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間取りのシンプルさが暮らしやすさに繋がる
前回のコラムでは、我が家の家づくりのファーストステップ、ここしかないと思えた土地と建築士さんとの運命の出会いについてお話しさせていただきました。
今回は、私たちが何にこだわって間取りを決めていったかを、少し詳しくお話しさせていただこうと思っています。
3つのコダワリをカタチに
我が家は77坪の土地に、建坪35坪の2LDK+ロフトスペースがある家を建てました。私が住んでいる地域では一般的な広さ・大きさではないかと思います。
私達夫婦が間取りでこだわったポイントは大きく分けて以下の3つです。
1.平屋のように1階だけで生活ができること
2.どの空間も広々としていること
3.シンプルであること
この3つをしっかりと意識することで、私たちらしい暮らしが実現しました。
お互いの憧れを尊重して
私は以前から平屋に憧れがありました。
平屋は生活動線が短く、老後も安心で暮らしやすい家というイメージが強くあり、「家を建てるなら絶対に平屋がいい!」と思っていました。
私たちが選んだ土地は、平屋を建てるには十分とまでは言えない広さかもしれませんが、夫婦二人暮らしで部屋数は少なくて良いと思っていたので、平屋も不可能ではありませんでした。
しかし最終的に私たちが建てた家は、完全な平屋ではなく、平屋風の家でした。
そうなったのには、リビングに鉄骨階段を付けて、ロフトスペースが欲しいという夫の強い希望があったという理由からだったのですが、ロフトスペースにそこまで固執した理由は、何がしたかった訳でもなく、ただの憧れだったようです(笑)
もちろん私の平屋に対する憧れも諦めたわけではありませんでした。
色々と考えた末に、2階にはロフトスペース以外に来客用にもう1部屋設け、主寝室はリビングの横にとり、生活は1階で完了できるというプランを採用しました。
こうして建物自体は2階建て・生活空間は平屋スタイルという、私たち夫婦二人の憧れを詰めこんで完成したのが、平屋風の家でした。
ゆとりのある空間を大切に
前述した通り、私たちは二人暮らしなので、部屋数は多くなくていいと思っていました。そうなると、もっとコンパクトなお家でも夫婦二人が生活するには支障がなかったかもしれませんが、私達は大きな空間でゆったりと暮らしたいという想いがありました。
そこで、広さは一般的なお家そのままで、どの空間も気持ち余裕をもたせて作ってもらうことにしました。特に、一番長く時間を過ごすであろうリビングは、より開放的な空間になるように吹き抜けを希望しました。
シンプルさを追求した
これが実は一番のキーポイントだったかもしれません。我が家は本当にシンプルです。
うまく言葉で説明できないのですが、然るべきところに然るべきものが配置され、私達夫婦に必要のないものを徹底的に省いた無駄のない間取りだと、初めて図面を見た時に思いました。
実は、施工会社を探していた時に採用しなかった他社の提案してくださったモノが、決して悪いプランだった訳ではありませんでした。部屋数が多かったり、収納がとても豊富で生活を重視した造りが少しイメージするモノとは離れてしまっていたりと、むしろ私達が求めるものよりも多すぎたり便利すぎるといったパターンのモノばかりでした。
家族構成や生活スタイルによって、どの間取りが暮らしやすいかは大きく変わってくると思います。我が家が重視したのはシンプルさでしたので、やはりそれを実現してくれる建築士さんにお願いしてよかったなぁと思っています。
実際に約1年この家に住んでみて、その暮らしやすさを実感しています。
生活動線を重視して作った家ではなかったのですが、シンプルな間取り故、生活動線もシンプルでとても暮らしやすいのです。
間取りを考える時は、ついあれもこれもとなりがちです。
沢山あるプランの中で間取り迷子になった時は、思い切って引き算をしてみるのもおススメです。盛りだくさんのプランの中から自分たちには必要ないものを削いでいくと、本当に必要なモノ・譲れない事が見えてくると思います。
今回も最後までお付き合いいただき、ありがとうございました。
お家づくりに於いて、どの場所に建てるか・どこの会社にお願いするかという大きな関門をクリアして次にぶつかるのが、間取り決めの大変さです。決まったと思っても、あれもしたい、これもやっぱりこっちに・・。我が家がまさにそうでした(笑)
risaさんの平屋に対する憧れとご主人のロフトへの憧れ。
一見、相対する二つの憧れが、うまく融合されてできた平屋風の家。きっと平屋でも普通の二階建てでもないこの平屋風の家だからこそ、今の充実感があるのだと思います。
お互いに多くを求めすぎず、シンプルにやりたいことだけを詰め込んだお家は、自分たちにとっての暮らしやすさに繋がっていくのですね♪
risaさん、ありがとうございました!
(編集:megu)
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