【暮らしのインテリア】先々のことも考えた間取りと使いやすさを追求したトイレ~暮らしに余白のある家づくり(nico_hoomさん)

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暮らしのスタイルに合わせて考えた居心地の良い空間


執筆者:nico(@nico_hoom)さん


毎日何度も使うトイレ&手洗いスペース。

見た目や設備はもちろん気になる所ではありますが、使い勝手や収納・お掃除のしやすさも大切ですよね。


そこで今回は、我が家の今の暮らしにフィットしたトイレと手洗いスペースについてお話したいと思います。


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使いやすさとこれからを考えた間取り


我が家は家づくりの際に、こども達と過ごす現在と巣立っていった未来(夫婦2人になった時)を想定した間取りを考え、 トイレを2階には作らずに1階にひとつだけ設けることにしました。


そのため一つしかないトイレをどこに配置するか、設計中はすごく悩みました。


まだ幼いこども達も使いやすく、いずれ夫婦だけで使う時にもアクセスしやすい場所を考えた結果、階段横がベストという結論に至りました。


トイレがリビングのすぐ近くになってしまったので、音漏れ防止対策としてリビング側の壁の中に防音効果のある吸音材を入れてもらったり、トイレのドアはハイドアを採用して空間がなるべく広く感じられるような工夫をしました。


トイレ設備詳細


トイレ本体は機能性と衛生面でも優れているフローティングデザイン(TOTOレストパルF)を採用し、床はクッションフロアよりも固く耐久性に優れたフロアタイルを選びました。


レストパルFには“プレミスト”と“きれい除菌水”という機能がついています。


プレミストは、トイレに行くと便器内にミストを自動で吹きかけて汚れを付きにくくし、キレイ除菌水は、使用後と8時間以上トイレを使用しなかった時に特殊な電解水のミストを自動で吹きかけてくれます。(洗剤や水などの補充は一切不要です)


2つのミストの効果は絶大で、ここまで汚れが付きにくくなるのか!と感心しています。頻繁に掃除しなくてもいつも便器内はキレイを保てるようになり、この機種を採用して良かったなと思っています。


本体下がふわっと光るやわらかフロアライトも便利な機能で、入室すると自動で点灯し退出後は自動で消灯します。 (設定でON/OFFが選べます) 


夜中にトイレに行った際にも眩しさを感じにくい丁度いい明るさでとても快適です。


我が家のトイレの最大の特徴でもある“宙に浮いている”デザインは、床に接地していないのでとても掃除がしやすく、万が一こども達が失敗してもサッと拭くことが出来るので、日頃のお手入れがすごく楽なのを実感しています。


一見タンクレスに見えるこのトイレ、実は普通のタンク付きトイレなんです。見た目もオシャレなタンクレストイレに惹かれつつ、災害や停電時などの使用に少し不安があった為、こちらを採用しました。


基本的にはリモコンで操作しますが、背面キャビネットの中には手動で流せるレバーがついているのでもしもの時も安心です。


唯一の残念ポイントは、スティックリモコンのデザインを選べなかった点です。しかし実際使ってみるとボタンも押しやすくパネルも見やすく、クロスが白色なので案外馴染んでいて結果オーライでした(笑)


収納も充実の背面キャビネット


トイレタンクが内蔵されている背面キャビネットは、大型収納スペースになっていて、棚の上部を開くと中にはトイレットペーパー12ロールを買ってきてそのままポンっと収納することも可能です。


蓋を開閉する際に邪魔にならないように、後から棚をDIYして小物やグリーンを飾れるようにしました。


キャビネット両サイド(左右)も開くようになっているので、お掃除用品や サニタリー用品までスッキリ収納できるところもお気に入りです。


掃除の際に使うお掃除グッズはキャスター付きのラックを使い、出し入れがサッと出来るようにしました。


手洗い洗面台


手洗い場は当初トイレを出た所に作る予定でした。


・床が無垢なので水の飛び散りなどが気になるのではないか

・掃除や手入れは楽に出来るか

・トイレを済ませた後すぐに手を洗えた方が衛生面でも動線的にも便利ではないか


などのメリットとデメリットを夫婦で話し合い、最終的にはトイレと同じ空間(隣)に手洗いスペースを設けました。


来客時にも手洗い場としてお客様や友人に使ってもらいやすいように少し広めにスペースを取ったり、トイレ感があまり出ないような空間を意識しています。


我が家では手拭きタオルは置かずにペーパータオルを採用したので、タオルを毎日取り替える手間もなく、衛生面でも安心です。タオルハンガーの代わりに壁面にペーパーボックスをあらかじめ設置したことで、ボウル周りもスッキリしています。


マイホーム計画中は造作洗面台やオシャレな蛇口に憧れていましたが、夫婦で色々なメーカーを見て回って悩んだ末、最終的には夫の意見でもあった見た目より使いやすさ(機能性)を重視したモノを採用しました。


水跳ねしにくい洗面ボウルに合わせたシャワーヘッド水栓は、ホースが伸びるので掃除のしやすさも抜群です。冬でも快適に使えるように混合水栓を採用したのもコダワリです。


シャワー水栓の見た目やカタチは理想とするモノとは違いましたが、使い勝手がとても良いのでこちらを採用して今のところ後悔はありません。


シンプルにちょうどいい暮らしを目指す我が家は、造作に拘らずに使いやすさを優先したこのスタイルにして良かったと思っています。最後まで読んで下さり、ありがとうございました!



nicoさんのお家の中でも特に印象的な場所の一つ、フロートタイプのトイレは、宙に浮いたデザインのオシャレさはもちろん、お掃除のしやすさも抜群です。


トイレ本体と床との接地面の汚れと戦うママ達は意外と沢山いるはず。我が家もまだまだトイレの失敗があるこどもがいるので、お掃除のしやすさは家事の時短に繋がりそうで、とても助かります。


お客様がいらした時のことも考えて広めのスペースを確保した空間は、フロアタイルを選んだ事で一つのお部屋のように感じられ、とっても居心地が良さそうですね。私がお邪魔したらつい長居してしまいそうです(笑)


こども達と過ごす今と巣立った後の未来の事も考え、1階からも2階からもアクセスしやすい位置にトイレを配置するなど、この先ずっと住む家だからこそよく使うモノの場所選びは重要なんだなと改めて思いました。


nicoさん、ありがとうございました!

(編集:megu)


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