【暮らしのインテリア】心豊かな暮らしに欠かせないもの。「お花と緑とインテリア」〜家族をいつも近くに感じ、繋がる家(ie__koさん)

いつもムクリをご覧いただきありがとうございます。


「暮らしのインテリア」ではすてきなお家やインテリア、整理・収納、お掃除を体現されてる方にフォーカスし、普段インスタグラムでは発信しきれない実体験をコラム形式で配信していきます。


注文住宅、マンション、アパートなどそれぞれ暮らしの中にインテリアがあり、背景には共感する点も沢山あると思います。そんな素敵な暮らしをお届けしていきます。


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そこにあるお花に癒されて


執筆者:KODAKE(@ie__ko)さん


こんにちは、KODAKEと申します。今回で最終回となる5回目のコラム。


これまで家づくりの根本的な部分に焦点を当てた内容が中心でしたが、今回は心豊かな暮らしに欠かせないもの。お花と緑とインテリアについて、私の暮らしにどのように溶け込んでいるかを書き綴らせていただきます。


正直なところ、お花に詳しくない私が 「花のある暮らし」を語るには大変おこがましいかもしれませんが、少しでもどなたかの暮らしにときめきや変化をもたらすきっかけになれましたら幸いです。


KODAKEさんの前回までのコラムはこちら


素敵な方々の暮らしを目にして


ムクリをご覧になっている皆様は、お花や緑はお好きですか?


きっとムクリのコラムなどを通して、素敵な方々のお家やインテリアや暮らしを覗きつつ、癒されたりわくわくしたり、自分も真似してみよう、など、、心をときめかせている方もいらっしゃるのではないでしょうか。


実は私もムクリの一読者として、そんな気持ちで家づくりを始めるずっと前から数々のコラムを拝読しておりました。



しかし実際、私はもともとお花にも緑にもあまり詳しくありませんでしたし、今もそこまで詳しいとは言えませんが常にお花や緑や枝物はきらさず家にあります。


というのも、お花がある暮らしに興味をもったきっかけは、やはり以前からムクリなどの暮らしに焦点を当てた媒体で素敵な方々の暮らしを目にしたからでした。


自分に合った買い方でお花を選ぶ


皆様、お花はどこで入手しますか? 私は専らお花屋さんですが、あの雰囲気に緊張してしまうのは私だけでしょうか?(笑)


お花屋さんと言っても様々な所に点在していますが、大きく分けると昔ながらのお花屋さん、大手のそれなりの規模のお花屋さん、お洒落な小さなお花屋さん、ホームセンター、スーパーの極小スペース等でしょうか。


私はホームセンター、スーパー以外のお花屋さんは緊張してしまって全て苦手でした。


まず値札がついていないし、どれを選べば良いか分からないから都度聞かないといけない。富豪ではないので、金額は重要です。とにかく性格上、あのやりとりが苦手でした。


そんな緊張感の中、何とか選んだお花を持って帰宅しても上手く生けられず、なんか違う…と感じたりすることもしばしば。


そのため私は、お花をお迎えする際に2つの方法で購入することにしました。


1.自分好みのお花屋さんで予算と色味と花器のサイズ(写真を見せたりし)をお伝えして、お任せして束ねていただく


2.お花屋さんの友人に依頼し、月1回〜2回、予め決めた金額で束ねたお花を配達してもらうサブスク方式


2は、忙しくなかなか花屋へ赴く時間が取れない時でもお花が常に身近に在るので、ありがたいです。また、その友人が自宅でお花の生け方を教えてくれる、といったワークショップも開催してくれたので、「これで良いのかな?」 が解消されました。


自分の思うままにお花や緑に触れてみる


そこで友人が教えてくれたのは、正解はないから自由で良いということ。


基本的なバランスの取り方や束ね方などテクニックは多少ありますが、最終的には自分が生けたものは世界にたったひとつで、そう考えれば何とも可愛らしく愛着が湧かないはずがないということ。


毎日お花の状態を見て、手入れをする。この作業が、作業ではなくこどもやペットのお世話をする愛おしい感覚に似てくるのです。


こうして慌ただしい日々を送りながらも、そこにあるお花に癒されて心豊かに過ごせる。


私にとってのお花や緑とは、インテリアとしてお部屋を彩ってくれる存在でありながらも自分で手を加え、お世話をしていく日々を経て愛着が湧き、より自分を癒してくれる存在です。


もし、どうやって暮らしにお花を取り入れたら良いか分からない…という方がいらっしゃったら、自分の思うままにお花や緑に触れてみていただきたいなぁと思います。


美しいか?様になっているか?変じゃないか?これで良いのか?などという懸念は、いつしか消えています。暮らしに馴染み、心がほぐれている頃には、おおらかな気持ちでお花を愉しんでいるはずです…。


私のコラムは今回で最終回となりますが、第1回目からここまでお付き合いいただきありがとうございました!


家づくりを終えて実際に居住してみて気づいたことや、家づくりの過程、暮らしのこと。様々なことを回顧し、熟慮し、コラムに書き起こす時間は、自分の人生や暮らしそのものを改めてゆっくりと見つめ直す貴重な機会となりました。



また、家にまつわる忘れられない大切な一生の思い出がひとつ増えました。このような素晴らしい経験をさせてくださった、ムクリの皆様、編集を担当してくださったmakiさん。


不慣れなことで至らない点も多々あり大変ご迷惑をおかけしましたが、常にあたたかい対応とフォローをしてくださり、私自身のびのびと楽しく執筆することができました。


本当に、皆様ありがとうございました。


お花や緑にあまり詳しくなかったというKODAKEさんにとって、お花と緑が今では暮らしの中で欠かせないものに。


あまり難しく考えずに自分の思うままにお花や緑に触れてみる、暮らしに彩りがあるだけで心持ちも変わるような気がしますし、日々を心豊かに過ごせそうですよね。


全5回にわたり連載していただいたKODAKEさんのコラムも最終回。


個性と世界観のあるお洒落なデザインが素敵なお家なのはもちろんのこと、ただ単にそれだけではなく暮らしに寄り添った家づくりが背景にあり、連載を重ねていくごとに家づくりの根本的な意味を教えていただいたような気がします。


可変性のある設計と共に、KODAKEさんの暮らしの幅がまた新たに広がっていくのだろうと思うとこれからが楽しみでもありますし、またいつかお話を伺える機会があったら嬉しいです♩


KODAKEさん、ありがとうございました!

(編集:maki)


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