「デザイン・質感・付き合い安さ」三拍子揃ったオリジナルソファ
インテリアを決める上でとても重要な家具。
編集部で「毎日触れる家具のコダワリや生産工程、そしてメンテナンスについて勉強したいよね」ということで、福岡の関家具さんに伺う第二弾。
第一弾「CRASH」の紹介は下記よりご覧いただけます。
◯固定観念に囚われない、個性ある心地よい暮らしをサポート「CRASH」〜関家具本社@福岡へ取材〜
続いて場所を移動し「RELAX FORM(リラックスフォーム)」というレザー調のソファブランドと、「シェララフィア」というドイツ製のマットレスを体験してきました。
ご紹介いただいたのは、ユーロ事業部の井ノ口さんです。
井ノ口さんは前田さんと同期とのことで、お二人の掛け合いも社内の雰囲気の良さが現れていてとてもいい会社なんだな〜と感じました。
ーー井ノ口さん、よろしくお願いします。
先ほどのCRASHと変わって、かなりモダンなデザインですね。ここはソファ専門なのですか?
井ノ口さん:
はい、リラックスフォームはソファ専門ブランドになります。
各ショップではリビングを着飾る「TVボード」「センターテーブル」も取り扱っています。ただ、ご覧いただいた通り、ほぼソファ中心にご案内しております。
コンセプトはデザイン性、快適性、品質を追求したソファブランドで、工場で職人が一つ一つつくりあげています。
本格的なイタリアのソファは質感も良く、デザイン性も高いですが、その分金額も高額になりますよね。ツーシータのソファでも数十万円を超えてきます。そうなると、なかなか手が出せないですよね、現実。
そこで、素材を変えることでデザイン性、見た目を維持しつつ、本革よりも耐久性に優れたソファがリラックスブランドになります。
ーーパッと見、本革かどうか見極めはつかないです。
その特別な素材の特徴は具体的にお聞かせいただけますか?
井ノ口さん:
この素材はLEATHERTEX(レザーテックス)と言います。
イタリアソファのような高級感のある見た目と、ナチュラルレザーのような肌触りと風合いのある、革でも布でもない新素材です。
編集部の皆さん仰っていただいたように、パッと見本革かどうか見分けがつかないくらいよくできた素材です。
触るとどうですか?本革でないことはわかりますか?
ーーそうですね、実際に座って触れてみると、本革ではないことはわかりますが、正直座り心地も良いです。イタリアの本革ソファに普段座ってないので比較はできないですが(笑)
井ノ口さん:
そうですよね(笑)
実はそう言った方々がターゲットだったりします。
と言いますのも、本革を購入できるほど余裕がある方は購入します。一方で、インテリアのデザインは好みだけど「こどもが小さく汚れや傷が気になる方」、「賃貸でいずれはスリーシーターのソファを検討しているので、今は価格を抑えたい方」にとって、とても最適な商品になっています。
レザーテックスは以下の特徴を兼ね備えています。
◯耐摩耗
◯耐変色
◯耐引裂き
◯通気性
◯撥水性
ーーこれめっちゃ大切ですよね。
我が家(編集長)は本革ですが、次男坊が幼い時はソファ舐めたりして・・・毎日泣きそうになり、しまいには諦めました(笑)
井ノ口さん:
ですよね。
どうしたって小さいお子様がいれば汚れや傷を防ぐことは難しいので、本革に手を出しにくい、けどデザイン性は担保したい。リラックスフォームはそんな方にもピッタリです。
お手入れも簡単で、7月にレザーテックス専用のお手入れキットも発売していますので、どんな感じか実演してみましょうか。
汚れがついた商品がなかったのでわかりづらいかもしれませんが、汚れのお手入れは以下の手順になります。
1.専用のスポンジでクリーナーを泡だてます
2.1を汚れに直接あてて落としています
3.その後撥水スプレーを吹きかけて完了です
動画でもお見せした通り、しっかり撥水を施していただければ、ジュースとかをこぼしても大丈夫です。また、基本的なお手入れには水拭きOKですので、定期的に拭き掃除をしていけば、清潔なソファを維持できます。
ケアキットはレザーテックス専用で、専門業者さんと共同開発した商品になります。
撥水加工なので、一年ほどで効果は落ちていきますので、半年〜一年を目安にお手入れしていただければと思います。
ーーお手入れが楽なのは大きいですね。
グルッと店内見させていただいてもよろしいですか?
ーー結構な商品数ありますが、デザインって完全オリジナルなのですか?
井ノ口さん:
はい、自社で細部までこだわって制作しています。
本場イタリア人デザイナーの原画や開発部隊が、海外の展示会や国内調査で集めた要素を基にスケッチに興しています。
SGSという国際的な検査機関の基準をクリアし、工場では長年にわたりソファ製作の経験を積んだスタッフが、生産及び生産管理をしています。
ーーファブリック素材もありますよね?
井ノ口さん:
もちろんご用意がございます。
張生地で見た目も手触りも変わってきます。
数十種類の張生地からお好みの素材を選んでいただけます。
ーーありがとうございました!
