【暮らしのインテリア】長く住む家だからこそ。取捨選択で自分たちの暮らしに合わせた水回り〜風景を取り込むロフトのある平屋のおうち(ie_rokuさん)

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注文住宅、マンション、アパートなどそれぞれ暮らしの中にインテリアがあり、背景には共感する点もたくさんあると思います。そんな素敵な暮らしをお届けしていきます。


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好みも実用性も大切に。家族みんなの使いやすさを重視


執筆者:@ie_roku(rika)さん


こんにちは、rikaです。今回で5回目のコラムは我が家のトイレ、洗面室、浴室について。instagramでもあまり公開していない場所なので、この機会にご紹介したいと思います。


rikaさんの前回までのコラムはこちら


理想と現実は違っても。快適な暮らしのイメージを明確にして


わたし自身、洗面室にいる時間はまあまあ長い方だと思います。特に、お化粧したり髪を整えたりする時間。我が家の場合は、お洗濯や部屋干しもこの場所になります。


リビングダイニングを広めに取った平屋なので、ランドリールームを設けるスペースは残念ながら確保できませんでした。


わたしはメイク中、どうしてもメイク道具などで洗面台が散乱してしまうので、使用後はすっきり収納できるスペースも確保したい…そのため、収納面にも充実した洗面台が理想的。


将来、娘と横に並んでもストレスのない広さと使い勝手の良い洗面台にしたいなと、家づくりをする前から思い描いていました。


家づくりにおいて、理想と現実は違うことも。最初は、ホテルのようなお洒落な鏡や洗面ボウルのある洗面台に憧れていました。


しかし、いざ我が家の暮らしを想像した時に泥や絵の具が付着した服を洗い落としたり、夫が洗面台で髪を洗ったりと色々と考えているうちに、家族みんながストレスを感じないものを選びたいと思いました。


長く住む家だからこそ、使いやすさや掃除のしやすさを重視した洗面台を作りたいなと。


収納も充実した造作の洗面台とタイルの床


そんな我が家の洗面室は1.5坪。洗面台は造作(サイズ W1680×H720)にしました。この広さだと2人並んでも窮屈になりません。


洗面台の鏡は三面鏡に。髪型をチェックするのは便利です。鏡好きな娘も、よくここで髪の毛を櫛でとかしたり、リップを塗ったりしています。


鏡の裏に収納スペースがあるので、歯ブラシや化粧水、シェーバーなどの小物を隠せるのでスッキリとスタイリッシュに見せることができます。


鏡の隣には、タオルを収納する棚も作っていただきました。毎日使うタオルなので、取り出しやすくてとても便利です。


洗面ボウルは、TOTOの医療用シンクSK106。広くて深いので、上履きや服を手洗いでザブザブ洗えて、小さいこどもがいる我が家には打ってつけの洗面ボウルです。


真鍮のタオルハンガーもお気に入り。使っていない時の洗面台の上は、ものを置くのも最小限にしてサッと拭けるように心がけています。


洗面棚の中には、洗濯洗剤や靴下、下着類、コンタクト、化粧ボックス、ドライヤーなど、良く使うものが入っています。急な来客が来た際も、隠す収納棚なのでとっても助かっているんです。


床はグレーのタイル張り。さすがに冬は足元が冷えるため、ラグを敷いています。 ⁡


ハーフバスの採用で希望に近い浴室に


我が家の浴室の広さは1坪。家づくりのこだわりの一つでもあるハーフバス(ハーフユニットバス)を採用しました。


もともと在来浴室に憧れていたわたし。しかし、コストが大幅に上がり断念することに。ユニットバスにしようとした時に、工務店の方からハーフバスのご提案があり、諦めかけていたわたしの沈んだ気持ちを向上させてくれました。


実例写真を見た時に「これだー!」と心の中で叫んだのを今でも覚えています(笑)


ユニットバスよりは価格は上がりますが、これなら希望に近い浴室を造り上げることが可能だと思いこちらを選びました。 ⁡


天井と下半分がユニットバスなので、お掃除はしやすいです。床もカラリ床のため、水捌けも良く足元も寒くありません。


上半分はグレーのタイルを選び、ボトルの収納場所に造作ニッチも作っていただきました。


浴室のタイルと洗面所のタイル両方とも、似たような色味と600角のサイズに合わせることで、統一感のあるバスルームに仕上がりました。(メーカー:マリスト 品番:Oneゲッソ/マット


使用できる壁の素材も、木材やタイルなど様々あるようなので、デザインにも拘りたい、在来浴室と比較して少しでもコストを下げたいという方にとって、お好みの浴室が実現できるのでオススメです。


無機質な印象のハーフバスになり、とても満足しています。


トイレを一箇所に絞った理由


最後はトイレです。我が家は平屋建てのため、トイレを2つにするか1つにするかで悩みました。


・間取りからして2つを設置するのには余裕がない

・アパート暮らし時にも、1つで不便を感じなかった

・夫はほとんど家に居ない

・予算が浮く


4人家族なので二つあっても良いのかなと思いましたが、上記のような理由で色々と検討した結果、我が家のトイレは1つにすることに。暮らして2年経ちますが、それほど困ったことはありません。


トイレはTOTOのネオレスト、タンクレスなので見た目もスッキリ。床はモールテックスにしています。トイレを開けた時に無垢床とはまた違う印象で気に入っています。


トイレの中に手洗い場を設け、造作して頂きました。


◯洗面ボウル:サンワカンパニー ルナトップ、品番 WA09231


千senのペンダントライトを吊るしたり、作家さんの陶器の鏡を飾ったり、ドライフラワーや観葉植物を置いたりと拘りが詰まって、自分好みの空間になりました。


我が家の床の大部分は無垢床なので、洗面所やトイレの床をタイルやモルタルといった異素材にすることで、その空間ごとの印象の違いを愉しんでいます。


収納下手なので、皆さんの素敵な収納術を参考に暮らしを整えていきたいと思っています。今回も最後までお付き合いくださり、ありがとうございました。



家族の使いやすさや快適な暮らしに繋がることを重視したという洗面台や、デザインや材質にもこだわれるハーフユニットバスの採用、自分好みのトイレ空間などrikaさんのこだわりが詰まった水回り。


特に水回りは家族が毎日使う場所でもあるので、使いやすさや掃除のしやすさも重要なポイントです。描いている理想はあっても、実際に自分たちの暮らしに合うのか…。


理想だけを追い求めて家づくりをするのではなく、そこをしっかりと見極めながらその先にある暮らしや家族のことを考えて取捨選択をする…そんなrikaさんの家づくりへの向き合い方も素敵でした。


rikaさん、ありがとうございました!

(編集:maki)


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