【暮らしの整理・収納術】使いにくいと感じたら収納を見直すチャンス!綺麗さを維持するための5つのポイント〜整理収納アドバイザーのお片付け(nika.homeさん)

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「暮らしの整理・収納術」はインスタグラム中心に日々整理・収納、お掃除を実践されている方にご協力いただき、コラム形式で配信していきます。


本コラムでは、整理収納アドバイザー1級と整理収納教育士2つの資格をお持ちのnika(@nika.home )さんに、整理収納の考え方や方法について、「整理収納アドバイザーのお片付け」としてお話いただきます。


※記事をご覧いただき実用する際には商品(洗剤等)の使用上の注意を必ずご確認いただき、また使用するモノ、場所によっては対象物の注意書きもご確認いただくようお願いいたします。


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家族の目線に立って柔軟に収納を見直す方法


執筆者:nika(nika.home)さん


時間を使って綺麗に片付けても、その状態が続かずにまた散らかってしまうのは辛いところ。


今回は私が実践している「収納を維持するためのポイント」についてお話したいと思います。


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綺麗を維持するための仕組み


独身時代の部屋は「片付けてはリバウンドをする」のを繰り返していました。綺麗に片付けたと思ってもあっという間に元通りになってしまうのが当たり前に。


片付けをした直後だけ使いやすくなっても元に戻せず、その状態を維持することができていませんでした。


維持ができていれば使いたいものをすぐに取り出せて使ったものを簡単に元の場所に戻せる、当たり前のようですがコレが意外と難しい。表面的に片付けただけでは続かないことを自分自身の経験からも実感しています。


では片付けた状態を維持するためにはどうしたら良いのでしょうか。「取り出しやすく、戻しやすい」「分かりやすく、手間がかからない」が大きなポイントになってきます。


自分自身が片付けをする時にもそのポイントを考えながら収納をするようにしています。


ポイント1.手間を減らす


取り出すまでに手間がかかると仕舞う時も面倒になってしまい、ついつい出しっ放しになった経験はありませんか?私は面倒くさがりの性格なので整理収納アドバイザーとなった今でもついつい出しっ放しにしてしまう時があります。


そんな時は収納の見直しが必要なサイン。手間がかかる収納は片付けが面倒になってしまいがち。そうならないためにも、なるべく手間を減らす収納を考えるようにしています。


以前は手前の食器をどかさないと奥のものがとれずに毎回面倒に感じていた食器棚。結局、奥のものをあまり使わなくなりました。


それを解消するために収納トレーを使って手前に引き出せるようにしたことで、奥の食器がスムーズに取れるようになりました。同じ食器棚でも取り出す手間を減らすと格段に使いやすい場所に変わります。


ポイント2.まとめて収納する


毎回一緒に使うものはいろいろな場所から取り出すと手間になるのでまとめて収納するのをおすすめします。


毎回のことなので準備する時はもちろん片付けもラクに。食器棚には日頃使うお茶碗や汁碗を家族分まとめて収納するスペースを設けています。


準備や片付けがラクなのはもちろん、こどもがお手伝いしやすくなったのは嬉しい変化でした。


ポイント3.使いやすさを考えた収納用品を選ぶ


例えば、高い場所の収納用品は下ろすことを考えて取手付きの収納用品を使うと便利です。たまにしか使わない長期間収納するようなものは蓋付きだとホコリや汚れからも守ってくれます。


こどもの玩具収納も軽くて扱いやすいものや、持ち手が付いているものにすると片付けがしやすくなります。頻繁に使うこどものペンや文房具なども持ち手付きにして準備や後片付けがラクになるように意識して選んでいます。


ずっしりとする電池も持ち手付きを選んでいて、使いやすい収納用品を選ぶのは自分や家族にとっても優しい収納に繋がります。


ポイント4.良く使うものは出したまま


よく使うものであれば使い勝手を優先して出したままでも良いと思っています。扉の中や引き出しなど、わざわざ収納しなくても定位置さえ決めてしまえば出したままでも問題ありません。


毎日使う掃除機や掃除道具はリビングの一角に出したままに。以前は納戸に片付けていましたが、すぐに手に取れる場所にあると気軽に掃除ができるようになりました。家族も手に取ってくれる回数が増えて掃除に対するハードルも下がりました。


ポイント5.余裕がある収納


使いやすくするためには余裕がある収納を作ることが大切です。詰め込みすぎると取り出しにくく片付けにくいなど使い勝手が悪くなってしまいます。


とはいえ、分かっていてもものが多いとどうしても詰め込んでしまいたくなりますよね・・・。私も入れるのを優先してしまい詰め込んでいたひとりです。


そんな時は入らないものは手放す、など収納場所にあわせて持つ量を決めてしまうのもひとつの方法。


料理中は時間に追われていることが多いのでキッチンは特に取り出しやすく、余裕がある収納を心掛けているところです。冷蔵庫も片手鍋がさっと入れられるくらいに空きスペースが確保されていると助かります。


使いにくいときこそ見直すチャンス


片付けが面倒になって出しっ放しになっていませんか?


ポイントをおさえることで維持しやすい収納になるので、ついつい出しっ放しになっているものがあれば収納を見直してみてください。


私も一度整理した収納でもしばらくすると使いにくく感じてくる時ももちろんあります。こどもの成長やライフスタイルの変化も含め、そんな時は柔軟に収納を見直していきたいと思っています。


使いにくいと感じた時には収納を見直すチャンスです。


読んでくださった方の明日の暮らしが今より心地よいものになりますように。最後までお読みいただきありがとうございました。



nikaさんは以前のコラムでも話してくださったように綺麗に収納してもリバウンドしてしまった経験から、どうしたら気持ちの良い状態を維持できるのかを5つのポイントにまとめて教えてくださいました。


その中で「取り出しやすく、戻しやすい」「分かりやすく、手間がかからない」という言葉が心に響きました。


ものを戻す場所が決まっていないと綺麗な状態を維持するのが難しく、我が家もあれ?ここ使いにくいな・・・と思うことがよくあります。


それはネガティブに捉えてしまいがちですが、よく考えると収納を見直すチャンスだったのですね!


みなさんもおうち時間が増えてきた今、身の回りの収納を見直してみてはいかがでしょうか。

(編集:saya)


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