【暮らしのインテリア】幅100cmに詰め込んだ快適さ!大活躍のコンパクトパントリー 〜暮らすためのおうちづくり〜(nika.homeさん)

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注文住宅、マンション、アパートなどそれぞれ暮らしの中にインテリアがあり、背景には共感する点も沢山あると思います。そんな素敵な暮らしをお届けしていきます。


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広さ以上に大活躍のコンパクトなパントリー


執筆者:nika(nika.home)さん


前回のコラムではリビング・ダイニングの後編ということで隣接するキッズスペース(和室)についてご紹介いたしました。


今回はそのリビング・ダイニングを見渡すことができるキッチンに隣接しているパントリーについてお話したいと思います。


パントリーをどうするかは注文住宅を建てる時に悩む点でもありますね。インスタグラムでもよくご質問をいただきますので、参考にしていただけたら嬉しいです。


nikaさんの過去のコラムはこちらよりご覧いただけます。


パントリーをつくるか、つくらないか


実は当初の計画では我が家にパントリーはありませんでした。ですが全てが見えるオープンキッチンを選んだ事もあり、家電やゴミ箱、食品のストックを目立たない場所に収納したいと考えました。


ただ、予算の関係上おうちの広さは変える事が出来なかった為、キッチンの横幅を狭くしてパントリーを隣に作りました。ですので我が家のキッチンは一般的なシステムキッチンよりコンパクトなものになりました。


そして同じくキッチン背面の食器棚を置くスペースも狭くなりました。実際に暮らしてみて、キッチンの横幅が狭い(シンクが広いキッチンなこともあって調理スペースは50㎝です)、食器棚も幅が広いものは置けなかった、などの不都合はあります。


でもキッチンをスッキリと見せるために目隠しになってくれているパントリーはやっぱりつくって良かった!と思っています。


コンパクトでオープンなパントリーのメリット


パントリーをこの位置にするには「使いにくくないか?」「匂いや蒸気などはこもらないか?」などの不安があり、打ち合わせ時にかなり悩んだ点ではありましたが、実際に暮らしてみると特に不便に感じることはありませんでした。


その理由としては、パントリーに扉を設置せずオープンなスペースにしたことが大きいと思います。扉がないため開け閉めのアクション数が減り、家電やゴミ箱を使う時も不便がなく、蒸気や匂いがこもる事もほとんどありませんでした。


キッチン隣に位置し、パントリー自体も幅100㎝とコンパクトなので、家電を使う為にパントリーを出入りすることも手間には感じません。


家電やゴミ箱の収納場所として


IH隣の上段には使用頻度の低いキッチン道具(かき氷機、ブレンダー、製菓道具など)を無印良品のブリ材長方形バスケット大に収納しています。


その下には家電を置いています。 

両側ともに可動棚にしたので、入れたいものの高さに合わせて棚を自由に動かす事が出来ます。ただ、家電を置く棚だけは重さの関係もあり丈夫にする必要があった為、キッチンの高さに合わせて90㎝の位置に棚板を固定しました。


家電の下にはゴミ箱として、無印良品のポリプロピレンフタが選べるダストボックス・大を3つと野田琺瑯ストッカー(お米を容れています)を収納しています。


収納の奥行がゴミ箱の奥行より深い為、奥にゴミ箱が入ってしまわない様に壁に突っ張り棒を設置して使いやすい位置にしています。また、突っ張り棒にはゴミ袋(大)を掛けて収納としても使っています。


それからゴミ箱を置いてる周りが壁紙なので、写真だとわかりにくいですが汚れを防止するためにはがせるタイプの半透明のシートを貼っています。汚さないように気をつけてはいますが、これがあると安心です。


見えることを意識したパントリー収納


反対側には、頻繁に使うお気に入りのキッチン道具を収納しています。ここはリビング側からも見えるのでディスプレイ式の見せる収納にしています。 


その下は無印良品のファイルボックスを使用してしっかりと隠す収納にして使い分けています。


自分のお気に入りの道具を見せる収納にすることで、モチベーションアップになり家事のやる気にも繋がっています。また隠したいものはしっかりとラベリングをして収めています。実はファイルボックスが整然と並んでいる姿も好きだったりします。


ファイルボックスの中には以下のもの等を種類別に収めています。

・おやつ

・袋

・お弁当箱

・布巾


それからフリーボックスをひとつ設けています。フリーボックスのおかげで、頂いたお菓子や食材など急にものが増えた時にもスッキリと保つ事が出来ています。


コンパクトなパントリーではありますが、我が家のオープンキッチンをスッキリと保つ事が出来ているのはここのスペースがあるおかげでもあります。


注文住宅では、パントリーを設けるのか設けないのか、設けるとしても広さや設置場所等、悩む点でもありますよね。これからお家づくりをされる方や、うまくパントリーが使えていない!という方の参考になれば嬉しいです。


今回も最後まで読んでいただきありがとうございました♪


nikaさんパントリー収納用品等まとめ

◯使用頻度の低いモノ収納

無印良品:重なるブリ材長方形バスケット・大


◯ゴミ箱

無印良品:ポリプロピレンフタが選べるダストボックス 大 

無印良品:ポリプロピレンフタが選べるダストボックス用フタ/横開き用

無印良品:ポリプロピレンフタが選べるダストボックス用フタ/縦開き用


◯隠す収納に使用しているモノ 

無印良品:ポリプロピレンファイルボックス・スタンダードタイプ・A4用・ホワイトグレー


◯ゴミ箱の汚れ防止

・商品:はがせるタイプのシート



まさに広さ以上に大活躍のパントリーですね!リビングから見える側と見えない側を意識した収納が使いやすそうだなと思いました。また同じ見える側でも、見せると隠すのバランスが考えられていますよね。


あまり見せたくない家電やゴミ箱を使い勝手を損なうことなく隠せているところがとってもいいなと思いました。


「広さ以上に~」のフレーズで、前回コラムの和室(キッズスペース)を思い浮かべた方もいらっしゃるのではないでしょうか。まさに私もそうで、、デジャヴです(笑)


共通してどちらも決して広くはないスペースなのに、その活躍度の高さと使い勝手についての見極めにnikaさんが真剣におうち造りに取り組まれたことを感じました。


nikaさんありがとうございました♪

(編集部:kaori)


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