広く見え、一体感のあるリビング・ダイニング。stgram69さんのLDを探索!【スキップフロア 北欧インテリア】

ホワイトとメープルを基調とした温かみのあるLD


北欧テイストで統一され、スキップフロアが印象的なstgram69さん(以下、サトさん)のリビング・ダイニングをご紹介していきます。


スキップフロアと言えばサトさんという印象を筆者は持っていますが、その長所やサトさんのコダワリ、そして全体の雰囲気をつくりだすインテリア家具まで具体的にお聞きしました。


また、前回キッチンの時もご紹介しましたが、インスタグラムのLIVE機能を活用し、おうちに関する質問に丁寧に回答されてますので、ぜひサトさんのアカウントを覗いてみてください。


サトさんのキッチンに関する記事はこちらよりご覧いただけます。


優しい色合いの中に取り入れるカラーが絶妙で、インテリア全体にセンスを感じさせます。 


(※記事の中での規格は建築時のものです。現在の最新の規格はメーカーの商品ページ等をご参照いただけますと幸いです。)


サトさんのコダワリ


「広くみ見える、一体感がある」を重視


サトさん

2階の収納を削り階段上部を吹き抜けにすることで、リビングをより広く見えるようにしました。建具や巾木の色は開放感がでるよう白で統一し、カーテンはすっきり感重視でシェードカーテンを採用しました。


ちなみに、そのシェードカーテンですが、我が家は少しインパクトのある柄物を採用してますが、無地を選んでいたらもっと開放感が出たなと感じることもあります。


また、我が家は2階にキッチン、スキップフロアの1.5階にリビングがあり、1階にお風呂やトイレを設置しています。その関係上、階段を使った行き来が多いため、家族や、友人を招いたときでもすれ違いでストレスにならないよう、リビングの階段は通常よりも幅を広めに設計したこともちょっとしたコダワリです。


こども部屋をキッチン横にもってくることで、家族が集まるリビング〜キッチン、そしてこども部屋まで、どこにいても家族の気配を感じられる、そんな我が家です。


スキップフロアがつくり出す空間


LDK:約23畳(リビング:12畳/キッチン・ダイニング:11畳)


モデルハウスでスキップフロアを見た時に、空間の使い方に夫婦でビビビッ!ときたんです(笑) いま住んでみてその感覚は正しかったと思ってます。


天井は3400mmで開放感があり、12畳のリビングですが天井が高いだけ広く感じます。ダイニングともできるだけ一体感をつくりだすため、腰壁から造作のルーバーに変更しました。


スキップフロアは1.5階にあたるため、外部から人の視線を感じることもなく、天気の悪い日でも昼間に電気をつけることがほとんどないくらい明るいです。


スキップフロアを設計する際のオススメポイント

・キッチン/サニタリーの水回りの動線確保 

生活してみると、やはり2階のキッチンと、1階のお風呂や洗面所といったサニタリーの行き来が多いんですね。我が家はこどももまだ小さく、監視の意味も含めてこども部屋を2階に設置することを優先した結果、キッチン⇄サニタリーの直線的な動線を確保することができませんでした。


・段差によるデッドスペースの活用 

スキップフロアを導入すると段差にデッドスペースができると思いますので、そこを収納にするのがオススメです。我が家のような吹き抜けにすると、収納量は余計に落ちます


 収納スペースですが、恐らく高さを出すことは難しいので、季節ごとに出し入れするような家電やインテリアを収納するような設計が良いかと思います。


ちなみに、我が家はダイニングの下には玄関があるつくりですので収納は設置していません。


北欧ナチュラルを演出するDフロア


商品

メーカー:リクシル(LIXIL)/Dフロア(合板)

カラー:メープル


特徴

木の質感は樹種により大きく異なります。すべすべしたものからゴツゴツしたものまで、表情も手ざわりもさまざまです。


「ラシッサD フロア」は、天然木の無垢材が持つ質感を特殊技法でありのままに表現。樹種に最適な、木肌感を3つ表現しました。それぞれの足ざわりのよさが魅力です。(HP参照)


Dフロア詳細はこちらよりご覧ください。


メリット・デメリット


サトさん 

メープルの色合いが暖かい空間とつくり出してくれています。無垢材に近い印象で、インスタグラムでもよく質問をいただく床材です(実際に採用しました!なんて報告ももらったりします)。 

