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暮らしに快適さをもたらすわが家の室内窓
リビングの床材と壁紙が決まったところまでを、前回のコラムではお話しいたしました。今回は、わが家の顔ともいえるリビングの室内窓について、振り返ってみたいと思います。
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和室への希望からできた室内窓
打ち合わせ時、私たち夫婦からプランナーさんへお願いしたことは以下の2つでした。
◯リビング部分を広くしたいが、和室は残したい
◯和室は、壁で仕切りリビングと完全に分けたい
※こどもたちが和室で寝た後に、リビングでは音を気にせず電気を点けて過ごしたかったからです。
そして、その要望を受けてプランナーさんが提案してくださった内容は以下の通りでした。
◯和室を6畳から4.5畳にする
◯和室とリビングの間に壁を新規に造作し、室内窓をつける
室内窓はリノベーション物件ではよく採用されていて、私も雑誌などで見ていいなぁと思っていたのでうれしい提案でした。
窓枠への希望から学んだこと
室内窓をつけるなら、その窓枠は黒にしたいとも考えていました。当時の私は「黒の窓枠=アイアン窓枠」だと思い込んでいたため、プランナーさんに「アイアン窓枠でお願いします」と伝えてしまったのです。
そのため、実は入居後1年間ほどアイアン窓枠だった期間があるのです(インスタグラムを始める前のことです)。
実際に使ってみるとアイアンはかなり重たいので、毎日換気をするために窓を開閉するのがとても大変で億劫でした。
さらに、窓の開閉を支える器具が耐荷重不足だったようで、開けているとバタン!と大きな音を立てて閉まってしまうということも度々ありました。
そこで、1年後の点検の際に正直な気持ちをお伝えし、現在の窓枠に作り替えていただくことになったのです。後になって、「アイアン窓枠にしたい」ではなく、「黒の窓枠にしたい」と伝えればよかったなぁと反省しました。
つまり、重視しているポイントが、素材なのか色なのかということを、明確に伝えるべきだったと思っています。そうしていればきっと、木枠を塗装するという方法を提案してくださったのではないかと思うからです。
インスタグラムで時々ご質問をいただく、室内窓の使い勝手についてまとめました。
◯温度調節について
夏は窓を開けたままにしてリビングのエアコンから冷気を取り込み、冬は窓を閉めて暖かい空気を逃さないようにして、家族4人ぎゅうぎゅうで寝ています。
◯換気と採光について
室内窓によって換気は十分にできますが、採光は微妙です。時々ここでこどもたちが遊びますが、昼間でも電気を点けています。
◯リビングからの音漏れについて
室内窓をすべて閉めると、リビング側の声や音はあまり聞こえなくなります。赤ちゃんの頃は物音で起きてしまうこともありましたが、最近はほとんどなくなりました。
◯こどもたちの就寝時
和室側に遮光1級のカーテンを付けているので、こどもたちを寝かせる時はカーテンを閉めて暗くしています。
昼間でもカーテンを閉めると真っ暗で、夜寝る前に少しだけ開けておかないと寝坊の原因になるくらいです。こどもたちが別の部屋で寝るようになって遮光が必要なくなったら、ガーゼやリネンの軽やかなカーテンに変えられたらなぁと思っています。
下の写真は和室側から室内窓を見たところです。
開けた時にカーテンがリビング側から見えないように、窓枠の外側に左右はみ出した状態でカーテンレールを取り付けてもらっています。
でも、向かって右側(木の壁側)にカーテンを寄せると、リビング側から見えてしまうことに後から気づき!使っていない日中は写真の状態のように向かって左側にすべて寄せています。
今回はわが家の顔である室内窓についてお話いたしました。私の失敗がこれからリフォーム・リノベーションを検討されている方にとって、何か参考になればうれしいです。
次回は、造作カウンターとキッチンについてお話できればと思います。最後まで読んでくださり、ありがとうございました!
sachiさんのインスタグラムを私が初めて拝見した時に一番に目に入ってきたのは、可愛いお子さんとやっぱり室内窓!でした。とても素敵だし憧れます。
アイアン窓枠のお話は誰にでも同じことをしてしまう可能性があるなと感じました。重視しているポイントを明確に伝えるということ、本当にその通りだなと思います。失敗点についてお話してくださったことは、気づきのきっかけにもなるし参考にしたいですよね。
室内窓の内側にカーテンがあることで、お子さんの就寝時に配慮されていることは大人にとっての快適さにもつながりますね。軽い素材のカーテンにかえる楽しみが残っていることもいいなと思いました。
sachiさん、貴重なお話をありがとうございました♩
(編集部:kaori)
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