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注文住宅、マンション、アパートなどそれぞれ暮らしの中にインテリアがあり、背景には共感する点も沢山あると思います。そんな素敵な暮らしをお届けしていきます。
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コーディネートを考えるのが楽しくなるクローゼットを目指して
昨年3月に主人の転勤で賃貸アパートから賃貸マンションへ引越した我が家。 今回は寝室のクローゼットについて、新旧の収納の違いを比べながらお話したいと思います。
mariさんの前回までのコラムはこちら
以前のクローゼット
以前住んでいた賃貸アパートは押入れ型のクローゼットで、奥行きがあるタイプ。ハンガーを掛けるバーは自分で取り付けたものでした。
押入れ仕様の奥行きがあるスペースを上手に活用したり、幅に合う棚を置いて収納するようにし空間の無駄を少なくする工夫をしていました。
旧居のクローゼットについてはこちらで詳しくお話しています。
今の住まいのクローゼットづくりスタート
今住んでいる賃貸マンションのクローゼットは、寝室に2つ、子ども部屋に2つあります。寝室のクローゼット2つは夫婦それぞれ専用として使うことにしました。
クローゼットは可動式のハンガーポールが付けられており、奥行きがない一般的なタイプです。
収納アイテム選び。ずっと使っていきたいもの、新たに増やしたもの
新しいクローゼットでは、旧居で使用していた収納グッズと新たに購入したアイテムを使いました。
旧居から使用している収納グッズは4つです。
・衣装ケース:Fitsケース クローゼットワイド(奥行き45cm)
・突っ張り棒
転勤族のため衣装ケースはクローゼットのサイズにも対応できるように、旧居の深い押入れに合わせずあえて奥行きがないタイプの物を使用していました。
バンカーズボックスは丈夫なつくりなので積み重ねても大丈夫。白で揃えれば統一感も生まれスッキリ見せてくれます。
マワハンガーはスタイリッシュな見た目に機能性も抜群。クローゼットの中で衣類が落ちてしまうこともないため、統一して使っています。
突っ張り棒はデッドスペース用に使いました。
クローゼットの収納配置
最初にバンカーズボックスと衣装ケースを配置しました。
バンカーズボックスは最上段に置き、季節家電や季節ごとの雑貨などを入れています。
衣装ケースは下に。中には冬物や夏物、パジャマや下着など、畳んでしまえるものを収納しています。
衣装ケースは縦に4段積み重ねず、空間を上手く活用するため今回は2段重ねて低めに並べました。 左奥の空いたスペースには、スーツケースなど普段使わないものを置いてます。
もともとついていたハンガーポールを使いやすく
今回のクローゼットにもともとついていたハンガーポール。使い勝手を考えて動かしたり工夫したりしました。
◯クローゼット右側
ハンガーポールは左右で高さ調節ができるので、右側のポールは30cm程下げ、あえて段差をつけました。
さらにハンガーポールの上を有効活用するために、棚板をオーダー。 棚板はハンガーポールより横幅を長めに、奥行きは手前のポールに当たらないよう短くしています。
ハンガーポールの上の棚板にはバッグを置きました。上にのせているだけなので、模様替えの際も気軽に移動ができます。
その下のポールにはズボン、マフラーを掛けて。 パンツハンガーで収納すると丈が短くなるので、あえて洋服とズボンの収納を左右で分けたことで、バッグの収納スペースを確保できました。
◯クローゼット左側
クローゼットの左側には突っ張り棒を使って、普段使わないリュックやトートバッグを収納。トートバッグの中には、帽子やマフラーなど季節によって使わない小物類をまとめてます。
左側のポールは高い位置にして、コートやワンピース、スーツなど、丈の長いものを収納。
冬場は嵩張るコートはシーズン終わりに保管してもらえるクリーニングに預け、クローゼットの湿気対策を。
夏場の湿気や暑さは衣類にダメージをあたえがちなので、環境のいい場所で保管してもらい、来年もキレイな状態で着られるように上手く活用するのも一つだと思います。
衣装ケースの上に棚板をプラスして
2段重ねた衣装ケースの上には、バッグ収納と同じように棚板をオーダーしました。こちらは衣装ケースのサイズとピッタリにカットしてもらっています。
プラスチックの衣装ケースは上に物をのせると不安定なので、強度を上げるために棚板を置きました。
棚板の上にはネイルグッズ、アクセサリーなどを。 洋服の近くに置くと、コーディネートを楽しむ余裕も生まれます。 棚板には、冬場は嵩張るニットを平置き収納したりもできます。
寝室のクローゼット、完成!
旧居のクローゼットはたっぷりとした収納が魅力的な反面、深さのある奥行きが使いにくく感じていました。逆に新居のクローゼットは奥行きがなく見渡しやすいのですが、収納量がたっぷりとは言えません。
どちらもそれぞれ悩みがあります。
収納について私が意識していると共通して言えるのは、以下の4点かなと思います。
・空間とデッドスペースを活用する
・分類ごとにしまう
・収納グッズは同じもので揃える
・7割収納ですっきりさせる
サイズが違う新旧のクローゼットですが、買い足したものは棚板のみ。
応用のきくアイテムに統一すれば臨機応変に収納ができ、空いてる空間を有効活用すると収納スペースも広がります。
何がどこにあるのかすぐに分かり、扉を開けた瞬間コーディネートを考えるのが楽しくなるようなクローゼットになったと思います。
引越し前の賃貸アパートのコラムを編集させてもらった時に、次の住まいに備えて奥行きの浅い衣装ケースを使っていると伺って、なんて先まで考えていらっしゃるんだろうと思いました。
「先」はあっという間にやってきて、さすがmariさんと言うしかありません。
ハンガーポールや衣装ケースに合わせた棚板のオーダーはちょっとしたことのようで、使い勝手はもちろん、見た目にも大きく変化しますね。我が家もオーダーしてみたくなりました。
以前のお部屋とは収納スペースの形が変わったにもかかわらず、新たに購入したものが棚板だけだなんてびっくりします。それだけ応用のきく飽きのこないセレクトをされているということですよね。
そして衣類の量の少なさがやはりポイントです。いつも手に取るものって決まっているはずで、ちゃんと必要なものを見極めて数を絞りたいなと思いました。
次回はお子さんスペースの収納についてお話してくださる予定です。まだ構想途中だそうでコラムのお届けは少し先になりそうですが、楽しみにお待ちくださいね。
mariさん、ありがとうございました!
(編集部:kaori)
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