日々の暮らしの中で欠かせないもの、大切な家具から雑貨、お花、珈琲なんて方もいるかと思います。
家具を買うときに、材質の種類やメンテナンス、塗装の特徴と言ったことや、お花屋さんに寄った際に、季節の花や生け方、日持ちするの?なんて、値段に差こそあれど、ちょっと知ってるだけで選択肢が広がることが沢山あると思ってます。
そう言った、ちょっと知ってると暮らしに広がりが出る、そんな「へ〜、なるほど〜、そうだったんだ!」と思ってもらえるようなコラムを「暮らしの中の◯◯」シリーズとしてお届けしていきます。
「暮らしの中の〇〇」シリーズはこちらからご覧いただけます。
シンプルでインテリアに馴染むお花
春の暖かい季節に向かっていくこの時期は、冬の間たくさんの可憐なお花たちが春の訪れを今か今かと待ち焦がれています。
今回は冬の寒さの中に凛と咲くお花「クリスマスローズ」についてお話したいと思います。
クリスマスローズ
前回のコラムでご紹介したラナンキュラスと同じく、クリスマスローズも鉢物や切り花でも出回るとても人気のあるお花です。
クリスマスとつく名前からクリスマスのお花と思われますが、お花屋さんで見かけるのは春にかけてのこの時期。
寒いのがとても得意な植物ですのでお庭に地植えしてもいいですし、切り花だと玄関など窓際の気温が低い場所に飾ってもとても長持ちしますよ!
・分類:キンポウゲ科ヘレボルス属
・学名:Helleborus・Helleborus niger
・和名: 寒芍薬
・原産地 :ヨーロッパ・西アジア
・開花期:10月~4月
冬から春にかけて花を咲かせる常緑性の多年草で、和名で「寒芍薬」と言われるようにバラのような華やかさを持つお花です。
花言葉
クリスマスローズの花言葉は「追憶」「私を忘れないで」など、少しセンチメンタルな花言葉です。
寒い季節の中に堂々と咲く咲き姿はまさに「私を忘れないで」というメッセージが込められているようにも感じます。
生け方とポイントをご紹介
では、早速飾ってみましょう!
◯用意するもの
・クリスマスローズ:1本
・ティナスベリー:1本
・ガラスの花瓶
1.ティナスベリーを斜めに傾けて入れます。
2.クリスマスローズを少しティナスベリー枝に引っ掛けるようにして入れます。
クリスマスローズは花姿がとても美しいので短く切ったり枝分けしたりせずにそのままの長さをいかしましょう。
またクリスマスローズは水が下がりやすい(花がクタッとなる状態)ので2日に1回はお水を変え、その際に茎を1cmほど切ってあげると水の吸い上げが良くなります。
水が下がった場合は茎を少し切って新聞紙でくるっと巻いて深水につけてあげてください。
ワンポイントアドバイス
玄関に飾られる場合はドアの方向へ、ダイニングテーブルの上に飾られる場合は入り口のドアにお花が向くように飾りましょう。
入った時にお花の顔が視線に入るように飾るととても華やかさを演出できます!春のお花は茎から葉やお花まで花姿の美しいお花が多いので、出来るだけ色々混ぜずにシンプルに!
少し長めに飾ってお花の自然な曲線を楽しむのがオススメです。
何だか最近は寒いのか暖かいのか気温差が激しい日々ですが、お花屋さんでは春のお花を見かけることが多くなってきましたね。
我が家は春の訪れを少しでも早く感じたくてカラフルなお花を飾っていますが、今回は「クリスマスローズ」というシンプルなお花が主役です。
見るたびに背筋がスッと伸びるような雰囲気に柔らかい表情も兼ね備えていて、そっと暮らしに寄り添ってくれそうな佇まいのお花。
私もカラフルなだけでなく、シンプルで洗練されたお花を飾ってみたくなりました!
(編集:saya)
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