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「暮らしの整理・収納術」はインスタグラム中心に日々整理・収納、お掃除を実践されている方にご協力いただき、コラム形式で配信していきます。
本コラムでは、整理収納教育士と整理収納アドバイザー2級という二つの資格をお持ちのayumi(@ayumi._.201)さんに、整理収納の考え方や方法について、ayumiさんの収納術とあわせて解説いただきます。
※記事をご覧いただき実用する際には商品(洗剤等)の使用上の注意を必ずご確認いただき、また使用するもの、場所によっては対象物の注意書きもご確認いただくようお願いいたします。
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収納場所に合わせた収納スタイルを考える
前回コラムでは引っ越し前の家の観音開きタイプのキッチン収納についてお話しさせていただきました。
システムキッチンになると、引き出しタイプのキッチンをお使いの方も多いかと思います。収納の扉の開き方が違うだけで、収納方法や場所もベストな位置が変わってきます。
そこで今回は、引き出しタイプのキッチン収納についてお話ししていきたいと思います。
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収納場所に合わせた仕組みを考える
今まで住んできた家は、すべて観音開きタイプの収納だったので、引き出しタイプのシステムキッチンは今の家になって初めて使うことになりました。この家も賃貸アパートですが、これまで暮らしたどの家よりも収納は多いです。
ここで生活していく中で、どのように収納しようかと何度も見直しを繰り返して、少し時間がかかりましたが今の収納スタイルに落ち着きました。
収納スタイルはガラッと変わりましたが、引き出し収納には不向きのコの字のラック以外はほとんど今まで使っていた収納用品を使い回しています。
1.シンク下
ここには土鍋や水切りボウル・ラップ類、そして掃除用品があります。
中央にある水切りボウルは本当におススメで、一つで米研ぎボウル・ざる・通常のボウルの三役を務めるので、これを一つ持っていると沢山のボウルを揃える必要も無く、大変重宝しています。
右下に見える最初からあったポケットには、何でもメモしているノートとペンを置いています。ここにノートがあると、今度スーパーで買おうと思っているモノや、頭の中にふと思いついたことやなどもすぐに書き留めておけるのでとても便利です。
娘が書いてくれた似顔絵もこのノートに挟んでいて、もらった時にすぐ挟めるので無くす心配もなく、大事にしてもらっていると思うと娘も嬉しいようです。
引き出しのパネルの裏にはよく使う輪ゴムは、セリアのフックにかけて使う時にサッと 取り出せるようにしています。
ラップ類、は無印良品のアクリル収納ケースに立てて収納しています。
2.中央引き出し・下段
シンク下とコンロ下の間にあるこの引き出しには米櫃を収納しています。間に突っ張り棒をして後ろには予備のお米5kgをストックしておけるようにしています。
ここでシンク下の引き出しをを同時に引き出すと、米櫃のすぐ横に米研ぎボウルや土鍋があるので、お米を入れてから炊くまでの一連の動作がしやすい仕組みになっています。
3.中央引き出し・上段
小さいけれど奥行きがある上段の引き出しには、手前によく使う砂糖や塩、お弁当に使うピックはすぐ使えるようにメラミンスポンジに刺して収納しています。奥には2軍のカトラリー類や調理道具などを収納しています。
4.コンロ下・上段
ここには鍋・フライパンを収納しています。よく使う鍋は3つ、フライパンは1つのみに絞っています。
・ストウブ:24cm
・ビタクラフト:ミニパン深型
・象印:片手鍋
・ビタクラフト:鉄フライパン
これら4点を全て重ねずに、そのまま出し入れできるところが私の収納のコダワリです。
手前には無印良品のハーフポリプロピレンファイルボックスを2つ置いています。
中にはフライパンの蓋・キッチンツール・油を入れています。これらを引き出し手前に置いておくことで調理中に少しだけ引き出すだけで取り出すことができます。
5.コンロ横・小引き出し
コンロの下左側の引き出しには、一般的に調味料を入れている方が多いように思います。我が家は調味料は冷蔵庫に収納しているため、ここには文房具と割り箸を入れています。
文房具は、判子や両面テープ・メジャーやサインペンとマスキングテープのセットなど、キッチンにあると何かと役立つグッズを置いています。
6.コンロ下・下段
コンロ下は食材のストックを置いています。
我が家にはパントリーがありませんので、食材のストックはほとんど持たないようにし、最低限のモノをここと冷蔵庫に収まるだけと決めて収納しています。
7.中央・下段
ここには普段飲むお茶のセットを収納しています。
茶葉やコーヒーなどは勿論、お茶をいただくときに使う急須なども一緒に収納して、ワンアクションでお茶セットが出せるようにしています。
8.シンク・下段
シンクの一番下には袋類とお弁当セットを収納しています。
それぞれジャンルごとにカゴで仕切って、袋類は更にサイズごとに分けて収納していて、クリップにラベルを貼ってカゴを挟み、一目でわかるように工夫しています。
引き出しだからこその収納のルール
引き出し収納のポイントは以下の2つだと思っています。
1.開けた時に全体を見渡せるように重ねずに収納すること
2.しっかり空間を仕切ること
重ねて置かないことで、上から見てどこに何があるかが一目で把握でき、全体の適正量がわかっていればモノが増えすぎたり、収納場所に困ることもなくなります。
空間を仕切ることによって、モノの定位置も決まってくるので、片付けが苦手と感じている方は是非この2つを心掛けて収納してみることをおススメします。
キッチン背面の収納については、次回またお話しさせていただこうと思っています。今回も最後まで読んでいただきありがとうございました。
収納アイテムまとめ
◯ラップ収納
・サイズ:約幅17.5×奥行6.5×高さ4.8cm
◯輪ゴム収納
・セリア:貼ってはがせるフック
◯水切りボウル
◯炊飯用の土鍋
◯米櫃
・野田琺瑯:ホワイトシリーズラウンドストッカー21cm(米5kgが入ります)
◯フライパンの蓋などの収納
・無印良品:ポリプロピレンファイルボックス/スタンダードタイプ(ホワイトグレー1/2)
・サイズ:約幅10×奥行32×高さ12cm
お引越し前の観音開き(前回コラム参照)と今の引き出し収納。
よーく見比べてみると、実は収納してあるものも、使っているグッズも基本的にはそんなに変わっていないんです。収納する場所が違うだけでこんなにも違って見えるなんてすごいですよね!!
引き出しの一角にあるノートを置くスペースや、コンロ下の文房具などを収納している引き出しなども、ここにはコレがあるべきと言う固定観念ではなく、ここにあったら本当に便利なモノを置くなど、ママ目線で考えられた収納が流石だなぁと思います。
娘さんが出来上がった作品を持ってきてayumiさんがノートにしまう場面、想像してほっこりしちゃいました♪
簡単な2つの収納ルールも真似しやすい今回の収納術、ぜひ参考にしてみてくださいね。
ayumiさん、ありがとうございました!
(編集:megu)
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