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夫婦の意見をすり合わせたキッチンと水回りの設備選び
こんにちは。saoriと申します。
私は築10年になる小さな家に夫と息子と一緒に家族三人で暮らしています。
前回のコラムでは我が家の間取りや設計の工夫についてお話いたしました。今回は水回りやキッチンについて、設備を選んだ理由や使い心地などについてご紹介したいと思います。
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コンパクトで清潔感あふれるキッチン
我が家は2階にリビングがあり、リビングと同じフロアに水回りをまとめたいというのが私の希望でした。
そして、リビングを主役にしたいと考えていたので、キッチンはベランダ横のスペースにコンパクトな壁付けタイプのものを置こうと考えました。
オールステンレスの収納がないタイプのキッチンに憧れがありましたが、見せる収納をやりきる自信がなかったこと、別に料理道具を収納するペースを確保することが難しかったことから、いくつかショールームを見て回った結果、TOYO KITCHENのBAYに決めました。
このキッチンを選んだポイントは、以下の4つです。
・白いタイル張りの壁に合う白とステンレスの清潔感のあるデザインであること
・レンジフードはT型であること
・脚付きで床との間に10㎝ほどの空間があり抜け感があること
・シンク下収納がすべて引出しであること
そして、オプションでシンク上部に食器棚を付けました。空間としては食器棚がないほうがすっきりするのですが、他に食器をしまう場所の確保が難しそうだったのでつけることにしました。
実際に使用してみて以下の点が気に入っています。
・シンクが深く水ハネがないこと
・前面のパネルに汚れがつきにくいこと
・脚付きのデザインなので掃除がしやすいこと
・料理に使用するものがすべて収納できること
小さなキッチンでは料理に必要なものがすべて手の届く範囲にあるので、動線が短く、とても家事がしやすいです。食洗機で洗った食器も1歩も歩かずにしまうことができます。
食器棚を別途置く必要がなくなったことで結果としてリビング・ダイニングのゆとりにも繋がったのではと思います。
こだわりでキッチンの周りの壁だけキッチンに合わせて白いタイル貼りにしているのですが、家族の心配をよそにそれほどこまめにお手入れしない私でも(笑)白いままキープできています。
すべてをつめこんだコンパクトな洗面室
我が家の洗面室は、洗面所、洗濯機、トイレ、お風呂が集約されたスペースとなっています。
実家のお風呂場とトイレが離れていることがとても不便に感じていたことから、新居ではトイレとお風呂は近くにあるか、同じ空間にあるといいなと思っていました。
前回のコラムでもお話しましたように、変形の我が家にトイレやお風呂をうまく入れ込むのはとても苦労しましたが、そのかいあって完成した洗面室はとても使いやすく気に入っています。
入ってすぐ左側の洗面台はスペースに合わせて造作してもらいました。洗面ボウルは、丸い形が気に入ってSANWAのジオアールを選びました。
見た目はとっても素敵でかわいいのですが、実際に使用してみると水栓の位置が高いのか、顔を洗う時におデコにぶつかります。また洗面ボウルがあまり大きくないため水ハネがあり足元が濡れてしまうことがあります。
洗面台をお探しの方は、実際に顔を洗う動作をしてみるなど、リアルなシチュエーションを再現して使い勝手を見てみることをおすすめします。
洗面の横はドラム式の洗濯機を置いています。
こちらは無印良品(TOSHIBA製・現在は取扱いがないようです)のもので、家を建てる前から購入を決めていました。
この洗濯機を置くことを前提に上部に可動式の棚をつけてもらいました。
この棚には、洗濯、入浴や身支度に必要なものを無印良品のアイテムを使って収納しています。上段、中段、下段、それぞれに収納しているのは以下の通りの物です。
上段:季節用品(湯たんぽなど)、衛生用品
中段:タオル類、洗剤
下段:ドライヤー、家族それぞれの下着、メイク道具
この棚からトイレ上部にかけて、物干しワイヤーを取り付けています。必要なときだけ引っ張り出して使うのですが、天気に左右されず洗濯物が干せるので大変便利です。(トイレはTOTO/ネオレストA1を採用しています)
お気に入りのお風呂スペース
お風呂はベージュとグレーのツートーンカラーの壁と楕円形の浴槽に一目ぼれしてSPIRITUAL MODEのPLANO・NXを採用しました。
実際に使ってみると、楕円の浴槽は通常の長方形のバスタブよりも幅が広くゆったり浸かれるところがとても気に入っています。
実はお風呂探しをするまではこのメーカーさんを聞いたことがなかったのですが(ごめんなさい)、ショールームに行ってみるとデザインがよく、予算的にもぴったりで即決しました。
何を大事にしたいかを考える
私たちは予算の関係上、コストを抑えるためになるべく造作はせず、既製品で気に入るものを探し回りました。ショールームを回るたびに素敵な設備に心を奪われそうになりましたが、新居では好きな家具を置いてインテリアを楽しみたいと考えていました。
お金をかけたいところ、なるべく抑えたいところを夫婦ですり合わせて設備を決めていきました。10年経ち少し古びてきたところもありますが、まだまだ大切に使っていきたいと思います。
以上、2階の水回りの設備についてご紹介いたしました。次回は、理想のインテリアに合わせた内装(床や扉)と家具選びについてお話したいと思っています。
最後まで読んでくださりありがとうございました。
既製品を探し回ったと仰る設備探し、大変さもあったかと思いますが、楽しかったでしょうね~!設備を見るのが好きなので同行したかったです(笑)
我が家は工期の関係で、造作予定だったはずが既製品になった箇所がありますが、同じ既製品でも納得感のあるものを取り入れるのとそうじゃないのとでは満足度が全く違いますよね。
そして聞いたことがなかったというメーカーのショールームに足を運ぶフットワークの軽さや自分の感覚を信じたもの選びが、今のおうちにつながっているのだろうなと思います。
次回は「新居では好きな家具を置いてインテリアを楽しみたい」と考えていたsaoriさんの内装や家具選びのお話ということで今からとても楽しみです!
saoriさん、ありがとうございました!
(編集部:kaori)
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