【暮らしのインテリア】「見せる・隠す・使いやすい」三拍子揃った充実のキッチン&パントリー〜地場の工務店で建てたこだわりのおうち(jun5___さん)


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我が家に最適なデザインと動線設計


執筆者:jun5(@jun5___)さん


これまで家づくりの工程を中心にお話してきましたが、6回目となる今回からはインテリアについて触れていきたいと思います。


まずはキッチン。

我が家のライフスタイルを考えた上で生活感を抑えつつ、家事動線を凝縮させた場所についてご紹介していきたいと思います。


jun5さんの前回までのコラムはこちら


家づくりを始めるまではアイランドキッチンに憧れがあり、その方向で考えていました。ところが設計の際に今までの生活を見直すとキッチンに対する考え方変わりました。


共働きの我が家では仕事を終えた足でこどもを迎えに行き、そこからキッチンに立ち食事をつくり、そして食べる。この一連の流れをいかにスムーズに終えられるかが大切なポイント。


時間に余裕はなくきっと手元はごちゃごちゃし、見せたくないものもキッチンに並ぶと考えると、キッチンそのものを"見せなくて良いモノ"と捉えるようになり、思い切ってモールテックスの腰壁をつくり隠す決断をしました。


この時点でキッチンへの拘りがないことに気がつき、工務店さん標準のTOTOのクラッソ・フラット対面型で壁付けタイプを選びました。


ショールームに行き、タッチ水栓の機能性、見ただけではわからない斜め形状のシンクや、大容量の収納も使い勝手が良さそうで気に入りました。


キッチンで過ごす時間は決して長くはなく、大抵バタバタしていますが、機能面も充実しており非常に満足度の高いキッチンです。そしてモールテックスの腰壁のおかげでスピード料理する私にとって材料が散らかっていても手元が見えないのもとても良いです。


ちなみにモールテックスは水跳ねをした時にはすぐに拭き取るようにしています。油染みは拭き取ってもシミになる場合もあると設計士さんに言われたこともあり、揚げ物をする際にはコンロガードを使うようにしています。


お手入れはワックスなどは特段使用していません。水滴や汚れがついたらサッと拭き取る、このシンプルな動作だけで難しいお手入れが必要ないところも気に入っています。


小回りが効く動線と便利な背面の棚


仕事から帰宅するとキッチンに直行し2時間ほど食事の準備をしたり、その傍仕事のメールを確認したりします。


その際には背面に設置した造作の棚が活躍。棚にパソコンを置きグツグツ煮込み調理中に仕事を進めたり、冷蔵庫から食材を取り出してきてバサッと広げて置いたりと、広さも適度で作業台としても快適です。


キッチンに続き背面収納も容量はしっかり確保。とにかく必要なものが必要な時に手が届くような「小回りが効くキッチン」を目指しました。


取っ手はシンプルなTformにしていただいただきました。これだけで印象がガラッと変わったように感じます。


キッチンに併設する形でパントリーがあります。その中に冷蔵庫をリビングダイニングから視界に入らない位置に設置。お客さまがいらした時にも中身が見えないのがポイント。


パントリーの広さはW165・H220cmほど。可動棚で好きなサイズに動かせるようになっています。棚の奥行きは62、幅が30cmくらいで、無印良品やIKEAのボックスを中心に揃えているため、家族のライフスタイルの変化にあわせて可変ができるのが特徴です。


基本的には食材もお茶もストックは多めに買い込まないのでこの量でちょうどよく収まります。


箱ティッシュやお米、お茶のペットボトル、お菓子のストック、食品のストック、キッチンペーパー、おむつ、お尻拭きなどを置いています。厄除のお札などは実はこちらの一番上に立てかけています。


暮らしてみて気が付いたことが2つあります。

◯ダンボール置き場

ネットで買い物される方も多いですし、頻度も増えてきました。それゆえよくたまる段ボールの置き場所に困っていて、外納庫に置いておけば良いのですがそれも面倒なので、溜まったら立てかけてゴミの日まで置きっぱなし。意外と場所をとりますので、これからおうち作りをされる方はあらかじめ想定しておいて損はないかと思います。


◯カーテンという選択

引越し当時はパントリーにカーテンはついておりませんでした。住み始めてからリビングに座っていると意外とパントリーに目がいってしまい、急な来客があった際に中を見せたくないなと思い、カーテンをつけることに。


当初ロールスクリーンにしようかと悩んでいましたが、それだと出入りする際に手間ですし、結局中身が見えてしまいます。カーテンを採用する方向で悩んでいたところ、Instagramで知り合った設計士さんのおすすめのシャワーカーテンを選びました。


光は通すけれど見せたいものは隠してくれて透けずに、シャワーカーテンなので汚れても洗うことができこれにして本当によかったと実感しています。



隣接する洗面室とは繋がっていないのでツーウェイキッチンとまではいきませんが、キッチンと洗面室の距離が近く必要最低限の動作で完結するコンパクトなキッチン周りは、私の暮らしにフィットしているなと日々実感しています。


次回も引き続きおうちの中のインテリアに関して触れて行きたいと思います。



キッチンにこだわりはない、そうお話されたjun5さんですが、床のタイルや造作の収納棚に飾り棚、下がり天井に横の壁紙とモールテックス。それぞれ異なる要素を一つにデザインされた様子はやはり家づくりへのこだわりを感じずにはいられません。


文中にでてきた2つのポイント。

1つ目のダンボールは本当によく溜まります。綺麗にまとめておけるグッズもありますが、やはり生活動線に組み込んでおけると見栄えも片付けも負担なくできるかと思います。


そして2つ目のカーテンの選択。確かにロールスクリーンよりも開閉は楽で素材も種類がありますね。通気性も担保できることからもパントリー向けかもしれません。


次回以降はどんな工夫やこだわりが伺えるのか楽しみですね。

(編集長)


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