【暮らしのインテリア】今までの住まいでの経験を生かして。変化していく暮らしに対応できるリビング〜私たちらしい家づくり(9_tomo_さん)

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「暮らしのインテリア」ではすてきなお家やインテリア、整理・収納、お掃除を体現されてる方にフォーカスし、普段インスタグラムでは発信しきれない実体験をコラム形式で配信していきます。


注文住宅、マンション、アパートなどそれぞれ暮らしの中にインテリアがあり、背景には共感する点も沢山あると思います。そんな素敵な暮らしをお届けしていきます。


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今までの住まい、今の住まい。そしてこれからの暮らし


執筆者:tomo(@9_tomo_)さん


家を設計するときに、今までの住まいの中で、良いところと改善したいところをあげました。


今回はそれらを新居でどのように生かしたのかを、リビングを通してご紹介したいと思います。


tomoさんの過去のコラムはこちらからご覧いただけます。 


今までの住まいの良さと、プラスしたもの


今までの住まいの中で好きな部分は次の4つでした。


・大きな窓

・シーリングファン

・リビング続きのウッドデッキ

・オリーブの木


新しい住まいにプラスして考えたのは以下のことでした。


・スペースの狭さを解消

・シンプルな形のLDKへ

・床材を好みのものに

・壁掛けテレビ


以前の住まいの好きな部分はそのまま取り入れて、足りない部分をプラスしたリビングを目指しました。


広さはマンションのLDKは13.8畳でしたが、新居のLDKは18.25畳に。こだわりたかった床材は、 一条工務店のオプション内で選択できるものにして、とても気に入っています。


時々ご質問いただくテレビがある壁の横幅 は357cm (4マス分)です。


◯床材

・朝日ウッドテック : ライブナチュラルプレミアム スタンダード オークN-45° 2Pタイプ 


ウッドデッキの広さは6畳。一条工務店のオプションであるWPCウッドデッキです。


南側の大きな窓と和室の小さな窓


我が家は南側の大きな窓から、お日様の光をいっぱい取り込んでいます。窓のシェードは一条工務店の標準装備であるハニカムシェード。オプションで手動から電動へ変更しました。


敷地の隅にオリーブの木を植え、リビング続きの和室を隣りにつくったことで、左右に視線が抜けて実際よりも広く感じます。


また、以前の住まいで西日が入らないのは大きな利点と感じていたため、せっかくの戸建てではありますが、思い切って西側の窓はつくらない選択をしました。


リビングの窓とは対照的に、和室には小さな窓をひとつだけ。 


時間帯や天気によっては薄暗い時もありますが、周りに何もないからこそ小さな窓が際立ち、同じ空間にいながらも気分に合わせて明るい場所と暗い場所を行き来できます。


標準の天井高だからこそ


人気の勾配天井は採用しませんでした。


私自身は、勾配部分の壁や窓、シーリングファンのお掃除、温度変化や音響など、未経験のことが多く気になっていました。


勾配天井と大きな窓は耐震上どちらか片方しか選べず、最後は主人が決めました。天井高は2400mmです。


勾配天井を採用できなかったのは少し残念ではありましたが、先々の暮らしのイメージがしやすい天井高に安心を感じています。


標準の天井高となり、天井を低く感じさせないように気をつけたことは、 以下の4つでした。


・コンセント位置を床に近づけた(標準30cm → 20cmに指定) 


・シーリングファンは天井に近いものにした 


・家具とテレビは低めに設置した 


・白い壁を選択した(膨張色で広がりを感じます)


室内だけを見るとマンションのように見えますが、それも私たちらしいと感じています。


◯シーリングファン

・オーデリック : WF812


片付けやすい場所にある収納


マンション暮らしでとても便利に感じていたリビング収納は、 新居では家族が集まるダイニングテーブル近くに設けました。 


広めにつくったこちらの収納は、引き戸の扉をひとつ外し使いやすさを優先。中にコンセントを設けたり、好きな雑貨も飾ったりと、程よく余白を残しながらも必要なものをしっかりと収納できました。


普段扉を閉めている側は、こんな風に収納しています。


この収納の詳細については次回のコラムでお話したいと思っています。


小さい子どもがいる我が家は、まだまだ散らかる場面が多いですが、片付けやすい場所に収納があるおかげで、必要な時にさっと片付けられています。


暮らしかたは変わっていくから


家づくりで意識した点は、変わっていく暮らしに合わせて変えられるようにすること。


今は動ける私たちも少しずつ歳を重ね、幼いわが子も大人になり、いつか孫を連れてきてくれる日がくるのかな…なんて想像をすると、 段差のない子ども目線のつくりの家が、結局は誰にでも優しく、ラクなのではないかと思いました。


シンプルな間取りは一見物足りない感じもしますが、 家具を取り払えば何度もリセットでき、変わっていく暮らしに合わせてフレキシブルに対応できる強みがあると、私たちはそう考えています。


以前のお住まいの良かったところと改善したいところをあげて考えたtomoさんのおうちのリビング。具体的に考えたりまとめたりする作業って大切ですよね。


私自身は、家づくりの際に何となく考えたりはしましたが、まとめたり書き出したりの作業はできませんでした。作業をするとしないとでは、生かせるものが変わってくるのではないかと思います。


大きな窓からは広いウッドデッキが見え、隣には和室が続くため実際よりもさらに空間が広く感じますね。


勾配天井を採用しなかった選択では、自分の中の不安要素についても考え、代わりに天井高を低く感じさせない工夫をされた点がとてもtomoさんらしいと思いました。


何かを決める時にいつも詳しく分析されるのがtomoさんのいつもの方法だと、ここまでの連載を通して感じています。それが満足度の高い仕上がりに繋がっているのは間違いないですね♩


tomoさん、ありがとうございました!

(編集:kaori)


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