【暮らしの中のお花】初夏を彩るお花、たっぷりの緑を添えて〜爽やかに生けるコツとは(カラー)

日々の暮らしの中で欠かせないもの、大切な家具から雑貨、お花、珈琲なんて方もいるかと思います。


家具を買うときに、材質の種類やメンテナンス、塗装の特徴と言ったことや、お花屋さんに寄った際に、季節の花や生け方、日持ちするの?なんて、値段に差こそあれど、ちょっと知ってるだけで選択肢が広がることが沢山あると思ってます。


そう言った、ちょっと知ってると暮らしに広がりが出る、そんな「へ〜、なるほど〜、そうだったんだ!」と思ってもらえるようなコラムを「暮らしの中の◯◯」シリーズとしてお届けしていきます。 


「暮らしの中の〇〇」シリーズはこちらからご覧いただけます。


部屋を爽やかに彩る、夏の花の上手な飾り方


今年はジメジメした梅雨空が続く夏。それでも、晴れた日には夏の匂いや夏の風を感じるようになってきた近頃。


週間天気予報を毎日みては、まだかまだか、と本格的な夏の訪れを待ちわびている方も多いのではないでしょうか。恐らく本コラムが公開されるころには、長い梅雨も終わりを迎え、カンカン照りの真夏を迎えていることでしょう。


さて今回は、初夏を彩るお花の1つ「カラー」についてお話したいと思います。


カラー


・分類:サトイモ科オランダカイウ属

・学名:Zantedeschia サンテデスキア(属名)

・和名:和蘭海芋(オランダカイウ)

・英名:Calla lily

・原産地:南アフリカ


名前の由来は、花の形が修道女の襟(collar)に似ている事や古代ギリシャ語の「καλος カロス(美しい)」が語源だと言われています。


カラーは初夏から夏にかけて白くスッキリとした花を咲かせます。花に見える部分はサトイモ科植物にみられる「仏炎苞(ぶつえんほう)」と呼ばれるもので、葉が変化した部分で中心にある黄色い棒状の花を保護する役目を果たしています。


花言葉


カラーの花言葉は「乙女のしとやかさ」ですが、色によって異なります。


・白いカラーは「清浄」

・黄色のカラーは「壮大な美」

・ピンクのカラーは「情熱」

・紫のカラーは「夢見る美しさ」


凛とした佇まいとスッとした個性的な花姿は個性的で美しく、また花言葉からも女性の美しさを連想させる事からウェディングシーンでもとても高い人気を誇るお花です。


生け方とポイントをご紹介


◯用意するもの

・カラー白 :2本

・リキュウソウ:1本

・スモークグラス:1本

・花瓶 (今回はカラーの色に合わせて白のスッキリとしたデザインのモノ)


1.リキュウソウを入れ、先端をどこかの葉に巻きつけてくるりと円を作ります。


2.カラーを入れ、2本とも向きを変えて動きを出す。カラーをカットする際はまっすぐ水平に切る。 

※斜めにカットすると植物の習性で先端が蛸の足のように反り返ってしまうので、注意が必要です。 


3.スモークグラスを入れ、カラーよりも高さが出るように少し長めにカットする。


スモークグラスのような少し抜け感のあるグリーンをプラスするととても爽やかでスッキリとしたイメージに仕上がります。


お花を長持ちさせるポイント


暑い季節はどうしてもお花の持ちが悪くなりますよね。毎日、お水を変えていただくのと 、なるべく温度変化の少ないところに飾りましょう。


また、お花だけでなく色んな種類のグリーンを多めに入れるとより爽やかさを演出できます。カラーは茎姿の美しい植物なので長めの透明の花器に活けて茎を楽しむのもオススメです!


爽やかなお花とともに楽しい夏をお過ごしください。



切り花は日持ちしにくい夏ですが、水切りをしっかりしたり、こまめに水を取り替えたり、なるべく涼しいところに置いたり・・・


いつもより少し工夫しながら、暑い夏も是非!季節の花を楽しんでみてくださいね。

(saya)


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