【暮らしの整理・収納術】本当に必要な物の量「適正量」を決めよう〜整理収納アドバイザー1級(sho.ko_ieさん)

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「暮らしの整理・収納術」はインスタグラム中心に日々整理・収納、お掃除を実践されている方にご協力いただき、コラム形式で配信していきます。


整理収納ってどういう視点でどこから手をつけたら良いかわからないことありませんか?家事動線やこどもの成長やら、いろいろ考えることも多くて、中々考えが整理できない方もいるかと思います。 


本コラムでは、整理収納アドバイザー1級の資格をお持ちのsho.ko(@sho.ko_ie)さんに、整理収納の考え方や方法について、整理収納アドバイザーで学ばれたこと中心に、sho.koさんの収納術とあわせて解説いただきます。


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(本コラムはハウスキーピング協会の許諾の元配信しております。また、一部内容はハウスキーピング協会公式テキスト『一番わかりやすい整理入門』より抜粋しております)


ライフスタイルに合った「適正量」が大事


執筆者:sho.ko(@sho.ko_ie)さん


今回からはいよいよ実際の整理や収納に役立つ法則をお伝えしていこうと思います。もし「へー!」と思えるものがあれば、ぜひ実践してみてください(^^)


前回のおさらい

モノと人との関係からわかる「4つの領域」

1.「アクティブ領域」

モノとの関係がもっとも活発で無駄の少ない状態。

2.「スタンバイ領域」

モノがすぐに使えるように待機している状態。

3.「プロパティ領域」

探し物をしなければ、すぐに使えない状態。

4.「スクラップ領域」

モノが活かされることもなく廃棄を待っている状態。


本題に入る前に、前回の振り返りを少しだけ。 

モノと人との関係は4つの領域に区分できるとことを説明しました。


例えば、「アクティブ領域」は4つの領域の中でモノが一番少なく、ミニマリストを呼ばれたりしています。「スクラップ領域」はその真逆で、いわゆるゴミ屋敷と呼ばれてしまう状態を指しています。


整理収納を始める前に、現状をしっかり把握し、目指す領域を定めることはとても大切ということをお伝えしました。ぜひ、実践に移る前に読んでいただければ嬉しいです。


適正量の決定


適正量=それぞれのライフスタイルに合った、必要なモノの量のこと


人によって必要なモノの量が違ってきます。 

働いてる・働いていない、既婚者・独身、お子さんがいる・いない…それぞれライフスタイルが違いますよね。それゆえ、必要なモノの量は自分で決めることが大切です。


憧れのインスタグラマーさんの真似をしてみたけれど、自分にはしっくりこないことがあっても、それは当然のことなんです。


まずはライフスタイルに合った適正量を自分自身で決めたら、それ以上はモノを増やさないことを心がけるだけで、モノの溜め込みや無駄な買い物を防ぐことができるようになります。


日常の様々な場面で適正量は必要になる


例えばショップの紙袋は、いつか使えるからと何枚も溜め込みがちなモノの一つです。


お子さんがいらっしゃると幼稚園なんかで必要なことがあったりしますよね!他にもお友達にちょっとしたプレゼントをあげる時に便利です♩


仮に紙袋の適正量をサイズごとに小を5枚、中を5枚、大を3枚と決めたとします。(ファイルボックスに入るだけにする。などもいいと思います。)


そうしたら、これ以上は増やさないようにするだけ!です。どうしても新しい袋が可愛くて残したいなら、古いものの中から1枚減らします。すると数は増えません。もちろん使用して減ったら補充するのはOKです。


これは洋服やタオル、雑誌、本、食器、ストック…色々なモノでも当てはまります。


今は100均などで安く日用品や食器なども手に入れることができる時代なので、便利そうなグッズを見つけて欲しくなりますが、「本当に必要なのか」「自分の決めた適正量を超えてないか」を冷静になって考えてみることが大切です


このようにモノを増やさないことを心がけていると、買い物をする時に、気に入ったモノや一生使っていけるモノを慎重に選ぼうと意識するようになります。


適正量の決め方は?


適正量の決め方は難しいと思います。冒頭でもお伝えした通り、ライフスタイル毎異なる、というのが正直なところですが、基本的な考え方をご紹介します。


◯量の制限から考える

収納場所には必ず収納量の上限値がありますよね。 

収納するモノと場所を決めたら、先に収納できる最大量を決めてしまうこと。これが「量の制限」から考えるやり方です。


先ほどの紙袋を収納する場所をファイルボックスと決めたら、ファイルボックスの容量=適正量となります。冷蔵庫なんかわかりやすいかもですね。野菜室に入り切らない量をスーパーで買ったりしませんよね。


◯時間の制約(使用頻度)から考える 

例えば、我が家を例にすると、こども達の給食ナフキンは1人につき5枚と決めています。


これは毎日ナフキンだけアイロンをかけるのは面倒なので、月曜〜金曜日の5日分をストックしているという理由です。(そのかわり日曜に15枚のアイロンがけが待っています…笑)


食器や洋服(Yシャツとか)なんかも同じですよね。 

適正量を考えずモノを減らした結果、毎回・毎日する作業(水洗いや洗濯)が増えてしまうのは本末転倒です。


いきなりおうち全体の適正量とかは難しいと思うので、できそうな範囲から始めてみることで自分に合った適正量を見つけてみてください(^^)



紙袋のくだり・・・我が家はとにかく溜め込んでます(笑)

本当使うときないんですけどね。割とモノが少ないと、どうでも良いものを溜め込んでしまうってことあると思いますが、どうでしょうか?


整理収納ってシミュレーションが大事なんだなと、今更気がつきました。ある特定のモノだけを見るのではなく、使う頻度、整える頻度、収納場所・広さなどなど、やはり奥が深いです(笑)


sho.koさん、ありがとうございました!


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