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「暮らしのお掃除術」はインスタグラム中心に日々整理・収納、お掃除を実践されている方にご協力いただき、コラム形式で配信していきます。
目的や手順、使用しているアイテムに至るまで実践形式でご紹介していきます。ご存知の内容もあるかと思いますが、ぜひ復習も兼ねてご覧いただければ幸いです。
※記事をご覧いただき実用する際には商品(洗剤等)の使用上の注意を必ずご確認いただき、また使用するもの、場所によっては対象物の注意書きもご確認いただくようお願いいたします。
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キッチン水栓のヘッド部分を分解して、重曹+クエン酸でナチュラルクリーニングしました。
メーカーにもよりますが、このヘッド部分、実は分解出来るもの多いんです。説明書に方法など記載されているものもあるので、分解する際は一度確認してみてくださいね。
分解と聞くと難しそうに感じるかもしれませんが、一度このハードルを越えれば楽勝です(笑)私も分解出来ると知ったものの、難しそう…と思いなかなか勇気が出ず数ヶ月放置していましたが、一度分解してしまえば拍子抜けするほど簡単でした。
↓我が家の水栓の手順です↓
水栓の中に付いた付着物にドン引き。
この水栓を通った水をこどもの口には入れたくないと思いました。なので月一回は掃除するようにしています。
我が家の水栓だと分解に1分もかかりません。
分解→部品を容器に入れる→水を入れる→重曹とクエン酸を入れる→終わり。
ここまでの作業で3分かからないです。
あとは放置するだけでキレイになるので、1〜2時間経った後水洗いして戻すだけ。作業時間だけでみても5〜6分くらいです。
放置系の掃除のいいところは、手が空くことですよね。その間他の家事もできるしこどもと遊べる。分解というハードルを越えて、ぜひ試してみてください!
◯水栓
LIXIL/センサー式タッチレス水栓(SF-NB451SX(N)U-IJK)
◯必要なもの
・重曹
・クエン酸
・水栓を入れる容器
◯所用時間
5分(+浸け置き時間1〜2時間)
2日目:1階各所の天井のこそうじ
家の天井にホコリが溜まるの?と聞かれることがあるのですが溜まります!天井だけじゃなく壁にも溜まるんです。私は実家で実際溜まったのを見たことがあります。見つけた時は結構衝撃的でしたが、半年に1回でもホコリを落としてあげれば溜まることはないと思います(笑)
フローリングワイパーを使って乾拭きするだけでもホコリは取れますが、セスキ水やアルカリ電解水を使って掃除するとよりキレイになります。(お家の壁紙が水拭き可能なものかどうかお確かめください。)
その際は一度ドライシートで乾拭きして、ある程度ホコリを落としてからセスキ水やアルカリ電解水を使って拭いてください。ホコリは水分と結合すると固まって取りにくくなるので、最初にホコリを取っておくと後々楽です。
◯必要なもの
・フローリングワイパー
・ドライシートや雑巾など
・セスキ水やアルカリ電解水
◯所用時間
15〜20分
3日目:浴室の溝のこそうじ
メーカーにもよりますが、浴室ドアの下の部分。
このようにゴムパッキンが外れる仕様のものがあります。
ここが外れることを知ったのは住み始めてから8ヶ月後。それでも黒カビまでには至ってなかったのでよかったですが、ここは濡れている時間が長いので、こまめに掃除したい場所のひとつです。
普段のお手入れとしては、クエン酸や重曹、セスキ炭酸ソーダ等を使用して、水アカや石鹸カス、皮脂汚れを落とします。もちろんお風呂用洗剤でも大丈夫です。
それでもやはりカビは気になるものなので、 月1〜2回くらいはカビキラーなどの塩素系漂白剤を使うと完璧かなと思います。洗剤もナチュラルブームですが、塩素系漂白剤は一本あると便利です。お風呂場は一番カビが生えやすい場所なので、注意したい場所ですね。
