【暮らしのインテリア】家族を迎える玄関はお気に入りと使いやすさを両立させて〜すっきりとシンプルに暮らしたい(r__kuro.__さん)

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「暮らしのインテリア」ではすてきなお家やインテリア、整理・収納、お掃除を体現されてる方にフォーカスし、普段インスタグラムでは発信しきれない実体験をコラム形式で配信していきます。


注文住宅、マンション、アパートなどそれぞれ暮らしの中にインテリアがあり、背景には共感する点も沢山あると思います。そんな素敵な暮らしをお届けしていきます。


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すっきりとした空間を実現させた間取りと工夫


執筆者:@r__kuro.__(kuro)さん


前回のコラムでは家族が集う場所でもあるリビングのすっきりと暮らすためのこだわりについてお話しました。


今回は家の顔でもある玄関について。

採用した設備や間取りの詳細、お気に入りのポイントなども織り交ぜてお話していきます。


kuroさんの前回までのコラムはこちら


木の温もりを感じられる家の顔


玄関ドアは当初シンプルな黒やシルバーにしようと予定していましたが、設計事務所のオープンハウスで伺ったお家で採用されていた木の温もりと重厚感のあるスウェーデンドアに一目惚れ。


予定していたドアの予算よりも倍の金額にかなり悩みましたが、スウェーデンドアを見たときのトキメキが忘れられず、「玄関は毎日家に帰った家族を迎えてくれる場所”家の顔”になる場所だよね。」そう夫と話し合いを重ねて採用に至りました。


実際に暮らしてみて、断熱性はもちろん遮音性をとても実感しています。


家のすぐ近所に公園があるのですが、ドアを閉めると家の中はとても静か。逆に家から出た時は「あれ、こんなに外うるさかったんだ!」と気付かされます。


それほどに優れた遮音性と重厚感もある分厚いドアなので、こどもたちは開ける時少し重そうですが、それを差し引いても採用して本当に良かったと思えるドアです。


動線と収納を重視した場所


玄関周りも動線と収納を重視して間取りを考え、いつも綺麗な状態を保ちたかったので帰宅したらSIC(シューズインクローゼット)で靴を脱いで、棚に片付けたらそのまま室内に入れるようにSICは通り抜けができるようにしました。ただ、こどもたちは玄関で脱いで入ってしまうことが多いのですが(笑)


玄関を入ると右手にSICがあり、そこを通り抜けるとトイレ前に出てそのまま洗面室に。ぐるりと回れる回遊動線を採用しました。


こどもがいると出かける準備も一苦労。「あれがない!これを忘れた。」となっては靴を脱いで室内に取りに行く動作をなくしたくて、出かける準備がここで全て完結するように大きめのSICを設けました。


靴以外にも鞄やコート、帽子、傘、外遊びの道具、こどもたちのランドセルや通園バッグ、学校道具(絵の具セット、習字道具、鍵盤ハーモニカ)なども全てSICに収納しています。

沢山のものが収納されている分SICの中はもので溢れ返っていることが多いですが、ドアを閉めてしまえば見えない場所なのでいつも玄関はすっきりを保てています。


SICの壁は板貼りに。造作の鉄骨階段との組み合わせがとても気に入っています。


◯シューズインクローゼット

NISSIN EX:リアルパネル/ナララスティック


お気に入りを取り入れる


階段横の窓から見えるキッチンを切り取った光景は大好きな眺めのひとつ。階段を降りる時に見えるキッチンダイニングもお気に入りです。


キッチンからこどもたちが階段を上り下りするのが確認できるのも、この窓を付けて良かったなと思うところです。


玄関框はスチールのものを採用しました。汚れが付いてもすぐに落ちるところが気に入っています。


玄関床はモルタルのウレタン塗装。モルタルのデメリットとしてクラックは既に入ってしまっていますが、それも含めてモルタルの良さだと思っているので私たち夫婦は気にしていません。


空間の奥行きを意識して


床材の切り替えが少なくなるよう玄関・廊下・トイレ・洗面室は同じタイルで統一しました。切り替えがないことで空間がひと繋がりになり、奥行きも出るのでとても広く感じます。


洗面室は決して広くはありませんがFIX窓から射し込む陽の光でとても明るいですし、動線の良い場所に設けたので使い勝手も抜群です。 


シンプルに仕上げたかったのでグレー×木×白で色を統一しました。 あまり収納場所を確保できず5人家族で今はかなりキツキツですが、こどもたちが大きくなって収納が足りなくなったら洗面台下の空きスペースに収納を増やそうかなと考えています。 


洗面所詳細


◯床タイル

・メーカー:名古屋モザイク

・品番:シクラスll/SIC-R203F

◯三面鏡

・メーカー:サンワカンパニー

・品番:ホテルミラーボックス/1200

◯洗面ボウル

・メーカー:サンワカンパニー

・品番:エレガンススクエアWA27021

◯壁タイル

・メーカー:LIXIL

・品番:インテリアモザイク ニュアンス/IM-100P1

◯天板

・メーカー:AICA

・品番:メラミン化粧板アイカラビアン/JI-800

◯壁紙

・メーカー:リリカラ

・品番:BASE/LB-9032


贅沢な癒しの空間に


家を建てる前、「廊下は無駄な空間。」と思い、なるべく作らないようにしようと考えていたのですが、実際はかなり広々とした廊下のある家になりました。


この廊下を「無駄な空間」ではなく「贅沢な空間」と考えるととても魅力的に感じ、今ではこの廊下があって良かったと思えるお気に入りの空間になりました。


ひとつ後悔ポイントがあるとしたら、玄関ドア周りに窓を付けなかったこと。日中は少し暗めですが玄関と廊下には自動センサーライトがついているのでさほど困ってはいませんが、やはり自然光の柔らかい光が好きなので窓を付ければ良かったなと思います。


ただあまり日が入らない玄関廊下はタイルの冷たさも合わさってとても涼しい場所で、我が家の避暑地のような場所になっています。


廊下には井藤昌志さんの姿見を置いたりYチェアと鉄骨階段との組み合わせを楽しんだり。


お気に入りのインテリアがあることで毎日見かける度に癒されるような空間になりました。最後までお読みいただき、ありがとうございました!



おうちの顔とも言える玄関は採用するドアひとつで印象もガラッと変わるもの。


kuroさんが採用されたスウェーデンドアはおうちをとても柔らかく見せてくれています。断熱性などの性能が優れているだけでなく、天然木の風合いがこれから使い続けることで深みと温もりを増していき経年変化も楽しめそうですね。


ドアを開けた先に広がる玄関ホールからの眺めに思わずため息が出てしまいそうなほど広々としていてスッキリと無駄のない空間はまさに“贅沢な空間”という言葉がピッタリだと思いました。


後悔ポイントとして挙げられていた窓がない点についても、廊下に設けたFIX窓から光が見えたり視線の先にある真鍮のブラケットライトが優しくお出迎えしてくれたりと、全く不便さを感じさせません。むしろ少し落ち着いた空間に配置された姿見やチェアが映えますね〜。


インテリアやデザインだけでなく動線や収納にもぬかりのない家づくり、とても参考になりました。kuroさん、ありがとうございました!

(編集:megu)


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