【暮らしのインテリア】「アトリエ」と呼べるような空間に。家の特徴的存在となったワークスペース〜リノベーションで叶える「したい暮らし」(tmte_ieさん)


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注文住宅、マンション、アパートなどそれぞれ暮らしの中にインテリアがあり、背景には共感する点も沢山あると思います。そんな素敵な暮らしをお届けしていきます。


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こどもファーストの暮らし。家族が過ごしやすい空間を目指して


執筆者:mii(@tmte_ie)さん


初回では、リノベーションを選択した経緯や物件選びなどについてお話ししました。4LDKのヴィンテージマンションを2LDK+パントリー+ワークスペースにリノベーションした我が家。


長く大事に住めるお家にしたい、でもこどもたちが自立したら夫婦2人に合ったお家に住み替えができたらいいよね!またお家づくりができたら最高!と、リノベーションが終わって間もないのに夫婦で話しています(笑)。


何十年か先、生活の変化に合わせて何かしらお家の変化はさせようと考えておりますが、今回のリノベーションで目指したのは、こどもファーストの暮らしで家族が過ごしやすい空間にするということでした。


「家族がゆるやかにつながるため、有機的な空間をつくる」。という最大の希望でもあったリノベーション。


その中でも今回は我が家の特徴のひとつで、間取りを考える中で多く時間を使ったワークスペースについてお話したいと思います。


miiさんの前回までのコラムはこちら


ワークスペースに求めたこと


夫婦でそれぞれ好きな空間を作り、こどもとコミュニケーションを取れるように、それぞれがゆるやかに繋がる有機的な空間を作ることを目的にした間取り。


希望を叶えるためのひとつが、夫の好きな空間である「ワークスペース」と、後にお話させていただく私の好きな空間である「家族の様子を眺めながらお料理できるキッチン」、この2つの空間を中心に考えました。


ワークスペースに求めたものは、家族みんなで座って読書や勉強、遊びや創作活動などそれぞれが好きなことに没頭できる「アトリエ」と呼べるような空間で、その為に必要な要素として下記を意識しました。


・家族4人が並べて座れるスペース

・壁側にそれぞれの好きな物を置ける背の高い本棚

・リビング・キッチンと分断せず、なおかつ集中力を削がない仕切り


曲がっている壁もあったら楽しい


実はワークスペースに関しては、ほぼ夫に任せていたので、図面では見ていましたがちゃんと仕上がりをイメージができていませんでした。


R壁の骨組みを見て「こういうことだったのか!」と驚いたのを覚えています。


R壁にしたのは、お家全体を明るい空間にしたかったので洗面にも光を取り入れることが主な目的でしたが、真っ直ぐな壁ばかりではなく、曲がっている壁もあったら楽しいから。


こどもたちにとってもワクワクするような形状なのか、抱きついたりして遊んでいます。


白い塗り壁なのでこどもたちがお絵かきしちゃったり、汚れや傷ができてしまったりすることは絶対にあるだろうなと分かってました。


なるべく描かないように大事に使おうねと伝えていますが、多少のクレヨンなどは水拭きで落ちますし、傷などできてしまっても一緒に塗装したりして修繕を一緒に経験できるので、そうしたことで愛着や長く使うという意識が根付くのも良いなと思います。


入居から一年経った頃、R壁にクラックが入った部分があったので、リノベーション会社さんのアフターメンテナンスサービスとして、補修の仕方を実践で教えていただきました。


その時に、娘も一緒に補修剤を塗ったりして楽しく作業できました。


夫の希望で設けたワークスペース内の絵本コーナー 


以前から好きな絵本や、図書館で借りて気に入った絵本を住み始めてから毎月1~2冊購入していて、今では100冊くらいになっています。


並べるだけでも華やかになりますし、ラインナップも工夫していて、例えば雨の日は雨に関連する絵本を並べるなどしています。


夫の楽しみは、こどもがどの絵本に引っ掛かるのか興味深く見守ることのようで、こんな絵本を買ったよとはあまり言いません。


大人が良い教訓になるからと押し付けるのではなく、こどもにとっての新しい出会いをなるべく奪わないように心がけています。


こどもが自分でできる整理整頓の仕組みづくり


片付けや作業がしやすい整理整頓の仕組みも、このワークスペースで自然と身につくと良いなと思っていて、私自身もまだ手探りですが、こどもたちの様子を見ながら日々収納を見直しています。


その時々で収納する量も変わるので、棚も増やしたり減らしたりできる無印良品のスタッキングシェルフを選びました。


ワークスペースに置いておくオモチャや工作の道具は、数が多すぎると片付けも大変で、あちこち目移りして楽しめなかったりするので、今ある収納ケースに入る分だけにしています。


遊ぶ機会の減った収納ケースに入らないものは納戸に移動しておいて、こどもの方から「遊びたいから出して」と言えば出しますし、しばらくして呼ばれなかったおもちゃは処分したり譲ったりしています。


時々、私の判断でおもちゃを入れ替えたりすると 「こんなおもちゃあったね」とか、初めて見るかのように集中して遊んだりするので、良い効果があるのでは⁈と感じています。


それぞれのしまう場所もこどもと一緒に決めて、自分で片付けられるのを目標にしています。


娘は絵を描いたり、工作したりが大好きで毎日たくさんの作品が。気に入ったものはワークスペースの壁に貼ったり、額に入れたりして飾ります。


娘もそれが当たり前になっているのか、リビングなど他の場所にはあまり作品やシールなどを貼ったりしないので、ワークスペースは楽しく華やかな場所で、リビングはスッキリできています。



miiさんのお家といえば、この特徴的でもあるRの壁。最初に見た時に、ゆるやかなカーブを描いたインパクトのあるこの壁が印象的だったのを覚えています。


仕切りつつも繋がりがあり、スッキリ見える効果が形や高さで計算されていて、デザインにも個性が光っていました。


Rの壁の向こうにあるワークスペースには、お子さんの絵をアートのようにたくさん飾られていたり、絵本が並べられていたりと、鮮やかで生活感がありながらも素敵なインテリアになっていましたね。


同じようにこどもとの暮らしをしている我が家にとって、とても理想的な空間でした。


お子さんの興味や発見、選ぶ楽しさを大切にされている絵本コーナーや、自分で片付けられる収納の仕組みなど、こどもに寄り添った暮らし。


こどもファーストの暮らしが根底にありながら、ご夫婦でそれぞれ好きな空間を作られていて、程よくゆるやかに繋がる有機的な空間からは家族の温もりが感じられました。


miiさん、ありがとうございました!

(編集:maki)


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