◯浴室
一条工務店オリジナル
◯必要なもの
・古歯ブラシ
・クエン酸
◯所用時間
10〜15分
4日目:レンジフード本体のこそうじ
レンジフードはステンレス製のものが多いと思うのですが、ステンレス製のものを掃除するときに厄介となるものが拭きムラ。私の場合、初めどの洗剤で拭いていいか分からずにむやみに色々試しました。
セスキ炭酸ソーダ水もダメ、重曹水でもダメ、パストリーゼもダメ… 私の拭き方が悪いのか、汚れは落ちてもムラになって汚らしい… 悩んでいた時にたまたまフォロワーさんが使っていて知ったのがダスキンのステンレスクリーナー。あまり洗剤類を増やしたくなかったけど、拭きムラが出ず、何より掃除後の写真がものすごくキレイだったというのもありすぐ買って試しました(笑)
結果、キレイになりました!キレイになるんですが、これコツが要るのです。正直、最初掃除した時ムラになりました。私なりに試行錯誤を繰り返して、「洗剤の量」と「拭き上げるタイミング」が大事だと気付き、それが分かればムラ知らず!本当にピッカピカになります。
◯レンジフードの掃除方法
マイクロファイバークロスは2枚目用意します。
クリーナーを付けて磨く用とそのあとの拭き上げのための乾拭き用です。拭き上げしないとムラになるので、必ず2枚必要です。
1.洗剤を少量吹き付けてマイクロファイバークロスで磨く
洗剤を吹き付けるのはマイクロファイバークロスでも本体でもどちらでも大丈夫です。この時洗剤の量は本当に少量で大丈夫です。出しすぎるとムラになります。
2.乾拭きをする
マイクロファイバークロスで洗剤を伸ばしながら磨いたら、すぐに乾拭き用のマイクロファイバークロスで磨きます。コツはすぐ磨く!です。すぐ磨かないとこれもムラになります。
そして広範囲をいっぺんに磨いてしまうと乾いてきてしまうところが出てきて、ムラになるので少しずつ磨いていく方が仕上がりが綺麗かなと思います。
※ポイント
「洗剤は少量」「広範囲をいっぺんにやらない」「乾拭きは間を置かずすぐ拭く」
◯レンジフード
富士工業/CBARL-952S-IJ(55)(アイランド型)
◯必要なもの
・ダスキンステンレスクリーナー
・マイクロファイバークロス2枚
◯所用時間
15〜20分
5日目:冷蔵庫の上のこそうじ
冷蔵庫の上はホコリが溜まりやすいですよね。普段目の届かない場所なので、気がつけばホコリがてんこ盛りに溜まってる!なんて事もあります。
ここはシンプルにモップを活用しサッとホコリを取り除いてしまいましょう。
少し話は逸れますが、インスタグラムでもよく目にする冷蔵庫上にラップを敷いてホコリが溜まればそのまま丸めてポイ〜という方法。私もコレは楽そう!とやってみましたが次の日即座に撤去しました。
友達の「故障しないのかな?」という何気ない一言からこの方法が正しいのか疑問になり、調べてみたけど分からずメーカーのお客様相談室に電話して確認してみました。
その結果、撤去した理由は冷蔵庫の排熱場所でした。
我が家の冷蔵庫は上と横から放熱するタイプのようで、上にラップや新聞紙を敷いてしまうと故障の原因になったり無駄な電力がかかり、結果電気代が上がることがあるそうです。
冷蔵庫は当前ながら中を冷やしているので反対に外に熱を逃さないといけません。メーカーや機種にもよりますが、排熱場所は横と後ろ、横のみ、上と横のみ等本当に様々です。
冷蔵庫の上にラップをしている方をよく見かけるので、どの冷蔵庫でもやっていいのかな?と錯覚してしまいそうですが、ラップ方法を実践される方は、お使いの冷蔵庫の放熱方法を確認してから貼られることをオススメします。
◯冷蔵庫機種
Panasonic/NR-F602XPV
◯必要なもの
・ホコリ取りモップなど
◯所用時間
3分ほど
6日目:巾木のこそうじ
ここは触れてもないのに汚れる場所。
気付くと黒っぽいホコリが溜まってます。
