【暮らしのインテリア】理想の間取りがきっかけに。2階に行くのが楽しくなるようなお家づくり〜すっきりとシンプルに暮らしたい(r__kuro.__さん)

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“大好き”が詰まった場所で過ごす幸せな時間


執筆者:@r__kuro.__(kuro)さん


前回までのコラムでは、主に1階のインテリアや暮らしやすさにこだわった収納や動線についてご紹介していただいてきました。


今回は2階を活用したくなるような家づくりについて、採用したこと・やってよかったポイントなどにも触れながらお話していただきます。


kuroさんの前回までのコラムはこちら


2階に癒しのスペースを


実は家づくり当初「2階は寝るだけの空間になるし、あまりこだわらないでいこう!」と主人と話していました。


ところが、設計士さんが提案してくれた“バルコニーのある間取り”を見て一目惚れ。そこから2階にもこだわりポイントを詰め込んでいき、結果としてとても大好きな空間になりました。


2階には6帖の寝室と6帖のバルコニー、4.5帖のこども部屋といずれ壁をつけて分ける予定の8.8帖のこども部屋があります。


バルコニーではチェアを置いたり、ハンモックをつけて景色を楽しんだり。水栓を設置してあるので夏には水遊びもできるようになっています。


以前住んでいた家は2階に上がると圧迫感があり行くのが苦痛でしたが、現在はバルコニーがあるおかげで開放感も楽しめ、2階に上がるとリフレッシュできてとても大好きな場所です。


あえてコンパクトに。居心地の良さを演出した寝室


寝室は6帖とコンパクトですが「寝るだけの場所だからそんなに広さは必要ない。」と考え、この広さになりました。


今は次男と3人で寝ているため、ダブルベッドを2つ置いていてかなりきつきつ。夫婦ともに狭い方が落ち着いて寝られるということもあり、安心感があります。


コンパクトな寝室ではありますが、バルコニーへと出られる大きな窓から廊下側の窓へと視線がぬけるので、圧迫感は感じません。 


寝室横には4帖ほどのウォークインクローゼットがあり、その中には主人がPC作業などをするカウンターを作りました。 


◯寝室壁紙

・リリカラ:LW-2316


こども部屋の使い方


8.8帖のこども部屋では上の子たちが寝ています。このこども部屋から見える景色もとても綺麗で、いつも娘と「綺麗だね〜」と話します。


学習机は私が幼少期に使っていたもの。両親が実家で大切に置いていてくれたので、我が家へ持ってきました。


こどもたちもそうですが、私自身も基本的にリビング学習をしていたので机はピカピカ。娘がこの机で本格的に勉強するようになるのはまだまだ先のことかな…と思います。


すっきり暮らすための強い味方


家づくりをするにあたっての絶対条件のひとつであった「室内干し空間。」


・春は私もこどもたちも花粉症のため外に干せない

・夏は干している時に飛んでくる虫や洗濯物についている虫が嫌

・冬は外干しでも乾きにくく、寒い中凍えて干したり取り込んだりが苦痛


といったように、外に洗濯物を干すことに対してデメリットしか感じていませんでした。


よくお友達に「室内干しで臭くならない?」と聞かれますが、全く臭くなりません。


理由は私の憶測ですが


1.南側の一番日の当たる場所にある

2.24時間換気システム

3.空気が流れる空間にある


この3つの要素が大きく影響しているのではないかなと思います。


完全室内干しにして、デメリットは思いつかない程とても気に入っています。花粉もつかず、大嫌いな虫に怯えることもなく、寒さに凍えながら洗濯物を干すこともなく、更には好きな時間に洗濯を干せて冬場は家の加湿にもなる。本当にメリットしかありません。


2階の窓は全てロールスクリーンにしました。室内干し空間の窓は日中ずっと開けているので、天井を掘り込んでロールスクリーンが隠れるようにし、すっきりとした空間になっています。


外の視線を遮りたいけれど光も取り入れたいときは半分まで下げておくなどの調節もできるので、ロールスクリーンにして良かったなと思います。


◯室内干しスペース詳細

・toolbox:アイアンハンガーパイプ/L字ブラック


暮らしてみてからの快適さに繋がる間取り


室内干し横には洗面台を設置しました。正直使用頻度は少ないですが、あるととても便利な場所。


家づくりで完成するまで一番ドキドキしたのが2階洗面のタイルでした。当初から「シェヴロンウォールを使いたい!」と思っていたのですが、タイルの色や目地の色でとても悩みました。


結果、洗面ボウルのマットな肌触りと合わせて、マットホワイトのタイルに目地をホワイトに。


完成してみると「あれ?あまりタイルが目立っていない…シンプルにしすぎたかも。」と、楽しみにしていただけあってとても落ち込みました。


しかし実際に暮らしてみて、主張しすぎずさりげない雰囲気がとても気に入っていて、大好きな場所になりました。


◯洗面ボウル

・サンワカンパニー:カリッサ900

◯タイル

・名古屋モザイクタイル:シェヴロンウォール/EKP-F6110L/Rマットホワイト

◯ミラー

・MOEBE:ウォールミラー50cm/black


トイレ横にある納戸にはシーズンオフの家電や掃除機、ハンガーなどを収納しています。


扇風機や加湿器などは場所をとるので、間取りを考えるときにどこに収納するかを予め決めておくことは大事だと思います。


家づくりではどうしても1階部分に時間をかけてしまい、2階はついつい考えるのが後回しになってしまいがち。実際私たちも家づくりの終盤で疲れていたのか、完成したトイレのタイルを見て「これにしたっけ…?」と覚えていないほど…。


“バルコニーのある間取り”がきっかけで2階の快適度は格段に上がり、家中に大好きな場所があると生活するのが楽しいなと日々感じています。



開放的でありながらプライベートな空間であるインナーバルコニーは、半屋内なのであまり天候に左右されずに屋外の雰囲気を楽しめるのがいいところ。


暮らしの中で「2階でちょっと水を使いたい!」というシチュエーションが意外と多いので、洗面台や水栓などを予め設置して様々な使い方ができるのはとても便利だと思います。我が家も小さなバルコニーがあり、水栓をつけなかったことが後悔ポイントなんです。水遊びやお掃除をするときにも水栓があるだけでグッと楽になると気づいたのは入居後でした(笑)


大きな窓がお部屋や廊下に面しているので、視覚的にかなり広がりを感じますし、明るい室内干し空間はお洗濯物もカラッと気持ちよく乾きそうですね〜。ロールカーテンでプライバシーにも気をつけつつ採光性も確保できるなど、本当に細かな部分まで考えられています。


家づくりにおいてLDK周辺がどうしても生活スタイルの中心になりがちですが、2階も妥協せずにこだわることで、毎日のようにする洗濯が快適になったり1階では見ることができない遠くの景色が見えたり、暮らしの中の楽しみが増えていくのではないでしょうか。


kuroさん、ありがとうございました!

(編集:megu)


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