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目的や手順、使用しているアイテムに至るまで実践形式でご紹介していきます。ご存知の内容もあるかと思いますが、ぜひ復習も兼ねてご覧いただければ幸いです。
※記事をご覧いただき実用する際には商品(洗剤等)の使用上の注意を必ずご確認いただき、また使用するもの、場所によっては対象物の注意書きもご確認いただくようお願いいたします。
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すっきり感を心がけた収納で暮らしを整える
今回は玄関まわりのシューズクロークと掃除用品、メンテナンス用品の収納庫についてお話しようと思います。
naoさんの過去のコラムはこちらからご覧いただけます。
その時々の最適な収納を見つけながら使うシューズクローク
我が家のシューズクロークは1.5畳という最低限の広さになっており、入り口は1つにして丸見えにならないようにドアを設けました。
家の設計時、LDKの広さを重視したためシューズクロークは家の大きさや間取りに縛られながら、動線や使い勝手、収納容量、扉をつける(丸見えにしたくないので)など理想と現実の折り合いをつけて造った場所。
不完全さもありつつ、日々使う中でその時のライフスタイルに合わせ、その中での最適を見つけながら使用している収納スペースとなっています。
シューズクロークの収納内容は、
◯家の中に置いている方が都合がいい外用のもの。
◯外と家の中、両方で使うもの。
この2種類になっていると思います。屋外に物置もあるので、上の2つに該当しないものはそちらに置いています。
入り口付近にすのこを置き、外からだけではなく家の中からも出入りできるようにしています。家族はシューズクロークでアウターを着てから外出し、出先から帰ってきた際はアウターを掛けてから家に上がるといった動線に。
出入り口を2つにした通り抜けできるような動線はとても便利ですが、その分広さも必要になりLDKや水まわりなど他の場所が圧迫してしまうため諦めました。
来客の際など、お客様のアウターは私が受け取ってシューズクロークに出し入れするようにしているのですが、出し入れする手間が少しあっても、いつも目に入る空間がすっきりしている方が落ち着き、自分たちには合っている気がします。
そのため、収納面やインテリアなど視覚的要素を優先する傾向があるのかなと思います。そういった自分たちの特性を基準にしながら暮らしを整えています。
6個の収納ボックスの中には、シューズケア用品とスキー・スノボのメンテナンス用品・上履き用のスリッパ・ 日傘と折り畳み傘・車の洗車用品・作業用手袋・スキー用品。使用頻度も低めなので高い場所に収納しています。
シューズクロークの収納棚にはスキーブーツ・息子のサッカー用品・キャンプ用品・ランタンや保冷剤など停電時に使えるようなものもここに置いています。ほうきやちりとり、傘を収納するスペースもあります。
反対側には大人用のシューズ収納。後でご紹介しますが、こども用は管理しやすいように玄関入ってすぐ横の収納の中にあります。
冬場はこの壁を利用してスキー板やスノボ板を立てかけたり、上には突っ張り棒と無印のひっかけるワイヤークリップで、その時々で使うものをかけたりしています。
収納棚をコの字にするか?L字にするか?など、棚のレイアウトをどの形にするか迷いましたが、収納棚を見渡せる点や、壁の利用も考えてⅡ字型にしました。
玄関を開けたときのすっきり感を大事に
玄関は狭いので収納部に必要なものをしっかり収納して、すっきり見えるように心がけています。玄関ドアのすぐ横にある収納には、こどもたちの靴を。
大人とこどもで靴の収納場所を分けた理由は、こどもたちが自ら出し入れしやすいようにと考えた点と、こどもたちは取り出す動作ができても戻す動作ができないことが多々あり、その場合は私がすぐに片付けしやすいためです。
前述しましたが、狭い玄関だからこそなるべく見えないように収納し、すっきりした印象を意識しながらお客様にも勿論ですが、自分が外から帰ってきて玄関ドアを開けた時の気分も大切にしたいと思っています。
あえてスペースを削り、無駄なく使う階段下収納
リビングからも2階からも動線がいい階段下のスペースには、掃除用具や家のメンテナンス用品、ストック品などを収納しています。
扉の裏の上下に引っ掛けて取り付けるフックを使って、フローリングモップ・室内用ほうき・コロコロ・アイロン台を掛けて収納。
収納の全体サイズは、横幅800mm×奥行き670mm×高さ2200mm。
もともと、階段下スペースの奥行きは1800mmあったのですが、奥に取りに行く移動スペースも必要になり使いやすく収納するのは難しいと考え、奥行670mmのところで壁を作ってもらい、扉を開けたらすぐに取り出せる奥行きに変更しました。
ストック品や、家のメンテナンス関連用品、ペイント用品、電池なども収納。
階段下なだけあって、斜めにカットされた天井ですが、その形に合わせて無印のスタンドファイルボックスの形状がピッタリはまりスペースを無駄なく使うことができています。
掃除用具、工具収納の詳細
掃除機はキャニスター式なので、コンパクトに収納できるようハンドル部分をフックに掛けて収納。その上の無印のケースには工具を収納しています。ケースの引き出しを引っ張り出すとそのまま持ち運びもできます。
工具類は細々しているものもあれば、複雑な形状や嵩張るものなど、大きさが異なるため収納するのが難しいですが、DIYの機会も多いのでなるべく見やすく取り出しやすい収納を心がけています。
◯工具収納左側
・ドライバー・ペンチ・ニッパー・釘・ネジなど
2段になっていてトレイの下には釘などを無印のピルケースにサイズと種類別に収納。
◯工具収納中央
・ 鉋・のこぎり・糸鋸・かなずち・バール、レンチなど
◯工具収納右側
・ インパクトドライバー・はんだごて
◯左下の引き出し収納
・雑巾とフローリングモップシート、テープ類、掃除着替えブラシ、ティッシュストック
引き出し収納には掃除、メンテナンスに関係ないティッシュペーパーも入っていますが、動線を考えたうえで、最適なここに収納。
◯右下の扉付き収納
・1段目:コロコロの替えテープ、ハンドソープのストック
・2段目:蜜蝋ワックスとそれ用のタオル
・3段目:ガラスクリーナーとA2careのストック
・4段目:掃除用の洗剤
階段下収納は毎日使う場所。狭い空間でも掃除とメンテナンス用具が全て収納できるように空間を有効活用し、使いやすいような収納を意識しています。
スペースを十分に取れなかったというシューズクロークは、限られたスペースの中でも収納している量はそれなりにあると思うのですが、綺麗にまとまっている印象を受けます。
シューズクロークに家の中からも出入りできるような間取りや十分な広さは我が家も叶わなかったので、すごく共感できる部分でした。でも、naoさんのおうちを見ていると、どこも整っていてすっきりしているので妥協した場所があるとは思えないほど。
それは満足のいく広さや動線ではなくとも、その中でいかにどう使うか…工夫しながら整えているからですね。
元々あった奥行きをあえて削ったという階段下収納も、せっかくスペースがあるのに削るなんてもったいないと思ってしまいそうですが、いくらスペースがあってもそれを上手く活用できなければ意味がありません。ただ広ければいいのではなく、使いやすく収納できるかどうかが大切なんですよね。
階段下の斜めにカットされた天井とファイルボックスも、このためにあるのではないかと思ってしまうくらいぴったりハマっていて、気持ちの良い収納でしたね。すっきり感を心がけた無駄のない収納術、今回もとても参考になりました!
naoさん、ありがとうございました♩
(編集:maki)
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