巾木の部分は壁紙との間にコーキングがされている場合が多いので、コーキングにホコリが付着して取りにくくなります。まだホコリが溜まって時間が経っていなければブラシだけで十分落とせますが、時間が経ってホコリが水分を吸ってしまうとベタベタ汚れと同じで綺麗にするには時間がかかります。
巾木って普段なかなかじっくりは見ないですよね。意識していれば気付けますが、ホコリが溜まってから、あぁ〜すごいホコリ。。。と気付くことの方が多いと思います。
そこで、私はホコリ対策として巾木に白のマスキングテープを貼りました。
まず巾木のホコリをブラシやハケ等を使ってキレイに取り除きます。頑固な汚れになっていた場合は、メラミンスポンジでを少し濡らして軽く擦ると取れると思います。
次にホコリが取れたら巾木に沿ってマスキングテープを貼るだけです。
個人的にはコーキングの上に溜まったホコリとマスキングテープの上に溜まったホコリ、どちらが掃除しやすいかといえば素材がスルスルしているマスキングテープの方でした。
ただ、私は不器用なので、ホコリが溜まりやすい脱衣室や洗面所、砂汚れや泥汚れが気になる玄関のみに貼っています。
また、マスキングテープとメンディングテープのどちらを貼る方がいいのか?と聞かれることがありますが、私は素材をなるべく傷めたくないので粘着力の弱いマスキングテープを選びました。
◯必要なもの
・ハケやブラシ(古歯ブラシ等)
・白マステ
◯所用時間(約6畳の部屋分)
・掃除:5〜10分
・マステ貼り:20〜30分
7日目:玄関タイルのこそうじ
いつも玄関タイルの掃除は掃き掃除が多いですが、泥汚れなど目立ってきたら水を撒いてブラシで擦るかオキシ湯を撒いて擦るかでした。
水だけじゃ落としきれない汚れだと判断した時、オキシクリーンを使う選択肢しかなかったのですが、ふとウタマロクリーナー(中性洗剤)でもキレイに出来るんじゃないかな?と考え使ってみたら予想以上に楽でキレイになったのでご紹介します。
ウタマロクリーナーは中性洗剤なので、肌にも素材にも優しく、軽い汚れなら酸性の汚れでもアルカリ性の汚れでも落としてくれます。
バケツに水を半分くらい入れてウタマロクリーナーを3プッシュほどします。(結構適当です)そのままバケツのウタマロ水を撒いてブラシでゴシゴシ擦るだけ。あとは水で洗い流せばおしまいです。
オキシクリーンの場合はお湯を用意して溶かさないといけないので少し面倒なんですが、ウタマロクリーナーはバケツに水を入れてシュッシュとするだけなので楽なんです。玄関タイルだけじゃなくベランダタイルの掃除にも使っています。
◯必要なもの
・ウタマロクリーナー
・バケツ
・デッキブラシ
◯所用時間
15〜30分
7日分一気にお届けしましたがいかがでしょうか。私の実践方法や学んだことも添えてますので、ちょっと文章は長めですが(笑)数分〜30分以内には終わるものばかりです。
実際、これを1日1回で良いので実践していくと、おうちの中はほぼ綺麗な状態を維持できます。ホコリを見るストレスも減れば、週末に時間をかけてお掃除ということも減ります。
結果、自分やこどもとの時間が増えたりと時間も有効活用できるので、ぜひ「#毎日こそうじ」で一緒に実践してみませんか。
次回も、1週間分のコラムをお届けしますね!
今回も最後まで読んでいただきありがとうございました♪
7日分となると結構なボリュームに見えますが、しっかり調べつつmariaさんなりのやり方を模索されてるのも印象的です。
冷蔵庫にラップについては特にその通りで、電化製品は故障にも繋がるのでお手入れの仕方は一度製品情報をしっかり確認し、理解した上で実践していくのが良いですよね。にしても、排熱について確認するってのはとてもズボラとは思えないです(笑)
毎日コツコツ続けると習慣になり、興味をでてくるという良い循環ですね。
mariaさん、ありがとうございました♪
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