【暮らしのインテリア】取り入れて正解、キッチン4つのポイント〜コダワリをギュッと詰め込んだおうち(hibiiroさん)

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注文住宅、マンション、アパートなどそれぞれ暮らしの中にインテリアがあり、背景には共感する点も沢山あると思います。そんな素敵な暮らしをお届けしていきます。


我が家のキッチンあれこれ


執筆者:kaori(@hibiiro)さん


家の中で長い時間居ることが多いキッチン。

おうちを建てる際にはコダワル方も多いですよね。


住み始めて数年が経過する中で感じた、わたしなりの良かったポイント、選んだ理由、そしてちょっとしたデメリットなんかもご紹介していきたいと思います。


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わたしがキッチンに求めたこと


昔からキッチンは絶対に白にしたい!という憧れがありました。


それとキッチンカウンターには立ち上がりをつけたいなと思っていました。フラットタイプはオシャレだし、視線が抜けるので広々と見えて憧れましたが、私には常に綺麗を保つ自信がなくカウンタータイプを採用しました。


その他にも、来客時にお茶などを用意する手元を見られるのがどうにも落ち着かなかったのも理由の一つです。


・白いキッチンにすること

・カウンターに立ち上がりをつけること

・深型食洗機をつけること


この3つが最初の希望で他には特にコダワリはありませんでした。


キッチンは背面収納も合わせてパナソニックのリビングステーション S class(現在は廃盤)にしました。白いキッチンにするためにワークトップも白の人工大理石で揃えました。


ワークトップとシンク


シンクも同素材の白の一体型のものに決めかけていましたが、ショールームのお姉さんにステンレスのシンクをオススメされて今に至ります。


何気ない会話の中で、我が家には鉄のフライパンやお鍋が3つもあり熱いうちにシンクに置きジュッと水を張ってタワシでゴシゴシこすりたいと話しました。


人工大理石でも大丈夫かもしれないけれど、ステンレスのほうがより熱に強いという説明を受け、それならと採用しました。白いスクエアなシンク、とってもかわいかったのですが泣く泣く諦めました。


スーパーラジエントヒーター


キッチンの熱源はよくIHと間違われますが3口ともMFG社のスーパーラジエントヒーターです。


スーパーラジエントヒーターというとよくIHにひとつだけついているラジエントヒーターと同じものだと思われがちですが、火力も違いますし別物と言ってもいいです。


実はスーパーラジエントヒーターについてはInstagramのDMで質問されることが多い箇所です。採用されてる方が少ないので、私もとっても迷ったので気持ちがわかります。


今では変わってきているかもしれませんが、当時(約4年数ヶ月前)はお湯が沸くのにIHの1.5倍の時間かかり、電気代も1.5倍ほどかかるのではないかとの説明を受けました。加えて、IHからスーパーラジエントヒーターに変更するのにはオプション料金が発生するにもかかわらず、夫も乗り気だったため、我が家は採用しました。


その理由としては下記ポイントが挙げられます。

・火の通りがまろやか

・余熱調理ができる

・ガス火専用の鍋が使える

・煮込み料理に向いている

・遠赤外線調理ができる

・ほぼ電磁波を発生しない


一方よく言われるデメリットは下記になります。

・コストがかかる

・フライパンなどがあたたまるまでにガスやIHよりも時間がかかる 

・それ以上火を通したくない時は熱源から鍋を外さないといけない 

・ふきこぼれなどした時に、熱源が熱いためすぐに拭き掃除ができない 

・炒めものに適してはいない(慣れたらそれなりにはできます)


引越してきて、最初にお鍋をした時には驚きました。 

いつもはシャキシャキ感があり、筋が気になることもある白菜の外よりの葉。スーパーラジエントヒーターの遠赤外線効果が発揮されたのか、トロトロに仕上がりました。


また、スーパーラジエントヒーターは立ち上がりに時間がかかると書きましたが、ちゃんとあたためれば鉄フライパンを使って、フチがカリカリの目玉焼きだって焼けます。


料理が美味しくできるスーパーラジエントヒーターは気に入っています。もし買い換える時がきても、IHとコストが変わらないようになっていれば、スーパーラジエントヒーターを選択すると思います。