ワックスをかける必要がなく、テカリのないサラッとした肌触りがお気に入りです。


メリット・デメリットは以下の通りです。


・メリット

お手入れが楽なことと、埃や髪の毛が目立たない点です。

私は365日掃除機をかける人なので、そこまで埃は溜まっていないと思いますが、普段目につかないのは私にとっては良い点と言えます。


・デメリット

傷がつきやすく、目立つという点です。 

育ち盛りのこどもが二人いますので、物を落としたりなんてことはよくあります。特に、重たいものや硬いものを落とすと傷がつきやすく、その傷が白っぽく目立ちます。


当たり前と言えば当たり前ですが、無垢材のように補修はしづらい床材ですので、採用される際の検討材料にしてもらえればと思います。


我が家は、ホームセンターで市販されているフローリング補修も検討中です。


サトさんコダワリのインテリア


大人がゆったり座れるカウチソファ


商品:アクタス/ルートカウチソファ

サイズ:幅2450mm*奥行800*シートハイ430mm

※カウチ部分の奥行き:1640mm

カラー:グレー(現在は廃盤)



サトさん 

ソファは賃貸では狭くてなかなか置けなかったカウチソファと決めてました。 素材は家のやさしい雰囲気に合うようにファブリック、こどもがいるので取り外しで洗濯可能なものを中心に探しました。 また、サイズは100mm単位でオーダー可能、生地は17色から選べる点も決めてでした。


カウチ部分を横にすると、全長約3400mmあるので家族でもゆったり座れます。 大人で最大6人、こどもですと8人は座れます!


カウチを離してつかうと簡単な模様替えにもなります。 

カバーが洗濯できる点はメリットですが、サイズがとても大きいですので体力は使いますが、座り心地もよく、来客の方にも評判は良いです。


テレビボードはコスト重視


商品:NDstyle

サイズ:幅1700mm


テレビボードは家具屋では好みのものが予算オーバーでネットでも探し楽天で購入しました。 

選ぶ際のポイントとしては、収納ができて、中が見えないもの、中が見えなくてもリモコン操作ができるものを中心に探しました。 

また、インテリアとしてもテレビが60インチなのでテレビとのバランスも考えました。



サイドテーブル

商品:山崎産業


テーブルは、引っ越し当初センターテーブルを置いてましたが、リビングで飲食したりすることがないので必要性を感じなくなり、広々使えるように撤去してサイドテーブルを購入しました。 スチールと木の組み合わせがお気に入りです。


真っ白な壁にインパクトあるファブリックパネル

商品:マリメッコ


リビング階段にあるパーリナのファブリックパネル。殺風景な真っ白のクロスにかなりインパクトがあり、リビングから眺めるのがお気に入りの角度です。 こちらは生地を購入して、ウレタンパネルに貼りました。



暖色がアクセントとなるラグ

商品:BUNNY(バニー)


ラグに関してもインスタグラムでよく質問をいただきのですが、「カーペットマート バニー」で検索いただくと出てきます。数年前から使ってますが、色合いが我が家にあっているのでそのまま使っています。


お手入れですが、定期的にパストリーゼを吹きかけて干しています。 年に1〜2回洗濯をしています。 


こちらからもラグ詳細ご覧いただけます。


6人掛けダイニングテーブル


商品:アクタス(サイズオーダーできます)

サイズ:幅1750mm*奥行800mm*高さ700mm

材質:チェリー材

塗装:ウレタン塗装


※ベンチチェア(同じくアクタス)

サイズ:幅1500mm


我が家はよく友人が集まるため、最低でも大人6人が座れるサイズをオーダーし買い換えました。今までは1350mmのサイズを使っていましたので、使い勝手が違いますね。


また、ベンチチェアは以前も使っていたのですが、見た目もスッキリしますし1500mmあれば大人3人は座れます。複数椅子を買うよりもコスト面でも優しいのでオススメです。



座り心地を最優先


商品:ハンスウェグナー/PP68(リプロダクト)


ダイニングテーブルを選んだ時に試しに座ったところ立てなくなるくらい(笑)座り心地がよく完全に惚れました。ただ、お値段がかなり高額。。。しかし頑固な私は他を探すも座り心地が忘れられず、結果リプロダクトを購入しました。


正直、素人の感覚では座り心地に違いはわかりません! 

