【暮らしのインテリア】家づくりの難しさを実感して。やって良かった点と後悔している点〜築14年のマンションを部分リノベーション(m____mina.roomさん)

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1年以上経った今、リノベーションに改めて感じることとは…


執筆者:mina(@m____mina.room)さん


一昨年の9月、築14年の4LDKマンションに住みながら、キッチン、リビング、和室を中心に部分的なリノベーションをした我が家。


・リノベーションをしようと思ったきっかけ

・住みながらのリノベーションの経験談

・before after

前回のコラムでお話ししました。


1か月に及ぶ住みながらの工事は苦労もたくさんありましたが、それ以上にワクワク感や感動の方が大きく、思い切ってやって良かったと改めて思います。


今回は、その中でも私なりに ”特にやって良かった点” をいくつかと、それとは逆に1年以上経った今だからこそ感じる ”後悔している点” もご紹介したいと思います。


minaさんの前回までのコラムはこちら


特にやって良かった点


1.キッチンをL型からI型へ


・before


・after


L型キッチンは動線は良かったのですが、コーナー下がデッドスペースになりやすく、元々収納が少ない我が家にとってはかなりのデメリットでした。


I型キッチンに変えたことで収納もしやすく、キッチン自体の奥行きも狭まったので、その分リビングダイニングの面積が広くなり、家族との時間が快適になりました。


・before


・after


2.室内窓


・before


・after


リビングつづきの和室を壁で仕切って個室にすることで、圧迫感が出ないか不安を感じたので、元々憧れのあった室内窓を検討しました。


そんな中、自分のイメージとぴったりな室内窓に出会い、オーダーでお願いすることに。実物が届くまで不安もありましたが、細めのグレーのアイアン窓はまさに理想的!


前の家を知っている友人にも「リビング広くなったね!」と言われるくらい、室内窓は取り入れて大正解でした。


3.廊下収納


L型キッチンからI型キッチンになったことで奥行きが狭まり、リビングが広くなったと紹介しましたが、それだけでなく、裏の廊下側にもスペースが新たにできました。


そこに扉付きの収納を作ったことで、リノベーションの目的のひとつでもある「収納を増やしたい!」を叶えられました。


4.無垢フローリング


ぬくもりと高級感のある無垢フローリング。これは1番の憧れでもあり、リノベーションする上で絶対に譲れない条件でした。


実際に触れて確かめたくて、いくつかショールームにも通い、最終的に「朝日ウッドテック ライブナチュラルプレミアムシリーズのバーチ」に決めました!


無垢材といえばワックス掛けなどのお手入れが不安でしたが、こちらはワックスがけの必要もなく、日常のお手入れは乾いた雑巾やモップでカラ拭きするだけ。


カラ拭きで取れない汚れは、水で濡らして固く絞った雑巾で取り除けばOK!と、びっくりするほどラクなのです。無垢フローリングを取り入れたいけどお手入れが…と不安に思っている方には、とってもおすすめの床材です!


後悔している点


1.リビングのコンセントの位置


キッチンはシステムキッチンごと変えたので、コンセントの位置も1からしっかり考えて決めたのですが、リビングはコンセントの位置を特に考えず、以前と同じ場所にだけ設置してもらいました。


ですが1年経った今、「ここにコンセントを設置してもらえばよかった…」と思う場所がいくつかあり、特にソファー側の壁には1つもコンセントがないので、あの時もっと真剣に考えていれば…と少し後悔しています。


使う家電も季節によって変わってくるので、どこで何を使うかをしっかり考えてコンセントの位置を決めるべきでした。


2.玄関の壁紙


玄関の壁紙を選ぶ際、以前から暗くて狭い玄関が悩みだったのもあり、少しでも明るく広く見せたくて、迷わず真っ白を選択しました。


ですが、ここは1か月もしないうちに失敗だった?と感じました。見た目はとても明るい印象になりましたが、玄関入ってすぐの壁は、特に子供の手垢も付きやすい場所。


もう少し汚れの目立たないアクセントクロスを検討すればよかったかな?と少し後悔しています。


私は工事の半年前からリノベーション会社の方と打ち合わせをして、準備万端!と思って臨みましたが、それでもやっぱり抜けている点もあり、家づくりの難しさを感じました。


ですが、「これだけは譲れない!」と思うことが実行できていれば、多少失敗があってもそれ以上の達成感と幸せで満たされる気がします。


私にとってはそれがキッチン、室内窓、廊下収納、無垢フローリングの部分。おかげで、1年以上経ってもリノベーションをして良かったと満足な気持ちでいられるのだと思います。


最後まで読んでいただきありがとうございました。 次回は、リノベーションを通して変わった収納とインテリアについてお話したいと思います。



半年前から準備万端な気持ちで部分リノベーションに臨んだというminaさん。

それでも、住んでみてからこうすれば良かった…と何かしら出てくるもので、1度や2度でそう簡単にいかないのが家づくりの難しさなのでしょうね。


でも、今の家のベースがすでにあり、長く住んでいた経験があるからこそ、ここをこうしたいと思うことが明確に定まっていて、改善したい部分に色々と気づける点は、ひとつの強みかもしれないと思いました。


わが家は狭い賃貸から戸建てへの家づくりをしたのですが、規模も違えば何もかもが初めてで、間取りから細かい部分まで想像だけではイメージが沸きにくかったのを覚えています。


部分リノベーションをする上で、1度すでに住んでいた経験や知識から、広い視点で見ることができそうですね。


ビフォーアフターの写真を見比べてもわかるように、minaさんの譲れなかった部分が特に大きく変化を遂げていて、少し後悔した点があっても、満足な気持ちの方が圧倒的に上回っているのも伝わってきました。


こんなに変わるんだと改めてリノベーションの魅力やすごさを感じて、部分リノベーションをいつかしたいと早速、私も夢を見ています。笑


minaさん、ありがとうございました!

(編集:maki)


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