【暮らしのインテリア】古道具やアンティーク家具と共にあるインテリア〜自然素材をふんだんに使ったあたたかい家(s_dmhomeさん)


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古く受け継がれてきたものを大切に育てながら長く使いたい


執筆者:すけ(@s_dmhome)さん


こんにちは、すけです。いつもご覧いただきありがとうございます。


5回目となる今回は、我が家のあたたかい雰囲気をつくりだすのに欠かせないアンティーク家具や古道具についてお話させていただきます。


家もリノベーション、リメイクした物置、家に多数ある古道具やアンティーク。わたしがここまで古いものに惹かれてしまう理由と、暮らしの中でどのように楽しんでいるのかをお伝えできればと思います。


すけさんの前回までのコラムはこちら


新しいものにはない風合いに惹きつけられて


1回目のコラムでも少し触れましたが、家づくりを始める前から古くても大切に受け継がれてきたものが好きで、インテリアに限らずヴィンテージのバックや靴、古着なんかもよく身につけていました。


普段、インテリアを古道具屋さんやアンティークショップで選ぶ時は、"これ素敵!"と直感で購入することが多いのですが、素敵と感じる部分を改めて言語化してみると、「年月をかけて変化した新しいものにはない風合いと、その風合いから感じる一点もののような雰囲気」。


これが、わたしを惹きつける最大の理由なのだと思います。


同じものはひとつとしてない個性が魅力


傷や使い込まれた風合いが新品のものとは違った良さを引き出していて、同じものはひとつとしてないので、暮らしに取り入れると個性が表現しやすいところにも魅力を感じています。


ラグは擦れて色が薄くなったところ含め、味があってお気に入りです。アンティークのお皿も使い込まれた貫入に心惹かれ購入を決めました。


家を造ると決まった時、一番最初に購入したのがこの北欧ヴィンテージのビューローでした。


木目を揃えたこだわりの造りに、引き出しのスムーズさ、テーブルを引き出して使えるところ、何より古く海外から来たものなのにとても状態が綺麗で、大切に使われてきたことがよく伝わり、購入を決めました。


店員さんにメインテナンスの方法を教えてもらい、今度はわたしがバトンを引き継いで大切に使っていこうと思っています。


掘り出しものに出会えるのも、楽しみの一つ。アケビのカゴや木のトレイは、新品のものを買おうと思うとそれなりのお値段がすることも多いですよね?よい状態のものがお求めやすいお値段で見つかると胸が躍ります。


様々な国、年代や素材もミックスさせて


北欧ヴィンテージのビューローと日本の古道具の食器棚、壁に取り付けた欧風の本棚があるキッチンの一角は、古いものが集まったお気に入りのコーナーです。


ビューローの購入を先に決めてしまったので、余ったスペースをどうするかとても悩みました。このガラスの食器棚に出会うまでは無印のステンレスラックや既製の食器棚を置いていましたが、しっくりこなくて…


ある日ネットで見つけたこの食器棚に一目惚れ。北欧家具の濃いチークの色味に日本家具の木肌を生かした色味…初めはうまく合うかな?と不安もありましたが、あまりにピッタリのサイズに運命を感じて購入。


作り付けの造作家具はもちろん良いのですが、こういったビビッとくるような出会いを探すのも楽しいものです。


ジャンルにとらわれず気に入ったものを集めるので、様々な年代や素材がミックスされていますが、不思議と違和感はなく古い家具たちのインテリアとしての包容力を感じます。


以前の暮らしでどう使われてたのかなぁ?と想像するのも楽しい時間です。


例えばこの北欧ヴィンテージのビューローは、我が家では食器を入れたり、飾り棚として使ったりしていますが、勉強机や衣料ケースとして使うこともあるそう。


リビングに敷いている赤いヴィンテージラグと、サイドテーブルに使っているネストテーブルはヤフオクで見つけました。オークションだと、うまくいけばコストを抑えられるのでおすすめ。


ネストテーブルは入れ子になっていてコンパクトに収納できること、使う時は並べて広々使ったり、それぞれ別の場所に置いたり、上に重ねたりと、多様な使い方ができる点が気に入っています。


合わせにくそうと不安に感じる方は、カゴや照明など小物からチャレンジしてみるのもいいかもしれません。


今あるものを大切に育てていくこともそうですし、捨てるのではなく補修しながら長く使うこと。縁があって我が家に受け継がれたこの道具たち。 


エコやサスティナブルの観点からも、今後もインテリアに古道具を取り入れていきたいなと思っています。



木をふんだんに使い、ほとんどが造作でできているすけさんのお家。その中で調和しているアンティーク家具や古道具の存在や風合いが、更にあたたかみを感じさせてくれているのでしょうね。


すけさんが古く味わいのあるものに惹かれる理由にあった、新しいものにはない風合いと一点ものの個性。様々な国や時代、素材が違っていてもまとまりがあって。インテリアの組み合わせやコーディネートも勉強になります。


今あるものを大切に育てる、そして補修しながら長く使う…そういったすけさんの考え方や向き合い方もすごく素敵で、それがお家のあたたかい雰囲気にも表れているような気がしました。


すけさん、ありがとうございました!

(編集:maki)


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