【暮らしのインテリア】原状回復できる建具作りと小さなリメイク家具~DIYと古道具で楽しむ賃貸暮らし(saorihoneyさん)

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古いものの持つ温もりを大切にする暮らし 


執筆者:saori(@saorihoney)さん


こんにちは、saoriです。

前回のコラムでは、原状回復が可能なリビングのDIYについてご紹介いたしました。今回も引き続きリビングのDIYと、プチプラリメイクを楽しんでいる小さな家具についてお話しいたしますので、お付き合いいただけたら嬉しいです。


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アルミサッシの窓枠をDIY


我が家のリビングの中で特に大きなDIYは、窓枠と押入れのドアになります。


自宅で年に1度、1dayショップをしていたのもあり、来てくださるお客様に楽しんでいただきたいなという想いから窓枠を手作りしました。1dayショップについては、また別の機会にお話できたらと思います。


アパート住まいのため、元々はいたって普通のアルミサッシの窓でしたが、手持ちの古道具や古家具に合う雰囲気にしたくてアンティーク風にペイントしました。 原状回復できるように考え、ネジや釘は使わずに元々の窓枠にぴったりサイズで作りはめ込んでいます。


ぴったりサイズに作るのはなかなか難しいため、窓枠よりも小さくなってしまった時は、薄くてカッターでも切れるバルサ板という木材を貼り合わせてサイズ調整します。


大きめにできてしまった時はカットし直すか、やすりがけしたりカンナで削ったりしています。ここは縦の長さが数ミリだけ大きくなってしまったので、慎重に何度かカットし直しました。手間暇はかかりましたが、好きな雰囲気に変わりとても気に入っています。


押入れドアの土台はベニヤ板


押入れのドアは元々の扉が好みのものではなかった為、取り外して手作りのドアを取り付けました。 元の蝶番に取り付けたので新たに穴などは開けず、こちらも原状回復出来るようになっています。


安く仕上げるためにドアの土台は2mm厚の1番薄いベニヤ板を使っていて、そこに強度を上げるために裏から釘を打って木材を貼り付けた簡単な作りになっています。横から見るとベニヤ板と木材を貼り付けているのがわかりやすく、合わせて約2cm程の厚みになってます。


本来のドアの作り方とは随分違いますが、自分の家で使うものなので不自由がなければ良しとしてます(笑)


押入れのドアは雑誌やカフェの写真を参考にしました。 自分の好きなようにデザインできるのは、DIYの醍醐味だと思います。


雰囲気が変わったこの窓辺の一角で、時々小さなテーブルを持ってきて1人カフェ気分を楽しむこともあります。 格子状の手作り窓から、外を眺めた時に見える景色もお気に入りのひとつで、小さなベランダで楽しんでいる花やグリーンに日々癒されています。


カフェ時間に使っている小さなテーブルは、プチプラリメイクした家具のひとつです。 次の項目からは家具のリメイクについてお話いたしますね。


小さなテーブルは天板用の板を乗せただけの簡単リメイク


我が家では小ぶりな家具を好みにリメイクして楽しんでいます。小さなテーブルやスツールは、移動が楽で模様替えもしやすいため、部屋のあちこちで活躍しています。  


小さなテーブルは脚の部分だけを蚤の市で格安で手に入れ、安価な杉材を好みの長さにカットして天板として乗せただけのもの。脚と天板の材料費は合わせて1000円もしなかったと思います。


普段はリビングとダイニングの間にあり、本を置く台として使っていて、以前はダイニングで飾り台として使っていました。小さめサイズの家具は持ち運びしやすく、何かと便利でその時によって用途を変えながら使っています。


実際に座ることもできるスツール


ダイニングに置いているスツールも、ワンコインで脚をネットオークションで購入し、座面を手作りしました。


作り方は、座面の大きさに合わせて木材(家にあった端材)をカットし、そこに座面用のウレタンを貼り、その上から好みの布を被せて裏側にタッカーで留めました。最後に、座面をスツールの脚に乗せて裏からビスで留めて完成です。


DIY初心者の頃に作ったものですが、以前の家では実際に椅子として使っていました。もう10年程前のものになりますが、まだまだ現役です!麻布にレースを合わせた座面が汚れてきたので、そろそろまた張り替えたいなと思っているところです。


コーヒー染めした小引き出し


プチプラリメイクしたものといえば、リビングに置いている小引き出しもそのひとつです。 リサイクルショップで見つけたもので、値段も付けられず端に置かれていて、「状態も悪く汚れているから…」と、お店の方が無料で譲ってくださいました。


持ち帰って、綺麗に掃除をしてペイントをし直し、取手も新たに付け替えています。


ペイントは、その当時WAXなどの塗料も持っていなかったため、木の部分はコーヒーで染めました。心配しながら塗りましたが、無事に仕上がりました。どんな感じになるかドキドキしたのを、今でもよく覚えています(笑)


この小引き出しも、リメイク後ずっと使い続け10年以上が経ちました。古いものの持つあたたかみのある雰囲気が大好きなので、これからも手直しをしながら大切に使い続けていきたいなと思っています。


2回に渡りリビングについてご紹介いたしましたが、少しでも参考になりましたら嬉しいです。 次回はダイニングキッチンについてお話したいと思っています。


最後までお読みいただきありがとうございました。 



窓枠やドア等の大物を手作りするのは大変だと思いますが、それだけにグッと雰囲気がアップしますね!DIYはもちろん、カーテンの掛け方やまとめ方までもおうちにぴったりですし、saoriさんのシャビーな世界が広がっています。洋書の1ページのような窓辺の一角が印象的でした。


小さなリメイク家具は、気軽に動かせて使い勝手が良さそうだなと思いました。たまにネットオークションなどでも脚だけの家具を見かけたりするのですが、こんな風に使いこなせたら素敵ですね!


作ったものを長く愛用して、手直しをしながら大切にする暮らしは、saoriさんがおっしゃるように「古いものの持つあたたかみ」に溢れていて、これからも時間をかけてその良さを増していくのだろうなと思いました。


saoriさん、今回もありがとうございました♪

(編集:kaori)


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