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「暮らしのインテリア」ではすてきなお家やインテリア、整理・収納、お掃除を体現されてる方にフォーカスし、普段インスタグラムでは発信しきれない実体験をコラム形式で配信していきます。
注文住宅、マンション、アパートなどそれぞれ暮らしの中にインテリアがあり、背景には共感する点も沢山あると思います。そんな素敵な暮らしをお届けしていきます。
押入れ型クローゼット収納
まず洋室のクローゼットは押し入れ型のクローゼットになっていて、ハンガーを掛けるバーがなくて奥行きがあるタイプです。全体は上段、中段、下段の3段にわかれています。
押し入れ仕様になっているので、そのままだと奥行きのあるスペースを上手に活用出来なかったり、出し入れが面倒だったりします。
やはりおうち全体の収納量は限定的ですので奥行きのスペースも無駄にしたくはありません。でも可動棚を設置することもできませんしDIYも苦手なので、幅に合う棚を置き収納するようにし無駄を少なくする工夫をしています。
クローゼット上段
◯サイズ
横幅170cm×奥行き80cm×高さ50cm
上段の収納に使っているのはバンカーズボックスです。ハーフサイズのものと組み合わせています。
バンカーズボックスは持ち手の穴があるので、高い場所でも取り出しやすく軽いので上段に置いてます。また箱を統一させると見た目もすっきりするし幅も統一されるのでごちゃつき感が出ません。
主に収納しているものは季節物です。
雛人形、五月人形、正月の飾り物を入れてます。クリスマスツリーなど大きめ物はバンカーズボックスの奥(後ろ)に見えないように収納しています。
他にはプール道具、古タオル、旅行バッグなど使用頻度の低いものもしまっています。
因みに写真でラべリングがないものはこども達の作品を入れていますが、本コラムでは名前が見えないように隠しています。
クローゼット中段
◯サイズ
横幅170cm×奥行き80cm×高さ115cm
押入れ中段は空間が広かったので収納の骨組み作りが必要でした。簡単に骨組みに使用したアイテムをご紹介します。
・写真左側の棚は楽天で購入した棚:木製シェルフ3段
・写真右側の棚は使わなくなった靴箱を再利用
・上部には強力突っ張り棒:アイリスショップ/ハイカム超極太ポール特大
※ベニヤ板に突っ張り棒はNGな場合もあります。我が家は強度がしっかりあるので大丈夫ですが、事前に下調べすることも大切です
この骨組みを考えるにあたって何をどうのように収納したいか?というのは当然考えた上で設計しました。闇雲に組み立てるとかえってごちゃつく可能性もあるので、まずは何を収納したいかを書き出したりするのもオススメです。
〇クローゼット中段左側の棚
一番上のラタン材のカゴにはこども達のリュックや主人のバッグを入れてます。
二段目のスチールカゴには帽子入れと隣にはスチームアイロンを置いています。取り出しやすさとスペースを無駄にしない為にも、基本カゴに入れて収納しています。
三段目は無印良品のホリプロピレンファイルボックスを使い、ベルト、毛玉クリーナー、学校用スリッパ、こどもに触らせたくない工具、ポーチなど、細々した物を入れてます。
一番下にはこちらもラタン材のカゴを使用し夫婦のパジャマなどの一時置き用にしています。
〇クローゼット中段右側の棚
まず右下の靴箱を再利用した棚には無印良品のファイルボックスを使って、中に取扱説明書や日用品のストックを入れてます。サイズ違いのボックスを組み合わせジャストフィットさせました(笑)
ファイルボックスのペンポケットにハサミを入れてるのは、洋服はほぼネット注文なので、ここで開封しそのまま仕舞えるようにです。
そして、その上の空間にはマワハンガーのパンツハンガーを掛けました。ワンピースやコートは別に置いているハンガーラックに掛けて収納しています。
強力つっぱり棒と言っても、全体に洋服を掛けてしまうと落ちてくることもあったので、この場所はズボンだけと決めてハンガーに掛けるようにしています。
靴箱とズボンの間には、季節ごとのシャツを平置きにし、その日に着るもの簡単に決められるようにしています。季節外や頻度の低いシャツは押入れに収納しています。
クローゼット下段
◯サイズ
横幅170cm×奥行き80cm×高さ65cm
クローゼットの奥行きは80cmありますが、下段にはあえて奥行き45cmの収納ケースを選び、奥の空いたスペースに使わない季節物の家電やスーツケースを入れてます。
すっきり見せるための工夫と奥行きの活用法
よく物が少ないと言われますが、見えないようにしているだけで普通にあります。
生活感がでる家電や季節物などは見えないように隠すか、箱を統一させるとごちゃつき感はなくなります。
そして中段は棚をあえて奥に詰めて置き手前に空間をつくることで、一時的に物を置いたり洋服を畳んだりすることができますし、見た目も圧迫感がなくなります。
逆に視線が行きにくく、出し入れも面倒な下段の収納ケースは、奥を空けて手前に置くことで取り出しやすくしています。そして、奥のスペースには普段使わない物をたっぷり収納できます。
古い押入れでも奥行きを上手に活用したり収納ケースを統一させると、見た目もすっきりして使いやすくなります。参考にしていただけると嬉しいです♪
今回も最後まで読んでいただきありがとうございました。
mariさんの収納アイテム
◯クローゼット上段
◯クローゼット中段
・突っ張り棒
・ファイルボックス各種
無印良品/ホリプロピレンファイルボックス・スタンダードタイプ(ホワイトグレー・1/2)
無印良品/ポリプロピレンファイルボックス・スタンダードタイプ(A4用ホワイトグレー)
無印良品/ポリプロピレンファイルボックス・スタンダードタイプワイド(A4用ホワイトグレー) ・パンツハンガー
・はさみ収納
◯クローゼット下段
・衣装ケース
奥行きのあるクローゼットの収納って本当に難しいと思うのですが、mariさんのコラムを見ているとそんな風には思えず逆に使いやすくすら思えてしまいました。
特に中段は手前を空けて作業や一時置きに使い、下段では奥のスペースを空けるという使い方には目からウロコでした。
実は奥行きの深い押入れで使っていた収納ケースがクローゼットには入らないという経験をしたことがあります(笑)
ついつい収納ケースって奥行きに合うものを買ってしまいがちですが、ぴったりでなくてもこんな活用法があるんだなと勉強になりました。
mariさんありがとうございました♪
(編集部:kaori)
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