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注文住宅、マンション、アパートなどそれぞれ暮らしの中にインテリアがあり、背景には共感する点も沢山あると思います。そんな素敵な暮らしをお届けしていきます。
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リノベーションで叶えたかった広い洗面スペース
コダワリを詰め込んだアイランドキッチンについてお話した前回のコラムに続きまして、今回はキッチンと同じくリノベーションするときにこだわった場所の一つの「洗面所」について、使い勝手や後悔ポイントをご紹介したいと思います。
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リノベーション前の洗面所と洗面所に望んだこと
築22年の中古マンションを買ってリノベーションするとなったときに、夫婦ともに思ったのは「絶対に洗面所は広くしたい!」ということでした。その理由は、以前の賃貸の洗面所がそれはもう狭くて、、、大人2人がたつとキュンキュン状態だったからです。
それなのに購入した築22年の中古マンションの洗面所は、暗くて狭くて、「ここからどんな洗面所になるのか?」と少し不安になりました。
それでも、マンションのリノベーションではトイレ以外は動かせるので(マンションのトイレは各階で繋がってる動かせないパイプがあるため)、 お風呂と洗面所の場所は移動して、空間を広くしてもらうのが可能でした。
そこで、「広く」「ミラーも大きく」「造作洗面台で」「タイルも使いたい!」という要望を盛り込んで、家族が一緒に身仕度ができて、インテリアにもこだわった洗面所を目指しました。
前の賃貸の洗面所への不満要素を取り除くべく、たくさんの希望があってリノベーション計画は始まりました。
広くなった洗面所と、フロアタイルとタイル
リノベーション前の洗面所は1.5畳ほどでしたが、リノベーションで3畳ほどに広くしてもらったので、本当に快適になりました。
例えばこどもがまだ小さいのでお風呂上がりに体を拭いてあげたりするときも、広い空間だとやりやすく暮らしやすくなりました。
床はタイルではなくてフロアタイルです。前回のコラムで本格的に見えてタイルよりも固くも冷たくもないとご紹介した、キッチンと同じものにしました。
初めはキッチンと洗面所で違うフロアタイルを選ぼうと思っていましたが、コーディネーターさんが「キッチンと洗面所は一直線でつながってるので一緒のタイルの方が統一感があっておすすめです」とアドバイスくださって、今のフロアタイルで統一しました。
結果、統一感や繋がりがあって気に入っています。
洗面所のタイルは本当にたくさん悩んで、私の好みは名古屋モザイクのコラベル、夫の好みはブルー系の小さいタイルだったのですが、お互いのタイルの好みが合わずなかなか決まりませんでした(笑)
最終的には、施工会社のリノベーション事例でみたレトロでシンプルな雰囲気のタイルに夫婦の意見が合って、名古屋モザイクタイルのイリーデIR-S-206を採用しました。
夫婦の好きを体現させた洗面台
木のナチュラルな雰囲気のインテリアが夫婦ともに大好きなので、木でできた造作の洗面台にこだわりました。リノベーション会社が選んでくれた素材はオークの突板で、リビングなどの床材をオークで統一しようと思っていたので、それに合わせました。
広さと造作にはこだわったけれど、洗面台の収納部分は予算をかけなくていいかなと思ったので、引き出しをやめてオープン収納にしてもらいました。
実際に使ってみて、収納したいものに合わせて自分でカゴを買ったり工夫ができるため、日々の生活で使い勝手の良さを感じています。
ただオープン収納で気になるのは埃がたまりやすいところです。特に我が家の洗面台は奥行きが61cmあるので奥の方は埃がたまりやすいですし、奥のものが取り出しづらいとは思います。
洗面台にたくさん収納したいものがある!という方は、引き出しを最初からつけておいた方が奥行きを有効活用できると思います。
◯洗面台のサイズ
横幅:180cm×奥行き:61cm×高さ:85cm
◯素材
オーク材の突き板
プチDIYで使い勝手よく
洗面所をより使い勝手よくするために、DIYをしました。洗面台横のタオルを置くための足場板の棚は、引っ越してから自分たちで作りました。
洗濯機上の洗濯物を干すために取り付けたパイプハンガーも、引っ越した後でつけて便利に使っています。
ここには、アイアンのパイプハンガーがいいなと夫婦ともに思っていて、私がネットで「アイアン ハンガーパイプ」と検索してtoolboxというサイトで見つけました。まさに思っていたデザインのものが売られていて、形もサイズもオーダー可能だったので即決でした!
片方にネジ穴が4箇所ついているので、下地を確認してからネジで取り付けしました。
洗面所に作ればよかったスペース
洗面所で1つだけ「こうすれば良かった!」と思っている点があります。それは洗濯機横にそうじ道具を置くスペースを作れば良かったということです。
目一杯に洗面台を広くしてもらいましたが、正直あと20cmくらい横幅が狭くても良かったかもと思っていて、その分洗濯機側に掃除機やクイックルワイパーなどのそうじ道具を置けるスペースを作りたかったからです。
今も洗濯機の横にマキタの掃除機をおいてますが、幅が13cmしかないので狭いんです。ここが30cm以上あると掃除道具の出し入れもスムーズだろうな思います。
洗面所にそうじ道具を置くスペースがあると、水もあるし、よく汚れる場所でもあるので何かと便利です。 これから家造りする方にはぜひ「そうじ道具をどこに置くか」「どこにおいたら日常で使いやすいか?」「そうじ道具の充電用のコンセントは設置したか?」等、考えておくのをおすすめします!
我が家は洗面所を広くしたい!という思いが先行してしまい、掃除道具置き場のアイデアが、リノべプラン中は思い浮かびませんでした。毎日使う掃除道具こそ置き場を作っておくのはとても大切ですし、我が家の場合はそれは洗面所内がよかったと思っています。
今回は洗面所についてお話いたしました。最後まで読んで下さりありがとうございました。
広くて明るくて、とても使いやすそうな洗面所でしたね。以前の洗面所とは全く変わっていて驚きました!
木でできた造作の洗面台に、ご夫婦ともに納得がいったタイル等、「好き」をひとつずつ集めた空間に、DIYをされて個性が加わって、愛着もひとしおですよね。
ご自分たちのこだわりがありつつも、フロアタイルはコーディネーターさんの意見を取り入れたりとバランスの取れた洗面所になっていて、快適な暮らしへ繋がっているのを感じました。
そうじ道具を置くスペースを作りたかったというお話も、忘れがちな点で参考になりました。
ここゆこさん、ありがとうございました♩
(編集部:kaori)
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