キッチンで迷った点

勝手口の有無

キッチンでやめようかと思いながら、採用したのが勝手口です。 


我が家の場合は勝手口の外に小さな小さな家庭菜園があり、ねぎ、大葉、山椒、パセリ、ミント、などを育てています。


勝手口からすぐの場所なので、摘んですぐ食卓に出せます。 

ちょっとしたことですが、日常が少しだけ豊かになる感じがして、勝手口はつけて良かったと思っています。


キッチンの通路幅

その他に迷った部分として、キッチンの通路幅があります。


営業さんのオススメで105センチにしましたが、延床29坪の我が家にとってリビング側を少しでも広くしたかったので、正直もう少し狭くても良いのでは?と思っていました。


でも実際に生活してみると、私にはちょうどよく後ろを夫や娘が通っても気にならず、一緒にキッチンにも立ちやすいため営業さんの言うことを聞いて良かったなと思っています。


キッチンで失敗したこと


キッチンで失敗したなと思っていることが1つあります。それは背面収納の面材です。


最初はもう少しマットな白を選んでいたのですが、2つくらいグレードの高い鏡面仕上げのものに追加料金なしで変えてもいいよと声をかけていただき、飛びついてしまいました。


鏡面仕上げが似合うお宅もありますが、木の素材が多い我が家には少しあってなかったなと思います。おうち全体のバランスを考えることができていたら採用しなかったので、後悔が残っています。 


キッチン3つの心残り


キッチンで心残りになっていることが3つあります。失敗とは違いタラレバのところはありますが、こうしても良かったなぁと感じる点をご紹介させてください。


1.パントリーを作れなかったこと

2.造作の飾り棚を作れなかったこと 

パントリーは我が家の延床面積では作るのが難しかったです。


またパントリーを作れないなら吊り戸棚を設置しないと、私の性格上ゴチャゴチャになるのが目に見えていました。そのため、パントリーと飾り棚はセットで諦めました。


結果、棚の掃除をする手間がなくなったのでズボラな私には合っていたのかもしれません。また採用したPanasonic製の吊り戸棚は、地震の際にロックがかかり開かなくなる仕様で安心感もあります。


3.床をタイルにしなかったこと

床のタイルは営業さんから勧められたのですが、我が家はそう広くはない家なので、床材は統一した方が広がりが出ると考えて採用しませんでした。


今で4年ちょっと住んでいますが、キッチンの床がやはり一番汚れやすくて劣化も早いので、タイルにしておけば良かったなと思っています。


家づくりは常に理想と現実が付きまといます。でも不本意ながら選択した吊り戸棚や通路幅も結果オーライになることが意外と多いなとコラムを書いたことにより気づくことができました。少しでも参考になれば嬉しいです。


次回はパントリーがない中で、食器が多めのキッチン収納について書いてみたいと思います。


今回も最後まで読んでくださりありがとうございました♪


kaoriさんのキッチン

◯キッチンメーカー:パナソニック/リビングステーション S class(現在は廃盤) 

◯天板:人工大理石

◯シンク:ステンレス

◯コンロ:MFG/スーパーラジエントヒーター

◯立ち上がり高さ:20センチ

◯キッチンとカップボード距離:105センチ


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スーパーラジエントヒーターはお恥ずかしながら初めて耳にしました。アルミ製鍋などの金属鍋・土鍋・超耐熱ガラス鍋や琺瑯鍋なんかも使えるのが特徴のようですね。これだけでも勉強になりました。


また、商品のグレードって無償でアップできると聞くとついつい上げたくなってしまうものです。ここも共感します。


特にカラーやデザイン性はおうち全体のイメージを軸にグレードを決めないと、高い=インテリアにマッチするとは限らないので、その点はやはり注意が必要です。


kaoriさん、ありがとうございました♪


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