座り心地もいいですし、電動リクライニングソファといった最新機種も揃っています。
都内は代官山、仙台、甲子園にも直営店がありますので、ぜひ足を運んでみてください。
また、リラックスフォームのInstagramも今年からスタートしているようです。こちらも併せてチェックしてみてくださいね。
ーーさて、続いて100年の歴史があるドイツ寝具ブランド「シェララフィア」をご案内いただきます。
快眠ライフを豊かにする100年の歴史
このロゴが一つの象徴で、左側にロードローラーの絵がありますよね?
これは、「ロードローラーに踏まれても耐久性は維持するよ」というブランドメッセージなのです。それくらい、プロダクトには自信があり、尚且つ100年以上の歴史とドイツ国内のトップシェアを誇るのがシェララフィアです。
ーームクリの読者さんで好きな方も多い「Miele(ミーレ)」や「カゲナウ」「AEG」などの電化製品もドイツ製が多いですよね。
特徴とかお聞きしてもいいですか?
井ノ口さん:
特徴はズバリ「高反発」です。
ーー「低反発」の逆ってことですよね?
井ノ口さん:
はい、そうです。
質の良い眠りのためには、「優れた体圧分散・正しい寝姿勢・抜群の通気性」これら3つのポイントがバランスよくはたらき合うことがとても大切で、スリープトライアングルとも言われています。
◯優れた体圧分散:からだへの負担を逃がす
◯正しい寝姿勢:からだを適切に支える力
◯抜群の通気性:快適な睡眠環境
このスリープトライアングル理論の基、研究開発を続けた結果、高反発なマットレスが誕生しました。それが、シェララフィアが開発した素材、ゲルテックスになります。
ゲルテックスの良さはからだにフィットすることですね。これは、我々社員も購入し普段から使っていますが、全然違います(笑)
前田さん:
わたくしも愛用していますし、社員の多くも利用していると聞いてます。
井ノ口さん:
人生の三分の一は睡眠になりますが、なかなか寝比べってできないですよね。
とはいえ、やはり健康にも直結するところですので、以下の動画をご覧いただき、5つのチェック項目のうち、2つ以上当てはまる方は、当店ないししっかりしたマットレス・ベッドをご検討いただくのが良いかと思います。
硬さや種類も豊富ですので、ぜひ実際に寝転んでみてください。
ーー編集部一同マットレスを体験。
お言葉に甘え、一通り横になってみましたが、どれも心地良い!!!本日は移動も長かったので、そのままお昼寝したくなりました(笑)
これ、マットレスだけなのですか?
下のベッドのフレームとかも影響あったりするのですか?
井ノ口さん:
いい質問ありがとうございます!
そうなんです、ベッドにも秘密が隠されています。
ーー気になります(笑)
井ノ口さん:
これです。
ーー!!!
なんですかこれ?!初めてみました。
井ノ口さん:
これはウッドスプリングと言いまして、木の中でも耐久性に優れたビーチ材を使用しています。人の力で負荷をかけてもしなるだけで折れたりしません。
このようにしなやかに反発するので、マットレスを床に直置きや簀子、ちょっと固めのベッドに置くよりも、より寝心地がよくなります。
シェララフィアにフィットするように作られていますので、他のマットレスだとサイズもそうですが、反発力が異なるので、バランスが合いません。
通気性にも優れていますし、万が一スプリング部分が破損しても、一本ずつ取り替えが可能ですので、このベッドは一生物ですね。
ーー因みに、マットレスの寿命はどの程度ですか?
井ノ口さん:
シェララフィアの場合、10〜15年と言われています。
良い製品を愛用し、睡眠を変えるだけでも日々の暮らしが変わってくると思います。
他にも、最近のライフスタイルに合わせた商品も開発しています。
寝室で壁掛けテレビにし、ベッドに寝転がったままテレビを見るというスタイルが流行っていますよね。
ーー我が家はそれですね(yukiさん)
井ノ口さん:
電動で動き、マットレスもそれに合わせて変形するよう改良しています。このベッドは関家具オリジナルで開発することで価格帯もかなり抑えることができました。
関家具というと、先ほどご案内したCRASHや、この後の一枚板の木馬などリビング・ダイニング用品が目立っていますが、寝具に関してもお客様のサポートをしていますので、ぜひお近くの店舗に足を運んでいただけると嬉しいですね。
ーー井ノ口さん、ありがとうございました!
ソファも寝具もそうですが、良いものをライフスタイルに応じた価格で提案しているのが印象的でした。まさに暮らしに寄り添うブランドだなと実感しました。
寝具って本当迷いますよね。
転勤が多いとなかなかベッド購入とはいかないですし、またお子さんが小さい時も同様ですかね。
それでも、快眠は追求したい。。。
また機会があればムクリでも「寝具」について色々調べてみたいなと思いました。
続いては、本日最後、一枚板のテーブルで有名な「アトリエ木馬」をご紹介していきます。
工場まで取材し、職人さんの手でテーブルが造られていく工程は勉強になりましたし、家具を見つめ直すキッカケにもなりましたので、お楽しみに!
本日ご紹介したブランド
◯ソファブランド:リラックスフォーム
(Instagramはこちら)
※お近くの店舗はこちらよりご覧いただけます
◯寝具ブランド:シェララフィア
※お近くの店舗はこちらよりご覧いただけます
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