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「暮らしのインテリア」ではすてきなお家やインテリア、整理・収納、お掃除を体現されてる方にフォーカスし、普段インスタグラムでは発信しきれない実体験をコラム形式で配信していきます。
注文住宅、マンション、アパートなどそれぞれ暮らしの中にインテリアがあり、背景には共感する点も沢山あると思います。そんな素敵な暮らしをお届けしていきます。
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デザインと住みやすさ、両方を叶えたい。家づくりへの思い
執筆者:ふく(@fkt_home)さん
こんにちは。ふくと申します。今回は、心地よい暮らし・住まいのためにどんなことを夫婦で話し合ったのかについてお話したいと思っています。
理想の暮らし・憧れのライフスタイルを持っていますか?
デザインを優先するのか、暮らしやすさをとるのか。それともデザイン、住みやすさ・暮らしやすさ、どちらも手に入れたいか。わたしは、デザインも住みやすさも両方手に入れたい派です。
限られた打合せの中で、デザインだけでなく、心地よい暮らし・住まいを手に入れるために何について、どのように伝えると効果的なのか。
今回は、わたしたち夫婦が実際に伝えたことを3つお話していきます。家づくり真っ只中の方、そして家づくりがこれからの方にとってお役に立てると嬉しいです。
ふくさんの前回のコラムはこちら
1.暮らしを共にする家族について分析する
作り手側に、自分たち家族がどういった性格・ライフスタイルなのかを知ってもらう。ここで大切なのは、文字にして書き出すことです。
文字化することで、夫婦・家族間でも確認ができますし、作り手側に伝えたこととして後々確認ができる点もプラスになりました。
わたしたち夫婦は、フルタイムで働いています。平日は、家にいる時間は常に家事に追われ、家族で過ごせる時間が限られている現状を書き出しました。
休日の過ごし方、お互いの趣味、どのようにして過ごす時間が好きなのかということをしっかりと書き、工務店の方にお伝えしました。また家族それぞれの得意なこと、苦手なことをリスト化しました。
<わたし>
・片付けが苦手(汚部屋出身)
・見せるディスプレイができない
・いろいろなことを後回しにしてしまう性格
・休日は、とにかく家でゆっくりしたい
・北欧家具が好き
普段どのような生活を送っているのか、何が苦手なのかということを作り手側に理解してもらえると、生活導線の工夫やストレスのない間取りの提案につながっていくと感じることができました。
2.「理想・憧れ・希望」を見える化する
予算などは考えず、新居に対して希望したいことや理想の暮らしを書き出してみる。きっと家族それぞれで違うはずです。書き出すことで、新たな発見があったりもするかもしれません。
家族みんなで思い思いに話をしてもらい、付箋にひとつひとつ書き込みます。書き出した内容ごとにグループ分けをしました。そうすることで、どの部分に対して希望が多いのか分かりますし、どこに予算をかけるべきなのかも見えてきました。
出された案の中で、優先順位をつけていきます。作り手側と打ち合わせする際に、絶対に譲れない部分や予算的に削っていい部分がわかってきます。
3.今まで生活で不満に感じたこと・我慢していることに対しての対策を考える
わたしたち家族にとって、生活動線がスムーズな間取りを考える際に、今までの生活で不満に感じていたことが役立ちました。
アパートでの生活歴は5年ほど。十分な暮らしの経験値があるわけではありません。けれど、家づくりは失敗はしたくないですし、後悔もしたくない。
心地よくてストレスのない住まい・暮らしを手に入れるためには、生活で感じている不満・我慢を徹底的に洗い出すことが大切です。そして、その不満・我慢を解消するための案を家族で考えます。
もちろん、解決できない不満もあると思います。その時は率直に、建築士の方などプロに相談したり、S N Sを通して理想の暮らしをしている人たちに聞いてみたりするのも良いかもしれません。
我が家の場合は、洗濯をする際の動線、洗濯物を干す時間、そして共働きゆえに取り込みの時間が遅くなり、冬は洗濯したものが冷たくなってしまったり、急な天気の崩れで濡れてしまったりすることに不満を感じていました。
新居では、家庭用ガス乾燥機の導入、洗濯機の配置場所、そして洗濯物をしまう動線をできるだけ最短距離にできるようにしました。
家事の負担軽減、時短が叶い、帰宅後にゆとり時間が生まれました。日々積み重なっていた不満が解消され、とても満足しています。
デザインも心地よい暮らしも手にするために、参考にしてもらえると嬉しいです。
予算的に注文住宅が叶わない方もいるかと思いますが、お家を購入する前に今回お伝えしたことを夫婦で話し合っておくと、購入時の助けになるかもしれません。
お読みいただき、ありがとうございました。
心地よい住まいと暮らし、デザイン両方を叶えるために、ふくさんが作り手に伝えた3つのこと。
自分たちが理想とするものや家族それぞれの思いをしっかりと分析し、また不満な点に対する対策も考え、それを作り手に理解してもらうことで満足のいく住まいと暮らしを実現されていました。
リストアップして見える化することで、改めて色々なことがわかったり気づけるのもいい点ですね。家を建てる前に知っていたら取り入れたかったなぁ…と思えるような方法でした。ぜひ、皆さんにも参考にしていただきたいです♩
ふくさん、今回もありがとうございました!
(編集:maki)
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