デザインもシンプルでなんだかんだ気に入ってます。



ペンダントライト


商品:フランフラン/メルチェロ


こちらもよく質問をいただくのですが。。。ルイスポールセンではございません! 

実は引っ越してから照明がなかなか決まらず暗い中でご飯を食べてたんですね。さすがに明かりは必要、だけど気に入ったものに出会えずメルチェロにした感じです。


まだまだいい感じの照明は探してますが、これはこれで我が家の雰囲気にもあってるので気に入ってます。



サトさんのリビング・ダイニングに関するQ&A


普段のお手入れはどうされてますか?

特に難しいお手入れはしていませんが、掃除機は365日ほぼ欠かさず行ってます。


スキップフロアに限らず戸建てにも言えますが、コンセントを差し替える手間も、重たい掃除機を持ちながらの階段の掃除機かけもコードレス掃除機があればとにかく楽です。 毎日苦にならず掃除機をかけられるのもコードレス掃除機のおかげだと思います。


我が家はダイソンのコードレス掃除機を使用しています。


床拭きにはキッチンのお手入れでも使っているパストリーゼを使ってます。 二度拭きの必要がなく床拭きも楽です。 パストリーゼはとにかくよく使うので大容量タイプを購入してます。


床拭きと同時に巾木のお手入れも行います。 白だとどうしても埃が目立つんです。ですから巾木の埃は掃除機で吸い取り、メラミンスポンジやブラシなどを使ってお手入れしてます。


北海道の場合、空調は特別だったりしますでしょうか?


暖房はセントラルヒーティングを採用しており、各部屋についているパネルヒーターがこれにあたります。


北国にとても多い暖房で、ボイラーで温めた温水を各部屋のパネルに送り、部屋を暖める暖房システムです。 各パネルにサーモスバルブがついていて、設定温度に達すると暖房がストップする仕組みになっています。


パネルは冷気がはいる窓下につけるのが一番効率のいい場所でほとんどが窓のそばについています。 各部屋にパネルヒーターがついているので、どこにいても暖かいのが最大のメリットだと思います。 また、小さな子供がいてもやけどの心配もなく安全です。


セントラルヒーディングとは?こちらご参照ください。


壁掛けテレビの詳細を教えてください

床〜テレビ下までの高さ:約600mm


壁掛けテレビは見た目もすっきりするので家を建てる際にやりたかったことの1つです。

ただ壁掛けテレビにする際は事前に壁に下地を入れて補強する必要があります。 壁掛けにする際は配線もしっかり隠せるようにしたほうがいいです。

我が家の壁掛けテレビ部分は壁をふかしていて、この中に配線を通してます。


よく壁掛けテレビの高さについて質問いただきますが、一概に床から何センチというよりは、自分の目線にあった高さオススメします。リビングに設置するソファーの高さや背の高さによって変わってくると思います。


我が家は壁掛けテレビにする際は高さを決めず、ソファが届いてから高さを決めました。 「目線がテレビの中心にくる高さ」が首に無理がなくテレビを見られる高さだと思います

逆もしかりで、テレビの位置を決めると、必然的に次回以降のソファの高さなども決まってきます。 


ふかし壁のアクセントクロスはどこのですか?

商品:リリカラ/LV5006


個人的にこのアクセントクロスは勇気のいる選択でしたが、来客にも好評です。

今回のリビング・ダイニングとは関係ないですが、我が家のクロスは全部リリカラです。



いかがでしたでしょうか。


基調となる色を白や落ち着いた色にすることで、インテリアに遊びの幅がでてきますね。そして、一つ一つの家具をじっくり選ばれてるのも印象的です。


どうしても、新築時に一度に揃えたくなりますが、暮らし始めてから徐々におうちをバージョンアップさせていくのも楽しみと思わせてくれる内容でした。


余談ですが、サトさんのインスタLIVEはコメントにテキパキ回答してくださいますし、聞くだけでも楽しく、筆者ちょくちょく覗かせていただいてます。


サトさん、今回もありがとうございました♩


サトさんのインテリア・日用品はこちらからご覧いただけます。


サトさんのインスタグラムはこちら


今後も少しずつ、記事を更新していきますので、どうぞよろしくお願いします。

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