【暮らしのインテリア】ライフスタイルの変化とおうちの変化。変わっていくことの大切さ〜居心地のいい家づくり(eringo__さん)

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「暮らしのインテリア」ではすてきなお家やインテリア、整理・収納、お掃除を体現されてる方にフォーカスし、普段インスタグラムでは発信しきれない実体験をコラム形式で配信していきます。


注文住宅、マンション、アパートなどそれぞれ暮らしの中にインテリアがあり、背景には共感する点もたくさんあると思います。そんな素敵な暮らしをお届けしていきます。


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より良い暮らしを目指し収納や仕組みを考える


執筆者:えり(@eringo__)さん


おうちを建てる際、これから家族のライフスタイルがどのように変化していくのか予測できず、間取りや動線を考えるのも悩んでしまいますよね。


我が家もおうちを建てて4年目、これまでに様々な変化がありました。今回は「我が家の変化」についてお話したいと思います。


えりさんの前回までのコラムはこちら


子どもの成長に合わせたリビングの変化


昨年長男が小学校に入学し、まだまだリビング学習をしていることや朝の身支度や準備はリビングでするため、リビング横の洋室に学用品収納スペースを作りました。


ポイントは「子どもが自分で片づけやすい」こと。


カウンターにはリビング学習で使うものをまとめて置き、ドローアラインを使って子どもの目線の高さに合わせてランドセルや上着を掛けて学校の荷物の定位置にしました。


しかし子どもたちが成長するにつれ「学用品や服の収納を増やしたい!」と思ったときに家具を置ける“まっさらな壁面”がなかったため、何も置くことができずモヤモヤが募っていきました。


しばらくはこのスタイルで様子を見ながら試行錯誤を繰り返し、モヤモヤを解決すべく工務店さんに相談して一年後にプチリフォームで収納を増築することに。


収納を増やした理由は2つ。


1.リビング学習はダイニングでやる方がいい

2.カウンターに物を適当に置きやすいので、散らかって見えがちだった


ごちゃつきがちなものも引き出しに収納することでスッキリと見えますし、ランドセルはポンと置くだけ。子どもたちが取り出しやすく・しまいやすい仕組みになり、今はこのスタイルで落ち着いています。 


自分の部屋がある喜びを


子どもの成長を機にガラッと変わった場所がもう一つ。


長男の小学校入学を機に、長男の部屋を整理してベッドを購入しました。


ロフトタイプのベッドはベッド下のスペースを有効活用できるので、5.3畳の部屋でも圧迫感が出ないのがいいところ。


学習デスクも入学のタイミングで購入。基本的に今はリビング学習なので、まだまだこのデスクで勉強する日は遠いとは思いますが、息子は自分のだけの部屋ができたことをとても喜んでくれたのでやった甲斐があったなと母も大満足です。


今までは主寝室でみんな一緒に寝ていましたが、子どもたちが自分の部屋で寝るようになり、寝具や管理方法にも変化がありました。


今後は夫婦二人では広すぎる主寝室をどうにか有効活用したいなぁと思っています。


娘の部屋の活用は少しずつ。


自我が芽生えてきた娘のために「自分の空間」を準備しようと一念発起!物置となっていた娘部屋を整理しました。


まずは「どんな空間にしたいか?」イメージを思い描き、もともと置いてあった荷物を断捨離・整頓して家具を少し買い足すところから。


5.1畳の娘部屋の変化

(Before)

(After)


棚には娘のお気に入りのおもちゃを飾りました。休日は自分で服を選んで鏡の前で身だしなみチェック。そんな娘の様子を微笑ましく思っています。


洗濯乾燥機の導入と家事動線


入居してからずっと洗濯物は一階洋室で部屋干しか浴室乾燥をしていましたが、夫の仕事が忙しくなったこともあり、干す手間を減らすためにドラム式洗濯乾燥機を導入しました。


以前は夫の入浴後に洗濯をして夜干していたのですが、今は帰宅時間に合わせて洗濯をセットし、帰宅後乾燥するといった流れで干す手間が無くなりました。


これによってたくさんの部屋干しアイテムを断捨離できたり、欲しいと思っていたランドリールームは必要なかったと感じたり。


「家電の見直しでこんなに生活が変わるんだ!」と感じた出来事でした。


二階クローゼットは面倒臭い!


実は家づくりにおいて、一階にファミリークローゼットを作らなかったことを後悔ポイントと感じていました。朝のバタバタした時間にわざわざ二階まで行って服を持ってくるのは面倒くさいこともありますよね。


そこで色々と策を練り、今流行のミニファミリークローゼットを真似てみることに。自分の平日服と子ども服のみに絞って一階洋室に収納するようにしました。


私の平日服は無印のやわらかポリエチレンケースに入れて見た目もスッキリ。


子ども服は洗濯したのものを自分たちでしまったり、お風呂から上がって自分でパジャマを出したり朝着る服を準備しやすいよう、カゴにポイポイスタイルで収納しています。


実際にやってみて我が家に大きなファミクロは必要なく、臨機応変に活用できるのでこれで良かったのだと感じました。


どんどん好きになる観葉植物


前回のコラムでもお話したように、おうちを建ててから観葉植物にハマったため「もっと窓際に置きたいのにスペースがない! 」となり、植物を吊り下げるため梁にピクチャーレールを施工しました。 


吊るすことによってより多くの植物を楽しめるように。


カウンターにもドローアラインを活用して植物コーナーをつくりました。ライトやダクトレールファンを取り付け、壁をDIYでクロスから漆喰に塗装。大好きな植物が映えるお気に入りの空間になりました。


玄関・土間の「今」と「これから」


今は帰宅後すぐに洗面所へ直行し、手洗いやうがいをされる方も多いのではないでしょうか?子どもが外遊びで手や服が砂だらけなんてこともありますよね。


我が家は色々考えた結果、玄関に独立手洗いを準備しませんでした。


その代わりに土間を通って洗面まで直通で行ける動線を採用し、子どもたちの帰宅時はこちらから入るようにしたことで、朝や帰宅時に混み合ってしまうといった玄関問題も解決しました。


土間にはどんどん増えるキャンプ用品や夫の靴、庭の手入れに使う道具や自転車などを置いています。


今まではキャンプ用品を二階納戸と土間に置いていましたが、ついに入りきらなくなってきたので庭に物置を設置予定。まだまだここは変化の途中といった感じです。


このように様々な変化を繰り返し、今の暮らしがある我が家。今後は全く活用できていないベランダで何かしたいと妄想する日々。家庭菜園なんかもいいなと思っています。




家が完成するまではあれもこれもと色々考え理想を詰め込んだと思っていた家も、実際に暮らし始めてみると「ここには〇〇があったほうがよかった。」「ここに〇〇はいらなかったかも。」などの気付きが必ず出てくるものですよね。


特に子どもの成長によってその時の使いやすさや便利さは日々変化していきます。4年目にして様々な変化をさせていったえりさんのお話を聞いて、家が完成したら終わりなのではなく、まだまだこれからも家づくりは続いていくものなんだなと思いました。


私も子どもの頃そうでしたが、自分だけのスペースがあるってワクワクしますよね!子ども部屋を整えることで結果としてお子さんの自立を自然と助けることになったのも嬉しいですし、娘さんが鏡の前で身だしなみチェックをする姿を想像してとてもほっこりとした気持ちになりました。


海外インテリアのようなおしゃれな子ども部屋のつくり方もとても参考になりました♪


えりさん、ありがとうございました。

(編集:megu)


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