗る」→「カラーを2回塗って乾かす」の工程で採用。


これがいざ塗ってみると細かいところは刷毛、面積が広いところはローラーを使うなどコツがあり、実践していく中で学習していくのがとても楽しく、途中から大変さよりも面白さが勝るようになりました。


DIYその3:こども部屋の壁塗装


3つ目は2階にある寝室とこども部屋の壁一面です。


1階と雰囲気を変えたい意向もあり、2階の壁はほぼ合板のまま。こどもたちの成長とともに一緒に壁を塗り替えたい、そんな想いも込められています。工務店さんが内装仕上げ用に節無し、製品ラベル無しのとても綺麗な合板をもってきてくださったのでとりあえず一面だけの塗装にしました。


こちらも工程は先ほどの窓枠同様。異なるのは壁一面になるので、ムラなくローラーで塗装していく点。遠目でチェックしながら進めていきました。


2階はまだ未完成の状態。寝室は何もなく、このこども部屋で寝ている状態です。これから少しずつ暮らしに合わせて変えていくのが楽しみの一つです。


DIYその4:巾木の塗装


4つ目は巾木の塗装です。

巾木って案外存在感があり、色味やサイズで大きく部屋の印象が変わります。最近では巾木を無しにされる方もいますよね。家づくりの過程で、この巾木の色を何にするかとても重要だと思っていました。


壁に合わせるか、白にするか、無垢のままにするか、、、やはりまとまった空間でシンプルなイメージにしたいと思っていた私は巾木はできるだけ目立たせたくない思いが強かった所です。


最初はクロスに馴染むようにと、海外メーカーの塗料1600色(設計士さんにわざわざ取り寄せていただいた!)から悩んで決めた色がありました。ですが結果的には床材と合わせたカラーに着地しました。


それはコストを一番コストを抑えることができ、床・壁とも馴染む床材と同じカラーでした。当初のようにクロスと合わせたり、真っ白の目立たない色にされる方が多い中、床材と同色にしたのは気づかないところでオリジナリティに繋がってよかったなと思っています。


DIYその5:玄関周りの塗装


5つ目は玄関上にある窓の外部塗装と玄関ドアです。


玄関ドアは造作で作っていただいたもの。防雨のためにここも塗装をしています。ウォルナット色で塗装した後、クリアのつや消し塗装をしています。この日は風が強くて寒かった思い出が鮮明に残っています。


また玄関上の窓枠は、私が高所恐怖症なので設計士さんにお願いをしました。快く引き受けてくださり安心したのと、本当に良い方だなと実感もしました。


残りの8つのDIYは後編でご紹介したいと思いますが、いかがですか?自分たちの手と頭をフル回転させたので、その日の記憶もしっかり覚えています。


ライフスタイルに応じて変化していける余白を残すだけでなく、家づくりの工程から変化を実践していくと、より愛着が湧いて自分の家のことが好きになると思います。大変ですが、とてもオススメです!


最後まで読んでいただきありがとうございました。また後編も参考になれば嬉しいです。



正直aicoさんのご自宅を拝見してここまでDIYが取り入れられているとは想像もしませんでした。全部で13箇所あり、その前半だけでもかなりの量でしたね。


編集させていただいて感じるのは、文章にまで想いを感じた点です。自分たちで手を加えたことで記憶も思い出もはっきりされていて、しっかり感情もビシバシと伝わってきました。aicoさんは理想の実現と、コスト削減がきっかけでしたが、家づくりの工程に参加するってなんだかいいなとシンプルに思います。


得意不得意はありますが、思い出づくりだけでなく、長い間付き合う家と向き合っていくいい機会になりそうですね!私ももう一軒建てられるならDIYしたいなぁと思います。できるなら(笑)


aicoさん、後半もよろしくお願いします!

(編集:編集長)


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